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2016年04月16日22:58

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オーケンの名曲喫茶〜フライングVの夜 前編

『オーケンの名曲喫茶〜フライングVの夜』を見て来ました。
フォト フォト

実に、大槻ケンヂ氏を生で見たのが15年ぶりくらいって言う。ゲストが橘高氏で、橘高氏もそれくらいぶりだけど。余談だが、橘高氏とチャンス大城氏が一緒に出た音楽ライブがあったのだが、何故それに行かなかったのだ!と今更後悔。何だよ、そのライブ!って今でも思う。(因みに、チャンス大城氏は、プロ並みにギターが上手いのです。本業芸人ですが。)

大槻氏が喉のポリープ手術をするらしく、「元気がない。」と訊いたので、ちょっと心配になってしまい、「心配になったのなら、元気な姿を見て安心すれば良いんじゃない。」と言うワケで、チケット取って、久々に行ったのですが。このライブのチケットって、2分で完売しちゃったんですってね。良く取れたな私・・・。何故、取れた?その代り、「え?!阿佐ヶ谷ロフトって、こんなに人数入りましたっけ?」という見たコトない整理番号の数字が付いてましたが。そして、「おそらく、私が取れたこのチケットがラス1のチケットだったろう。」と思ったら、案の定ビンゴでした。そうだよなぁ〜。
阿佐ヶ谷ロフト。私の中では、永野氏がやっていた、白昼夢のようなライブの会場なんですが。まだ、あまりメジャーじゃない頃の永野氏とシャレオツ芸人のライブをやっていたんだ。
整理番号最後でしたが、椅子に座れて良かったです。まさか休憩なしで3時間やると思ってなかったから・・・。てか、休憩なしで3時間良く喋れるな、2人とも。いやぁ〜、体力あるは。大槻氏「最近、若い女の子と一緒に仕事をするコトが多くて、一緒に写真撮ると、どう見てもおじちゃんなんだよね。」と言っていたが、全然おじいちゃんじゃねえよ!スゲエ体力あるよ。あれだけ喋って2人とも平然としてるもんな。

久々に見た大槻氏と橘高氏でしたが、15年前と何も変わってなかったです。橘高氏は、良く喋る大阪人の兄ちゃんだし、大槻氏は相変わらず、もきゅもきゅ喋る兄ちゃんでした。あと、どうして私は大槻氏の背のデカさをいつも忘れてしまうんだろう。立つとデカくて、「この人、デカっ!」っていつも思う。背の高い印象が何故かない。猫背だからかな?

今回の堪能ポイントは、橘高氏の乙女部分かも知れない。大槻氏も言っていたが、「男性にも女の子の部分がある」ものよな。
あと、橘高氏がどういう風に大槻氏を見てるかが面白かった。そうか。橘高氏にとって、大槻氏はオジー・オズボーンだったんだね(笑)。もきゅもきゅ喋るオジーなのか。

あと、橘高氏の勝手なイメージ(だと思うよ)の、「ベーシストは不細工」に申し訳ないが笑ってしまった。大槻氏が「君、内田をディスってるの?」って言ってた(笑)。必死に「そうじゃなくて!」と訂正していたが。橘高氏のイメージでは、どうやら、ボーカルとギターはイケメンが良いという基準があるっぽかった。ボーカルはその理屈がなんとなく分かるが。フロントマンで目立つからね。ギターは、バンドの花形だからかな?
だから、クイーンのフレディ・マーキュリーがボーカルだって知った時、橘高氏は吃驚したんだって。「え!?バンド内で1番不細工な奴がボーカルなの?ベースじゃないの?」って思ったそうな(笑)。

ライブ自体は、最初は、大槻氏が好きな曲を流して話すという極めてシンプルなライブ内容だったらしいのだが、途中から映像を見せた方が客に伝わりやすくて、お客さんも喜ぶというコトが分かり、映像を流すようになり、その後、ゲストも呼ぶようになったとか。水戸さんが3回くらい来てるらしい。で、映像は面白映像の方が客がウケると分かり、一時、面白映像ばかり流していて、そこで、水戸氏と大槻氏はハタと気が付き、「俺たち笑い乞食になってるよね?笑い乞食になっちゃいけないよね?」と反省したんだそうな。今回、ゲストの橘高氏が大槻氏に「面白くなくて良いんだよね?“のほほん”とは違うよね?」と確認したらしい。んが、この2人が映像にツッコミを入れるモノだから、結果、面白映像化してしまった物が何点か・・・。あれ?マイケル・ジャクソンのビートイットって、恰好良い映像じゃなかったでしたっけ?今回ライブで、映像見ながら死ぬほど笑いましたが・・・・。

