25年目の「Show The Flag！」。

『花とゆめ』名作マンガランキング！　3位『ガラスの仮面』、2位は『花ざかりの君たちへ』、1位は？
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=60&from=diary&id=3583400

なんじゃこのランキングは、全く承服出来ん！
なんておっちゃんぶんむくれていたら、
「有効回答数170件（22歳〜34歳の働く女性）」なんて
最後の最後に書いてあったので、なら仕方ないかな、と
思ったり思わなかったり（思わないのかよ）。

ま、無論『パタリロ！』も『ぼく球』も『動物のお医者さん』も
大好きなんだが、どうも自分のストライクゾーンとは違うなぁと
思わざるを得ない。

何で『OZ』が無いのか、
何で『エイリアン通り』が無いのか、
何で『キス』が無いのか、『不協和音ラプソディ』が無いのか、
『日出処の天子』は！？『摩利と新吾』は！！？？

などとエキサイトしまくっていたら、
何と上記作品は全て調べたら『花ゆめ』ではなくて
「LaLa』掲載作だと云う事が判明。

・・・そりゃあこのランキングには入らんわな、
こちらがそそっかしかった、申し訳ない。

いやだがしかし、どうせなら「白泉社コミックス」って
縛りでランキング作って欲しかったなぁ、などと
愚痴を云いたくもなってしまった。

・・・そうしても、恐らくランキングは大して
変わらない事だろうしね。

ま、自分が『花ゆめ』派だとずっと思っていたが（マーガレット派とか
りぼん派ではなく、くらいの意味）、実はハードコアな『LaLa』派だと
云う事が分かったのは新鮮な驚きでありました。

15歳から20歳くらいまでを、これらの作品と過ごしたのだから、
その影響力が甚大なのは当たり前か。

これから人に「少女漫画雑誌では何が一番好き？」なんて
設問をされたら、すらりと答えが出せるようになったわ
（恐らく一生されません）。


最後にどうでもいい蛇足。

『ガラスの仮面』も無論大好きなんだが、
結局、あの作品の今の体たらく及び弱点の
原因って。

『紅天女』が箸にも棒にも掛からないくらい詰まらない
お芝居だからだと思うの。

「絵にも描けない美しさ」くらいでお茶を濁しておけば、
不滅の傑作になったろうに、と惜しんでしまうのだが
未だにそれと格闘を続けている美内すずえの作家根性には
素直に敬意を捧げたい。

つまんないけどね（笑）。