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2016年03月25日22:17

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私、バカよね〜歌謡曲84〜昭和50年特集〜あの日にかえりたい

〜とんでけとんでけ悲しみなんか〜

昭和の各年について
その年に流行った歌謡曲を紹介するテーマ。
しかし、その年に活躍した歌手歌謡大賞受賞曲、新人賞のことは、
すでに日記に書いているので、ややマイナーになるかも知れないが、
その他、想い出に残っている歌手、楽曲をアップしたい。

手(パー)昭和50年、区切りが良い年だが、この年、私は高校を卒業。
以前から数度日記にも書いているが、卒業後の5月〜翌S51年の11月まで、
私はあることを目指し家を出た。そしてテレビが見られない環境下にあった。
従って、この期間は歌謡曲には疎いのだ(プロレスも見ていない)。

ということで、S50年とS51年を2年続けて書こうと思ったが、
書いているうちに50年だけで埋まった。

まず、この年のレコード売り上げトップ5は、
1位、「昭和枯れすゝき」さくらと一郎、100万枚(S49年7月リリース)
2位、「シクラメンのかほり」布施明88万枚
3位、「想い出まくら」小坂恭子79万枚
4位、「時の過ぎゆくままに」沢田研二79万枚
5位、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」

資料によっては、1位と2位が逆なものもあるが、
「昭和枯れすゝき」はノーコメント(^^:

2位の「シクラメンのかほり」は、この年のレコード大賞、
日本歌謡大賞等、賞を総なめ。

私は、布施明は「霧の摩周湖(S41年)頃からのファンである。
歌唱力は抜群だが、レコード歌手として、後輩のジュリー、五木ひろし、
森進一らの後塵を拝していたが、この年、見事に開花させた。

2月頃、この「シクラメン」とジュリーの「巴里にひとり」
そして、野口五郎の「私鉄沿線」それぞれが新曲だったが、
テレビで聴いた。みな古風な歌詞で名曲だと感じた。

るんるんあと、同じ頃、「3時のワイドショー」的な番組で
キャンディーズを見た記憶がある。
それまでこのグループはせいぜい、名前を聞いたことがあった程度。
そこで「年下の男の子」を聞いたのかな?
作詞:千家和也 作曲・穂口雄右、2月21日

キャンディーズ初のヒットとなり、オリコンチャートトップ10に初めてランクインした。

私にすれば、その後、キャンディーズは
知らないうちにトップアイドルになって、
やっと落ち着いて歌謡曲が聴けるようなって、
ミキ、ラン、スーの区別がついた頃(昭和52年夏)、
引退を発表したグループだ。あまり思い入れはない。

目前述の「シクラメンのかほり」の作詞・作曲者の
小椋佳が注目された。
その他、井上陽水、そしてユーミンが大きくクローズアップされた年で
私は、主に、こういうフォークを聞いていた。

るんるん「あの日にかえりたい」10月5日リリース、初のオリコン1位


この春に聞いた曲で、妙に耳に残っていたフレーズがあった。
女性ボーカルで「とんでけとんでけ」というもの。
検索したら、

るんるんダ・カーポの「バスが坂道を下りてくる」だった。
作詞:武田 全弘・久保田 広子、作曲:榊原 政敏3月.10日

前年、「結婚するって本当ですか?」でヒットを飛ばした男女デュエット。
フォト
なんかチェリッシュの二番煎じという気がした。

ムードあと、甲斐バンドのデビュー2曲目「裏切りの街角」
これなんか6月5日リリースで家を出た後、落ち着いて
音楽なんか聞ける環境ではなかったのだが、どこかで耳に入ったんだな。


♪しとしとさみだーれ♪の部分がちょっと甘ったるい声(やや耳障り)
だったので、印象に残っている。
53年暮れに「HERO(ヒーローになる時、それは今)まで名前を忘れていた。

ムードレコード大賞最優秀新人賞は、細川たかし「心のこり」

アイドルではなく大人の演歌。当初、題名は歌い出しの「私バカよね」
で進んでいたが、それではあまりに気の毒なので、「心のこり」になったとか。

当時、小学校で、児童が「私バカよね〜」と歌うのが流行ったと聞いた。
男性歌手が女性の立場で「私はバカ、泣く、別れる」
という田嶋陽子女史が毛嫌いするような歌詞。
私も好きではないなぁ。少なくとも当時は。

細川たかし、、レコード大賞グランプリを
連続して獲得する歌手は誰になるのだろう?
という議論が度々持ち上がったが、まさか彼になるとは
誰も予想していなかっただろう。

手(パー)その細川と新人賞を争ったのが岩崎宏美。
彼女も仄聞するところでは、成城学園出身とか(小学校〜高校一年まで)
成城学園のお嬢様が歌手になったのか!?と思った。
顔はあまり可愛くないが、(^^:、歌は上手い。天は二物を与えずだな、と痛感した。
逆のパターンが岡田奈々。

乙女座シンシアは「人恋しくて」で
レコード大賞の歌唱賞を受賞。
昭和46年の新人賞以来のタイトルだ。
47〜49年まで、歌唱賞、大衆賞とも無縁。
「3人娘」として、小柳ルミ子、天地真理に水を空けられていた。

しかし、この「人恋しくて」、私はシンシアのシングル曲では一番嫌い!
ベスト盤を聞く時、この曲は飛ばす!

でも、シンシアはとにかく、この曲で賞を取り
(オリコンでも久々にトップ10入り)、
ややもすると、ヤングアイドル(山口百恵、桜田淳子)の台頭に
押され気味だったのが存在感を示した。
その点、シンシアと同期のスーパーアイドルの凋落が伝えられた。
昭和50年は紅白落選。

るんるんこの曲もなぜか記憶に残っている。
「想い出まくら」小坂恭子、作詞、作曲も
フォト


小坂恭子って、2年位前に「あなた」を歌った女性歌手だっけ?
それは小坂明子。
この人も一発屋に終わってしまったようだ。



手(パー)というところで、今日はこのニュースが入った。

位置情報漫画家・小山田いくさん亡くなる 代表作に出身地・長野県小諸市
を舞台にした「すくらっぷ・ブック」など
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3915208

ハッキリ言って、彼の漫画は、少年チャピオンでちょっと見かけ、
可愛い絵を描く人だと感じたが、もう彼が連載をもった昭和55年は
少年雑誌から心が離れていた。

もとい、小山田いくは私と同学年。
経歴を見ると長野の工業高校卒とある。
昭和50年に彼も高校を卒業して、漫画家を目指したんだろうな。
分野は違うが、私と同じ昭和50年の春を迎えたわけだ。






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