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2015年10月18日19:13

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レッスンゴレライ

弦楽器店が講師を招聘し、場所も提供するレッスン企画が時折あるが、これを受講した。

何年か前、銀座山野楽器主催の時は芸大出身の先生にみて貰ったが、今回はブラッシュアップ。在京オケの元コンマスにして現在は演奏の傍ら教授活動も活発な、M先生その人である、ええぃ!頭が高い〜ひかえおろう!(笑)。アマオケ3団体から頂いたトラ代をレッスン時間である50分間に注ぎ込んだ訳だが、正しい使い方だと自負している。

先生の前で弾くのは実は2回目。前回は4月の某アマオケの入団審査の時。審査席に居られたのは間違いないが緊張でボーッとしており正しくは覚えていない。運良く入れて貰ったのだが先生方(無記名)から頂いた批評は手厳しかった。「焦らないこと。もっと丁寧に」は深〜く納得出来るが、「もっと音色を大事に」「様式感を打ち出す様に」とのご指摘には「あのー、それをやるにはどうやって…?」と聞き返したくなる。それを確認するには最適な方の1人なのである。

所謂「一見さん」であるにも関わらず丁寧にご指導頂き、自分では気付かない癖(悪い方の)や、もっと良くなる為に先ずやるべき事をご教授頂いた。悲しい程に「基本的な事が全く出来ていない」事が分かり、ガーデンプレイスのビアレストランで1人お疲れ様のランチをしたのだが、自然に杯が重なった。それでも今後に活かして行くしかあるまい。

王子ホールに移動し、都響のK先生のリサイタルを聴いた。先生の愛器ベルゴンツィが唄っていた。ブラームスの3番のソナタ、第2楽章には先生の集大成が見えた。そろそろご定年も近い筈である。

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