音楽にネタバレがあるのかちょっと分からないのですが、ここからチョロっと感想を・・・って、先に結構書いちゃいましたが。自分メモってコトで軽〜く書こうとは思ってる。

『オーケンの名曲喫茶〜フライングVの夜』
会場:阿佐ヶ谷ロフトA
ゲスト:橘高文彦
お品書きってのは特にない。橘高氏が、自分を形成した好きな音楽を流し、それについて2人が喋るという。大槻氏がポリープ手術をひかえている為、あまり喋れないので、身内で喋る人を・・と人選して橘高氏にしたのに、同じ分量くらい喋ってて、橘高氏に「だからポリープになるんだよ!」と怒られていた。

開演前に、若い頃の黒髪橘高氏が映ってた。何でも15年前くらいの映像だったらしい。

大槻氏登場。朗報として、手術後の復帰が早くなるかも知れない・・とのコトだった。大槻氏「唄った方が、早く良くなるかも知れない。でも、ファンからは、『大槻、オマエはワーカーホリックだから、暫く休め』って言われる。でも、仕事しないと、僕、何もするコトがないの。ずっとミヤネ屋見ちゃう。でも、ミヤネ屋3時50分で終わっちゃうの。上沼恵美子の番組観てて、気が付いたらもうミヤネ屋始まってて『始まってるじゃん!』ってなるコトがある。」と。

LADYBABY の『蓮華チャンス』という歌詞を書いた。

このMVが出来たのだが、筋肉少女帯人間椅子の“地獄のアロハ”っぽい部分があると。「YOU TUBEに上がってるから、見たコトある人もいるかな?」と。見ながらそれを検証していく。

因みに、冒頭にラーメンを食べているのはNARASAKI氏だそうです。途中、3人がおじぎするのが、凄く地獄のアロハっぽいと。「違いは、こっちは計算でこうやってるケド、筋肉少女帯人間椅子は、事故でああなっちゃったんですが・・・。」

他、イヤホンズと声優のりっぴーちゃんにも歌詞を書いた。りっぴーの仕事で大槻氏は初めてJ−POPの歌詞を書いたらしい。大槻氏「何で俺にこの仕事が来たのか良く分からないんだけれど・・・。」
イヤホンズの歌は、イヤホンズがいるのに、息継ぎなしで大槻氏がやたら唄う部分が多いらしく、「俺、ポリープだって言ってんのに、NARASAKIがそんな曲を作って来た。」と大槻氏が言っていた。
そして、前述のLADYBABYの歌詞。あちらから「ラーメンに特化した歌を作りたい。」と指示が来たのでラーメンの歌。そして、途中、ラーメン、ソーメン、冷やソーメンという歌詞を書いたら、『今回は、ラーメンに特化したいので、ラーメンに歌詞を変えて貰えませんか?』と言う注文が来たんだそうな。それで一生懸命考えて歌詞を変えて作ったらしいのだが。メールで何回もやりとりして書いたらしいのだが。結果、ソーメンの部分も使われていた。(直した部分も入っていたが) 大槻氏が「はい!ここです!」と解説するので、いちいち面白い。

何故蓮華チャンスというのか?NARASAKI氏が曲デモを作って来た際、仮歌がいい加減な英語で入っていたのだが、サビで♪テイク・ア・チャンス〜と唄っていた。で「ラーメンって言ったら何だろう?蓮華か・・・。」と思って蓮華チャンスになったらしい。大槻氏「橘高君とかに、『歌詞ってどれくらい時間かけて書くの?』って訊かれるですが。『曲は、デモ作ったり録音したり、色々大変なんだよ』って・・・。」

