mixiユーザー(id:8306745)

2016年01月05日21:33

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仮面ライダー555鑑賞中。

最近、本の読後は読書メーター、特撮他映像関連はfacebook、
喧嘩はtwitter(笑)、それ以外の諸々がmixi日記と
徒然書く対象を分けて来たのだが(色々と実験中)、
何せ綴っている人間がちゃらんぽらんなので、
こちらに興が乗った為書く事とする。

いいの、ここは俺の庭だから。

さて、仮面ライダー555。

いやはや、面白い。

矢張り、個人的には昭和ライダー世代であり
平成ライダーには通り一辺倒の「どうせ主婦層狙いの
イケメン押しでしょ?」とか「ライダー同士闘うだぁ?
本郷にドヤされっぞ(後に見事に本郷先輩もそのライダー
同士の争いに参戦なさいましたが(笑))」とか
「バイクにあんま乗らないんでしょ?改造もされないんでしょ?
仮面ライダーすら名乗らないんでしょ?」とか云う
偏見を持っていた訳ですよ(そして、それは当たってもいる)。

だが、『カブト』を通して見てみて「どうしてなかなか」と
思い(シナリオは酷いもんだったが)、『剣』の
中盤からの怒濤の展開に圧倒され、ラストの主人公の
選択の余りのハードさに涙、で『W』で「昭和ライダーより
面白ぇ!」とダダ嵌りした訳ですが。

安値で投げ売りされていた『555』のDVDを
ほぼ全作拾い、一気見であまりの凄さにヤラれっぱなしの
体たらくで御座います。

いやぁ、実にハード、実に残酷、実にえげつない。

これを日曜八時に幼気な幼児児童に見せていたのかと
思うと、実に痛快ですな。

平成第一期ライダーは文字情報でしか知らない為、
「殺伐としている」「結構エグい」「展開がキツい」という事を
世評で云われているのは知っておりましたが、いやはや
ここまでとは。

そして、「ここまでやってしまったから」
今の平成ライダーがキツい縛りを科せられてしまったのか、
と思うとまた玄妙な気分になります。

「主人公は乾巧(半田健人)ではなく、三本のベルト」と
云われている通り、次々と所有者が入れ替わり、
争奪戦が繰り広げられつつも徐々に深まる謎、
それぞれの人物の意外なバックボーン、正体・・・
全てが見事な計算の元配置されているのには、正に感服。

まだ中盤ですが(第28話まで鑑賞)、続きが気になって
仕事が手に付かない(それってどうよ?)なんて
久しぶりだもんねぇ。

ああ、正月休み中に全部見ておけば良かった!と
思いつつも、一気見で消化しちゃうよりは
先の展開に気を揉みながら見る方が、『555』の
鑑賞法としては正しいかな、と。

楽しんでいきましょう。


最後に、どうでもいい蛇足。

「三本のベルトが主人公」と書いたが、
所有者が入れ替わりまくる為、この作品は
仮面ライダーとしては異色なくらい、
ベルトが外れる。
変身が解けて地面に転がっただけで外れちゃう。
『クウガ』までは外付けではなかった為、
外れるなんて事は絶対無かったし、それ以外の
装着しているだけの他の平成ライダー達も
ベルトが外れた、というシーンは記憶に無い。

『555』の三本のベルトは誰が何の為に作ったのかは
作中今もって謎だが、そいつがもう少しベルトの
取り付けパーツを頑丈に作っていれば、このお話は
三分の一くらいの分量で済んだのではないか、と
思わざるを得ない。


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