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2016年05月17日10:39

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義援と偽善の間

■「印刷物は必要ないので義援金に」「納期はいつでも結構です」 益城の印刷会社、応援の声受けて営業再開
(ウィズニュース - 05月17日 07:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=3995618


以前は、募金をするという事に積極的ではありませんでした。
でも、東日本大震災を時に、何回か少しばかりの募金をさせてもらいました。
それ以降、その他の事でも、募金をしようと言う気持ちが強くなった気がします。

ただ、東日本大震災と熊本地震は、少し他とは事情が違いました。
被災地に知り合いがいるのです。
幸い、どちらも重大な人的被害はありませんでしたが、物的被害はありました。
そんな時、どうしても一般的な募金をするより、その人たちへの見舞金として送りたい、と思うのです。

募金だと、トム&ジェリーが出来る金額では、「不特定多数の一人」でしかなく、事務的と礼状と領収書が届くだけです。
しかも、お金に色がついているわけではないので、それが何に誰に使われているのか分かりません。更に、当然の流れなのですが、募金を集める団体だって各種運営費用が必要ですので、それに充てられている部分もあります。
もちろん、そう言う組織に対する募金も必要なのは分かります。

ただ、被災した当の本人を知っていると、支援できる金額は出来るだけ被災地もっと言えば被災した知人に届けたいと思うのです。
もちろん、それも悪い事だとは思っていません。

東日本大震災の際にも問題視されましたが、ボランティアや支援が押し付けになり、最悪迷惑にしかなり得ない事もあります。
そう考えると、募金という大きな組織に与した方が・・・という考えもあります。

では、何故知人に直接届けたいと思ったのか。

その知人を助けたいから?
トム&ジェリーが出来る事が、その知人にとってどれだけの助けになっているか。それは復興や再建に役立つという程ではなく、食費や備品等日常消費すら賄えない金額です。それが助けになっているのか、むしろ募金という組織に与した方が、援助金や支援活動という流れの中で役に立つのではないでしょうか。

その知人に感謝されたいため?
否・・・そう思いたいです。感謝されたいためだったら、それは偽善になってしまう。

言ってしまえば「気持ち」なのですが、その「気持ち」とは?と問われると義援と偽善の間と言われても否定できない気がするのです。

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