mixiユーザー(id:8125552)

2015年02月26日16:46

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「アメリカン・スナイパー」を観た

クリント・イーストウッド監督の映画「アメリカン・スナイパー」が面白そうだったの見に行った。
映画は米軍の狙撃兵でクリス・カイルの実話に基づくもの。カイルは狙撃の名手で、4回の出撃の間に大勢の敵を殺し、「伝説」の異名まで得た。しかし、精神的にはかなりの痛手を負い、おなじような境遇の帰還兵を慰労する筈だったのが、その帰還兵に殺されてしまう。そのカイルを殺した兵の終身刑という判決が先日下った。
この映画はクリント・イーストウッドが米国の英雄であるカイルが殺されてしまったことに対する鎮魂映画としたものであろう。
中東の国でのテロとの闘いがどのようなものかを知るのには良い映画である。
セリフの汚さはリアルさを出すために必要と考えるのだろうが観客にとっては後味が悪い。何故、カイルが殺されてしまうことになったのかは少しも描かれていない。イーストウッドも判らなかったのだろう。
敵の中にはオリンピック選手だった凄腕のスナイパーが出てくるが、これはカイルだけを非情な男にしないためのイーストウッドの創作であろう。
クリント・イーストウッドはロデオが好きなのだと思う。この映画でもロデオが出てくる。
☆は三つ。


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