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2016年01月19日12:09

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皇帝ラインハルト曰く、「国民が求めるのは公平な税と公正な裁判」

■「家族も参加する大運動会」「新人が社員旅行を企画」 日経ビジネスの「やる気向上」特集にネット民「まるで罰ゲームだ」
(キャリコネ - 01月18日 17:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3809159

これを敷衍するなら、「公平な待遇と公正な
給与」この二つを社員は求める、となるか。

でもこれ、頑として云いたく無いんだよね。

だからこんな頓珍漢処か、今を昭和40年代と
勘違いしているとしか思えない馬鹿な
記事が出る。

本当に云うべき事を云わないからだ。

前世紀と今世紀(昭和と平成、でもいい)では
社員と会社の距離は、残念ながら変化が
ある。その変化の過程で喪われていったのが、
大運動会だの社員旅行だの誕生会だの、
だった。
人が資産で、社員が家族という幸福な
「幻想」だ(無論、淘汰されるには
理由があり、その理由を全面的に
自分は支持する)。

しかし、その「幻想」は支持された。
何故か?

待遇が、給与がそれを裏打ちしたからだ。

滅私奉公、会社あっての自分、という
洗脳もいい処な思想にも、見返りが
あった。

「だからこそ」なのである。

だが今は違う。

このような計画は、「それなのに」なのだ。
当の社員にとっては。

いつリストラの憂き目に遭うか、
何処まで今のままの給与なのか、
内部留保が還元される日は来るのか、
ただ押し黙って怯える者たちにとって、
無意味以下なのは、この点に自明だ。

無気力な社員にモチベーション(しかし、
この誤訳としか思えない使い方はいつまで
続くのだろうか?)を上げるのは確かに
大事。

だが、忘れてはいけないのは、
同じように雇う側にも求められ、
測られる事はある、という事だ。

そして、それこそがカイザーの仰る
「公平と公正」なのだろう(一応付言して
おくが、これは同一賃金同一労働とかいう
腐れ共産主義では無い)。

そこから目を背ける限り、このような
愚劣で阿呆な記事は出続けるだろうがね。


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