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2015年11月23日17:46

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たいしたことは何もない

 この三連休は、またカミさんの実家の熱海で過ごす。海に突き出た温泉に入り、ビールと刺身のまったりとした日々。裏山でミカン狩りしたり。

 なんか最近の民放の特にドラマ、以前に増してCMが多過ぎね?ドラマの部分とCMがほぼ同じ時間になっちゃってる気がする。そこがウザくて、まず見なくなってしまった。で、ここの所唯一見てるのがNHKでやってる宮部みゆき原作の「日暮らし」。CMは入らないし、原作にほぼ忠実にドラマ化してくれているので、安心して見ることができる。宮部みゆき原作なだけに、やはりいいセリフが多い。

 チェッと舌打ちが出た。あんな女にすいすい世渡りさせるとは、お天道様も寝ぼけていやがるぜ。

 なんてね。

 ビートルズの「1」、DVDを購入。動くビートルズを高画質で鑑賞。僕がリアルタイムできいていたのはレッド・ツェッペリンやクイーン、もう少し後になってポリスやU2で、ビートルズは完全に後追い世代だから、それほどの思い入れはないんだけれど、それでもビートルズの偉大さは認識大。

 見てて思ったのは、モノクロのころのビートルズは間違いなくジョン・レノンがリーダーとして引っ張っていたんだなと。それがカラーになったあたり、特にオノ・ヨーコ登場以後のビートルズの分裂ぶりがもう画面からもありありと伝わってきて、最後の2曲(「LET IT BE」「THE LONG AND WINDING ROAD」)なんか、ポールとバックバンドみたいに映っちゃってる。若かりし頃のオノ・ヨーコ女史の美しさには改めて感服するものの、ありゃあ当時のビートルズファンにしてみればやはり恨まれて仕方がないとは思ってしまった。

 リンゴのハイ・ハットを上からではなく横からはたく独特のドラミングとか、もう少しちゃんと映してほしかったとは思うジョージのギター・テクニックの巧さとか、ただプロモーションビデオを並べただけの構成だけど、見どころ多いDVDではありました。

 マイナンバー通知書が届く。

 うちの会社なんかマイナンバー対策のために事務の女性を増やして、事務所で机に座ってる人間ばかりが増えて、肝心の現場はいつまでたっても人不足。これはもう本末転倒の様だと思うけどな。

 実家のばーさんに、これは大事なものだからテーブルに出しっぱなしにしてないで、とりあえず金庫にしまっとけと言ってあるんだが。完全にネット社会であることを前提に、机に座ってるセンター試験ではさぞいい点とっただろう官僚連中が、国民の管理をしやすくするためだけに作った制度。うちのばーさんみたいな、日本中に何万人もいる家にパソコンの一台もない年寄り連中なんか、もう騙されるだけ騙されてちょうだいってオオカミの群れに羊を放り出してるようなもんじゃん。そこら辺の管理だけは自己責任でってのは、無責任にもほどがあるだろ。

 こんな冷たいお天道様じゃ、この国も立ち行くわけねえな。

 今週の映画は「舞妓はレディ」を(監督:周防正行/出演:上白石萌音、長谷川博己、富司純子)を観ました。舞妓がひとりしかいなくなってしまった京都の小さな花街・下八軒の老舗お茶屋に、どうしても舞妓になりたいという少女・春子が現れる。最初は断られた春子だが、そこに居合わせた語学学者の「センセ」こと京野が、鹿児島弁と津軽弁の混ざった春子に興味を示し…。

 オジサンなら誰しも応援したくなるヒロインの起用が全て。これが今が旬の有村架純とか桐谷美玲だったら本当にどうしようもない映画ということになったろうな。ヒロインの成長の物語と見ればいい部分もあるのだが、やはりミュージカルの部分が違和感ありすぎて、僕にはダメでした。



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