二度目となるパンク修理講習を受けて参りました。
前回は上手くいったと思ったら、チューブを痛めたようで、帰宅して朝になったらパンクに・・・・
場所は長野市内に新しくオープンして間もないサクラさん
http://www.cyclowired.jp/news/node/160587
これがいつもサドルバックの中に入っているパンク修理キットです。
タイヤレバー 替えチューブ ボンベ。
この手前の基本用具はサドルバックの中に入っています。
タイヤレバー(3本) 替えチューブ 空気入れ(自分はボンベ)
まずは空気を抜ききって、バルブ側からタイヤをホイールからはずします。
一部でも外れたら、タイヤレバーのシャモジ側をこの間に差し込んで持ち上げてスポークにひっかけては拳ひとつ離れた次のスポーク部分で同じ作業。
最後は手で片側のタイヤを全部ホイールから外します。
外すのはバルブの反対側からがやりやすいです。
バルブがネジでホイールに付いていたらネジを取って、そうでなければそのままバルブをホイールから抜いて、チューブそのものをホイールから外します。
携帯ポンプないしボンベで空気を少し入れて、チューブのどちらから空気が漏れているのか確認します。
水があれば気泡 ない外では「シューッ」音で確認します。
バルブ位置から、その穴の開いた部分のタイヤ位置を推定して、そこに異物が刺さっている可能性が高いので、タイヤ本体からその異物を取り除きます。
ついでに、そのあたりを中心にタイヤ内部を手で触って異物が刺さっていないか確認します。
その意味でもタイヤとホイール位置はこのように一致させているとわかりやすいです。
そうしてチューブを取り去って、新しいチューブのバルブ部分を穴に入れて、バルブ付近からタイヤの中にチューブを挿入して行きます。
最初は部分的に入れるよりも広範囲に入れる感覚でやった方が上手くいきます。
MAVICのR-SYSのホイール内部には製造過程の各課程のチェックシールがこんなに貼られていました。
チューブはねじれないように、正しく入れていきます。
タイヤとホイールのリムに噛むと破裂したりするそうです。
バルブ部分から入れてタイヤ内部に挿入していきます。
ここも肝心で、以前はここで失敗してチューブを痛めて帰ってパンクさせてしまいました。
タイヤをホイールに入れていきます。
バルブ側から反対側に。
最後の反対側がすぐには入りません。
指でやるとホイールで切って怪我することもあるので、チューブ付近のリムあたりに両膝を乗せて手の平で押し込むとよいそうです。
ホイールは頑強なので体重くらいでは変形することはないそうです。
もし入りにくかったら、タイヤ全体を揉んでチューブとタイヤを馴染ませてください。
バルブが前後に動くこともポイントです。
はまったら、タイヤとチューブが噛んでいないか、もう一度両面のタイヤを押して確認します。
よければ空気を入れて、ハブ部分を持って空転させてみます。
このタイヤとリムの線が見えます。
が、これがリム部分に凹むなら問題なし。
逆に膨らむなら、チューブが噛んでいる可能性大でやり直しです。
次にチューブの穴をバッチで塞ぐ方法です。
出先でパンク、チューブ交換したものの、またパンクして替えチューブがなくなったらこの方法しかありませんね。
同じく、チューブレスタイヤも同様で、交換タイヤがなければ、とりあえず中にチューブを入れて同じように自走レベルまで回復することが可能だそうです。
上と同じ要領でチューブだけを取り出します。
なお、ママチャリなどはロードバイクのようにクイックリリースで簡単にタイヤを外すことができませんので、車輪を自転車に付けたままチューブだけ取り出すのは上と同じです。
完全にチューブを外すことは出来ませんが、タイヤからチューブを抜いた状態には出来ますね。
洗面器と水があれば確実なんですが、出先にそれがなければ空気を入れて、空気の漏れる「シューッ」という音の位置で穴の位置を探ります。
今回は故意に穴開け。
穴の位置がわかったら、その回りを紙ヤスリで表面の凹凸がなくなるまで擦ります。
紙ヤスリだけ用意するとしたら、市販の一番粗い60番で ホームセンターにはもちろん、100均で見かけたこともあります。
プロは専用のこういう電動工具で表面をならします。
どうもここが一番肝心のようで、自分は一部ならし足りないところがあったので、バッジを貼っても、長い間にはそこからはがれたり、空気漏れの原因になるそうです。
どうでしょう?穴周りがかなり平坦になりましたね。
ならしたところに、専用のゴム接着剤?を塗ります。これも100均のパンク修理キットに付いてくると思います。
コツはとにかくケチるほど薄く塗ることです。
バッチのシールをはがして、穴部分に貼り付けます。
なお、バッチはママチャリやMTBのような太いタイヤなら100均らこのようなのでいいのですが、タイヤとチューブが細いロードバイクのバッチはこれより小さな丸形のものがいいそうです。
出先なら指で気泡?がなくなるまでよく押して密着させます。
プロはこんな専用のローラーのような器具をお持ちです。
上手に付きました。
間違いなく密着してるか、たらいと水があればここの部分を水中に入れて気泡が出ないかどうかで確認します。
そうしてチューブを戻す要領は上に同じです。
サクラのスタッフの皆様 大変勉強になりました。
量販店でも習ったのですが失敗。
さすがはプロ。コツのレクチャーのポイントも適確にしていただけました。
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