機場0:36発のALEに乗る。
安くあげようとするならN21バスだが、お金で時間を買うことにした。Nバスはあちこち停まって時間がかかるからねえ。
ちなみに日中だとS1バスとMTRの合わせ技が最強である。S1バスで東涌まで3.5HK$。東涌からMTRで南昌乗り換え尖東まで15.8HK$(オクトパス)。合計19.3HK$で尖沙咀まで行くことができる。時間は合わせて50分くらいだろうか。
A21バスは近頃は使わなくなった。なぜかと言うと、高速を降りてから一般道を走る距離が長くて停まる停留所も多い、さらに彌敦道に入ると渋滞に巻き込まれて尖沙咀まで1時間近くかかってしまうからだ。しかも料金は33HK$もするのである。
■九龍駅に到着。
■この後の移動はこの時間だとタクシーしかない。
タクシー乗り場では案内の兄ちゃんが、あんたは1番、あんたは2番と乗り場を振り分けているので指示された乗り場へ行く。
「ちむさーちょい ちょんひんたいはー んごい(尖沙咀の重慶マンションまで。)」
■運ちゃんは何も言わずに走り出した。
10分ほどで重慶マンションに到着。料金は34HK$。メータは33.5HK$だが香港のタクシーは1HK$以下のおつりはくれない。決してつり銭をごまかしているのではないことを言っておこう。
ゲストハウスの客引きを
「アイ ハブ ア リザベーション」とかわしてB座の10F、定宿のアップルホステルに向かう。
■アップルホステル。
レセプションのドアは閉まっていたがベルを鳴らすと夜担当の日本語のできる男性スタッフが出てきてくれた。
「また来たんですね。」
「はい、また来ました。」
宿泊料はHostelworldに予約した時点で引かれた10%分を除いた522HK$。まだ両替をしていないので300HK$だけ先に払って残りの222HK$は明日にしてもらった。
実はHostelworldで予約を取ってからアップルホステルにメールして124号室をリクエストしていたのだ。返事は返ってこなかったが、ちゃんと124号室を用意してくれていた。
■マイルーム 124号室。
さて、晩飯を食べに行こう。この時点で現地時間1時30分。尖沙咀は深夜にごはんを食べるところが少ないのが難点なのである。
そこで以前に行った深夜に路地裏に現れるお粥屋さんにうかがうことにする。
彌敦道を北上し、堪富利士道を右折する。しばらく歩くと右手の路地裏に、
■路地裏のお粥屋さん巷仔豬骨粥はある。
この写真は帰りに撮ったものだが、行ったときはほぼ満席であった。
■厨房?
■メニュー
メニューは親切な中文、英文、日文の3ヶ国語表記だ。
「ちょ とん ちゃうみん んごい (お粥と焼きソバください。)」
ビールはいらないかと聞いてきたので、
「ぺーざう んごい」
■柴魚花生豬骨粥。
柴魚は鰹節、花生はピーナッツ、豬骨は豚骨。鰹節で出汁をとったピーナツと豚骨の入ったお粥という意味だ。
豚骨はお粥の中にごろごろ入っており、うかつに食べるとゴリッと骨を噛むことになるので気をつけよう。骨にわずかに残っている肉をこそぎとる。なかには全く肉がついていない骨もあるが・・・
■鼓油皇炒麵。
炒麵は正直いまいちだった。次は腸粉にしてみよう。
■今日の晩飯。ビールは青島の缶だ。
店のおばちゃん?おねえちゃん?がまっきーに色々聞いてくる。(基本、英語での会話です。)
「ここは初めてかい?」
「2回目だよ。」
「香港には年に1回くらいは来るのかい?それとも2年に1回くらいかい?」
「昨年は6回だった・・・」
「6回!!仕事で来てるのかい?」
「いや、観光・・・のう ちょんい ほんごん(香港が好きなんだよ)」
「あんた、日本人だね。私も日本が好きだよ。特に日本のウイスキーはうまいね〜」
いきなり、日本のウイスキーの話をしだした。おばちゃんはスマホを取り出し、ウィスキーの写真をまっきーに見せる。そこには響と余市のウィスキーが写っていた。どこかの酒屋で撮った写真なのか、響には1,570HK$、余市には1,370HK$の値札がついている。
「香港では日本のウィスキーは高いんだよ。」
日本のウィスキーはうまいが香港では高い高いと繰り返す。まさか、まっきーに買って来いってことなのか?w
「まいたん。」
「ダブル シックス!」
ん?ああ、66HK$ってことか。
次回、気が向けばウィスキーを持ってきてあげようと思う。0.0001%くらいの確率だが・w
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