先日、出張帰りに香港迷(香港マニア)の間で噂の贊記茶餐廳に行ってきた。
■場所は東京飯田橋。
JR中央線飯田橋駅の東口を出たら右側に進み、目白通りを渡って細い道に入ると、
■左手に贊記茶餐廳はある。
噂では行列ができることもあるとのことだが、
■お客さんは誰もいなかった。
金曜日の18時前という時間だったからか?
他のお客さんは、後から、香港人のお姉ちゃんが一人入ってきただけだ。
店員に香港小姐がいるということだったが、まっきーが行ったときにはモヒカンカットの兄ちゃんが一人だけで店をやっていた。モヒカンカットではなくて、ここは宮川大輔風にしてほしいとこだ。
店内は小奇麗で、香港の茶餐廳のゴチャゴチャ感はない。広東語のラジオ?が流れている。壁にはピークからの写真が。
■メニューは香港同様、テーブルの下にはさまっている。
茶餐廳にしては、いささか寂しいメニュー数であるが、これはいたしかないか。
でも、東京で飲み物が280円って、これでやっていけるのであろうか?
■セットメニュー。
沙嗲牛肉麵の下に書かれた日本語のメニュー名が、「サテソース味の牛肉麺」でなくて、「さて あうよ みん」であるところに非常に好感が持てる。香港迷でない一般人には、なんのこっちゃわからんだろうが。
■壁に貼られたメニュー。
商品名はいいとして、下になんか変な文字が書かれているのに気がついた人もいることかと思う。(頼むから気づいてくれ・涙)
まあ、メニューの下に書かれているので、値段をあらわす数字だと想像はつくでしょう。でも、いったいなんと書かれているのか?
これは「花碼」と呼ばれる数字で、昔、中国江南地方の蘇州で生まれたとされる数字なのである。中国で商業用として使われていたが、現在では香港とマカオでしか使われていないそうだ。
〡 1
〢 2
〣 3
〤 4
〥 5
〦 6
〧 7
〨 8
〩 9
Unicodeに制定されているので、こんな風にパソコンでも使える。
蛋撻の「〡〥〇」を上の表に当てはめると、150円ってことになる。
ただ、できることなら貼紙でなく、黒板にチョークで書いて欲しいものである。
前置きが長くなったが、注文。
「どん ないちゃ。」
「 凍奶茶。」
「ほうといだんさんまんじ。」
「火腿蛋三文治。」
「ぼうろうやう。」
「菠蘿油。」
■まずは凍奶茶がでてきた。
うん、凍奶茶だ・笑
■火腿蛋三文治。
ハムはプレスハムではなくて、ロースハムを使っている。日本ではプレスハムを探すのが大変だからね。
■菠蘿油。
菠蘿油は、しっかりと温められてでてきた。
香港の翠華餐廳より、ここのほうがうまいかもしれない。
■伝票。
ザラ紙に数字だけ書かれた伝票ではない・笑
マイタンは870円であった。
ついでがあったら、また来てもいいけど、この店に行くために東京へ行くんだったら、香港に行きます。ハイ・笑
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