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2015年08月21日07:31

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座薬

【↑家には常に常備】

コバ・ジュンです。

前にも書いた気がしますが再度。

ボクは座薬が好きです。

誤解されると困りますが、好きなのには当然理由があって、痛み止めの座薬で「ボルタレン」ってぇのがありまして、これがべらぼうに効果アリ、効くのです。故に、なのです。

知り合いが現在扁桃腺炎で入院しており(手術は無事成功したようです)、かくいうボクも過去に同じ病を患い入院、そして手術というまったく同様の過程を通ったので、当時を思い出したのです。

全身麻酔が完全に切れてきた夜中、あまりの喉の痛みにベッドの上でのたうちまわりました。そりゃそうです。身体の一部分を切り取ってんですからそれを縫ってんですから。
で、ツバも飲み込めない飲み込むとこれがまた痛い。仕方なしにティッシュでそれを吸い取るのですが、もうそういう動きすら辛い。確か姉が一晩連れ添ってくれた気もしますが、あの苦しさはとても一人では耐えきれないものでしたね、ええ。

次の日になっても痛みは収まらず、たまらなくナースコール。
「いはぁいへぇす」
と言ったかどうかは忘れましたが、来てくれた看護婦さんはおもむろにボクのパジャマとパンツを下ろし、

「ずぼー」

と何かをお尻に挿入あそばされました。

「指!?」

ではなくて、それが座薬。人生初の座薬体験でした。

その後はなんだかホアンホアンとした気持ちになり、気づけば痛みも収まり、翌日からはあまりの病院食の貧相さ(だって障子のノリみてぇなお粥なんだもの)に呆れ、隠れて売店でカツサンドを買ってパクつくくらいまでにはなりました。

で、クセになったのか、それほど痛くなくても

「すみません、痛いです。座薬を入れてください。さあ早く(ハッキリとした口調で)」

とナースコールし、またも

「ずぶりゅう」

と入れてもらうのでありました。

確か退院する前日まで続けたような。


それから数年。以前から不安の種であった腰の椎間板ヘルニアを再度やってしまい、入院までにはならなかったものの、しばらく通院することになりました。

「痛み止め出しときますね」という先生に、

「なんとしても座薬でお願いします!」

と高らかに宣言したのは言うまでもありません。


ではまた。



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