この時点で30分くらい経っていたんだが。(まだゲストもいないのに・・・) ここで、ゲストの橘高氏登場。

橘高氏が「長いよ。」と(^_^;)。で、大槻氏が前述したライブの趣旨を説明。大槻氏「俺があんまり喋れないから、身内で喋る人誰だろう?って思って。で、エディか・・(橘高氏を見て)かな?って。」 橘高氏「え?俺、そんな理由で呼ばれたの!?」
前述通り、橘高氏は、「オモシロ映像じゃなくて良いのね?“のほほん”とは違うのね?」と確認を取ったそうな。橘高氏は、1週間ほど休みでハワイへ行って、その後、大阪で仕事(ライブかな?)があって、明日もライブでその合間にこの仕事が入っていたと。橘高氏「しかも4月15日。こんな大事な日に。今日は、愛犬ココアの誕生日なのに。帰って、ココアをすぐに抱きしめたいのに。」 大槻氏「そんなコト言ったら、おいちゃんは(声マネで)『それなら、俺を抱きしめろ。』って言うよ〜。」 橘高氏「冗談でね。」 大槻氏「エディは本気で(声マネで)『それなら、俺をだきしめろ。』って言うよ〜。」 橘高氏「うん。本気で来られたら、抱かざるをえないよね!」 大槻氏、この発言に「え〜」って顔したまま3秒くらいフリーズする(私、大爆笑)。橘高氏がゲストなので、今日は、名曲貴族になりますと。

橘高氏を作った音楽が分かる(?)ヒストリースタート。私、見るまで、ずっとメタルだったらどうしよう?と思ったら、そんなコトはなかった(^_^;)。そうか、子供の頃からメタラーじゃないのか。

最初は、ビートルズ。イエスタデーを選曲していた。橘高氏が「俺がビートルズって意外って思うでしょ?」と客席に。何でも、橘高氏の家にはアコギがあって、誰が買ったか分からない洋楽のレコードが何枚かあったらしい。あったレコードの半分はクラシックだったそうなのだが、その中に洋楽もあった。橘高氏曰く「兄が買ったんじゃないか?」とのコト。大槻氏「お兄さん元気?マサヒコ君。」と、どうでも良い話をふる(笑)。大槻氏の実家にも、誰が買ったか分からない洋楽のレコードがあった。ギターもあったらしい。大槻氏は「叔父さんが持って来たのかな?」と。
橘高氏は家にギターがあったおかげで、今のギタリストの自分がいるらしい。
小4くらいでイエスタデーを聴いた少年橘高は、いたく感動したと。大槻氏「子供でイエスタデーで感動するなんて、早熟だったんだね。」
ビートルズには、ポール派とジョン派がいる。クラスでも2分されて結構議論になると。橘高氏「大槻はどっち?」 大槻氏「う〜ん・・・。それで言ったら、俺は、ジョージなの。」 橘高氏「あぁ。そういう奴もいるね。」 大槻氏「でも、さっきの2択だったら、ジョン派。文学系ね。」

外国人のミュージシャンとプロレスラーは、かいがいしいからと、日本人の奥さんをもらうコトが多いらしい。何でも、橘高氏のクラス(だったかな?)に小野さんという人がいて、その人は、オノ・ヨーコさんの親戚だったとか。その関係で、ジョンはツアーでも何でもない時に良く日本に来ていたと。「今、ジョンいるよ。」と橘高氏に教えてくれたそうな。他のミュージシャンも「何でここにいるの?!」って言う時は、そんな事情があるから・・とのコト(嫁の里帰りに付いて来たってコトだね)

次が西城秀樹の 傷だらけのローラ。橘高氏曰く、冒頭のギターが凄いロックだ・・と。秀樹がロン毛を振り乱して歌い上げるのもロックを感じると。VTRを見る。2人が「恰好良いね〜」って言っていた。大槻氏「秀樹は最後、ローラ、ローラ、ローラ〜って3回言うんだよね。当時、ローラって誰だよ?って思わなかった?」と。

