執行バレエスクール発表会/映画《HERO》

今日2日は毎夏恒例の執行（しぎょう）バレエスクールの発表会を中野サンプラザホールに観に行った。

今年の作品は小品集と《ジゼル》全２幕だった。　《ジゼル》全幕は私が執行バレエスクール在籍時代にもやったことがあり、そのとき私は二十代前半の最も元気なときで、第１幕で主要なパーツである村娘と村の若者のパ・ド・ドゥを踊らせていただいた。　ジゼルは他でも粕谷辰雄バレエ団やスターダンサーズ・バレエ団で村の若者たちの一人で何十回も踊っている思い出深い作品である。　今回は私の子、孫世代の若者たちがはつらつと演じ、踊る姿を楽しく観させてらった。

今回も小品も合わせると5時間という長丁場だったが、退屈することもなく、とても有意義な時間を過ごすことができた。

執行先生もお元気そうで何よりだった。

例年通り、客席ではかつて一緒にがんばった仲間たちと会うこともでき、楽しかった。



発表会終演後は新宿に行って映画《HERO》を観てきた。

こちらもたいへん面白かった。　出演者みな好演だったが、特に外交官役の佐藤浩一の重厚な演技と格好良さが抜群だった。　ただ、最初は主人公の仕事を阻止しようとするが最後には味方になるということが登場段階から見え見えだったが。