で、ここでレアVTR。音楽番組で、橘高氏と秀樹と、MALICE MIZERのGACKTが傷だらけのローラを、橘高氏のアレンジで唄う(ギターは橘高氏)というものがあった。その時のVTRを見る。
このVが、レアで凄い仕上がりで、大槻氏「コレ、オモシロビデオじゃん!お笑い乞食になってるじゃん!」と。まず、GACKTと秀樹と橘高氏の並びが凄い。GACKTと秀樹が♪ローラ〜と歌い上げる横で、クルクル回りながらギターを弾く、王子橘高(笑)。橘高氏「この後、俺、この2人を割って入ってくるから。」(本当にそうだった!秀樹とGACKTの間から割って入って来るギター王子) 客席爆笑&喝采。そして、やはり、最後のローラー〜は3回言っていた。最後、演出でスモークが焚かれると、大槻氏「このスモークの後ろから内田が出て来るとか、そういう演出ないの?」(私、爆笑) そして、大槻氏「俺も、これやりたい!相手誰にしよう?ケラさんで良いか?で、橘高のポジションが内田で・・・」 橘高氏「それ、空バカ(空手バカボン)じゃん!」(私、笑い過ぎて、窒息しかける) 大槻氏、内田には当てぶりをしてもらって、オケは橘高氏から借りるらしい。大槻氏「ケラさんもウケが欲しくて“♪ローラー〜”って3回言うかも。」 ここでは爆笑だったが。なんと、秀樹氏がこのアレンジを気に入り、1997年の紅白で秀樹氏は、このアレンジのオケで傷だらけのローラを唄ったんだそうな。(スゲエ〜) 橘高氏「うちで紅白見てたのね。うちの城で。」 大槻氏「お城で紅白・・・。庶民的な王子なんだね。」 橘高氏「そしたら、俺のギターみたいなのが聴こえてきて『アレ?俺みたいなのいる』って思って。だから、俺、紅白出たコトあるの。オケで。」

冒頭のアレンジが泣かせの橘高節なのだが、橘高氏曰く「俺の耳には、さっきの傷だらけのローラのギターの部分は、こう聴こえてたってコトね。」と。 

西城秀樹こぼれ話。大槻氏は先日ROOTS66というイベントに出た。1966年生まれのアーティストが集まったイベント。そこで西城秀樹のYMCAを唄ったのだが、秀樹の歌では、皆秀樹のモノマネをし出したと。元イエモンの吉井氏が1番似ていて上手かったらしいのだが。大槻氏「吉井君があんなに上手いって知らなくて、僕一緒に♪ヤングマン〜って唄っちゃったの。マズイって思って。楽屋で『さっきは邪魔してごめんね。』って謝った。」 他、スカパラの谷中氏は昭和のスターみたいだったと。YMCMをムチャブリで皆させられて、谷中氏もやったのだが、(凄くオーバーアクトに)「Y、Mって、凄いの。」 大槻氏曰く「男前が素直に育つと、ああいう人になるのだろう。」と。腰の位置が凄く高い所にあったらしく、それも驚いたらしい。あと、プリケツ7だった・・と大槻氏。大槻氏が谷中氏のコトをずっと「リアル阿部寛」と呼んでいたのが可笑しかった。阿部寛は、既にリアルに存在するのにね!
あと、渡辺美里さんは、姐御という感じで、大槻氏は打ち上げの時、「すいません・・・」みたいな感じで、美里さんの横に座っていたのだが、美里さんは「気を遣わなくて良いのよ大槻君、同い年なんだから。」と泰然としていたと。橘高氏「それが美里さんのマイ・レボリューションなんだろうね。」 味園ユニバースで打ち上げをしたらしい。その打ち上げの時も昭和のスターのようなポージングで、谷中氏はお酒を飲んでいたそうな。

次が、KISS。まだ小学生だった橘高少年は、KISSのライブに行きたかったのに行けなくて、大変悔しい思いをしたと。中学2年になった時、KISSが来日するコトになった。「今度は絶対行く!」と思ったが、東京公演しかなく、橘高氏「流石に中2じゃ、まだ、東京へコンサートを見に行くって言う発想はなかったの。」 この思いがあるから、筋少は、東京以外の地方でも公演をしたい!という思いが橘高氏にはあるそうな。「色々なところでやれば、1番近いところでやった時に行けるでしょ?」 結果、橘高氏が初めてKISSを見たのはそれから7年後(かな?)で、もう、白塗りメイクはしてないスッピンのKISSだったが、それでも、橘高氏は見られて感動で泣いたそうな。その時KISSのメンバーが弾いていたのが、フライングV!本当は、フライングVが欲しかったけれど、高くてちょっと怖かったので、もう1人が持ってるレスポール・・も本物は高いので、レスポールの写し(かな?)のギターを購入したそうな。
で、ここからガンガン色んな曲を弾くようになったと。ギターが出来るようになると、難しい曲が弾きたくなってくるんだそうな。

KISSで、ロックバンドのパフォーマンスというものを学んだそうな。KISSには様式美があると。楽器を壊すのも、KISSは必ずやる。この様式美があって、様式美の部分は、筋少にも受け継がれているんだって。筋少のお約束部分は、KISSからのインスパイアらしい。

で、少し大人になると、もっと玄人好みになる。当時、KISS、クイーン、エアロスミスというバンドが人気だったが、当時の橘高氏は、エアロスミスのような泣かせのロックっぽいのは好みじゃなかったので(今は好きだそうです)、チープトリックが好きになった。
女の子は、KISSではなく、ここにベイシティボーイズが入るなんだそうな。アイドル的イケメングループね。チープトリックで、ギターのイケメンさに憧れたらしい。コメディっぽい2人と、イケメンの2人がいて、裏表で、イケメンヴァージョンのジャケットと、三枚目ヴァージョンのジャケットになっていたのも面白かったと。大槻氏が「そういうコトをしたら、三枚目の方は怒らないのかな?」と言っていたが、まとめ役だったのが三枚目の人だったから大丈夫だったのだろうと。流石にイケメンが「俺がジャケットの表面やるからオマエら裏面な。」と言ったらバンド内で揉めると。

この後、クイーンが来るのかな?クイーンの衝撃は、1番の美形がドラムで1番の不細工がヴォーカルだったコト。橘高氏「だから最初見た時、フレディはベースだと思ったの。不細工だから。」 大槻氏「君は内田をディスってるの?」 橘高氏「そうじゃなくて!」 でも、その不細工を補ってあまりあるパフォーマンススと歌声で魅了したフレディは凄いと。
VTRを見て。途中、オペラっぽくなるところとか、衝撃だったと。大槻氏「でも、最初は、あんなマッチョな変な感じじゃなかったよね?」 いくらフレディでも、あの、白黒の全身タイツはどうなんだ?と。大槻氏「だって、白黒のまだらの全身タイツで、女の人の上をごろごろ転がる映像とかあるんだよ?」 橘高氏「あれは、色んな映画のパロディなんだよ。」(フレディの牛がらは、多分、ニジンスキーの牧神の午後のイメージだよ。) 橘高氏は、パフォーマンスをここで学ぶも、「僕は、ファッションセンスはダサくないケド!」と言い張っていた(笑)。でも、大槻氏曰く「アナタ、ギターも水玉、全身水玉で、あの・・・画家のおばあちゃん・・・(客席から「草間彌生!」)・・草間彌生みたいな時あったじゃない。あれはどうなの?」と(^_^;)。
大槻氏「フレディはまだいいケド、ジョン・ディーコン(かな?)が半ズボンとか履きだしたのが分からない。そんなキャラの人じゃなかったよね?」と。クイーンが好きだと言う人に、「あの半ズボンはありなのか?」と訊くが、「あれだけは、良く分からない。」と皆答えるよ・・と。
フレディは、出っ歯で、それを本人も気にしていたが治さなかった。治したら、自分の声がなくなると思ったから・・・らしい。大槻氏「確かに、そう考える人もいるね。」

ここでだったかな。凄く音を重ねてるという話を橘高氏がしていた。橘高氏も音を凄く重ねて録音する手法を取るのだが、自分が子供の頃聴いていて、ヘッドフォンで聴いたら「あ、ここにも違う音があった!」と思って、凄くお得感があったから、自分も何重にも音を重ねて録音する方法を取ってるらしい。大槻氏「聴くやつによって、聴こえる音が違ったりするよね。」 橘高氏「うん。だから、本当は筋少の歌はヘッドフォンで聴いて欲しいの。こう、タララララって曲があるとするでしょ?タ、ラ、ラ、ラ、ラって、全部別に録って合わせてたりするから。」

橘高氏は、その後、自分は、「雲がかかってて、それがハパァっと晴れて青空が見えて、向こうにお城が見えてるような・・・そんな音のバンドが好き。」と認識する。ただ明るいだけじゃない、その音楽は、どうやら、ヨーロッパ系のロックらしいと気づき、Britishロックを聴くようになる。

読む雑誌も、大人向けのロック雑誌になるのだが。大槻氏「あ〜、ここで別れちゃった〜。俺、ここから、ムーとか、宝島に行っちゃったから。」 橘高氏「その2人が何処かで合流する・・・」 大槻氏「しない、しない。」

以下、後編に続きます。後編はこちら↓
http://mixi.jp/home.pl?from=global#!/diary/429476/1951995778 
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