もうかれこれ10年数年前に買って、履き続けてきたライダーブーツ。 ツーリング先の観光地で歩き回り靴底が薄くなり、ドカッチ900SS・ベベルキックのキック始動で右靴底の後が削れ、縫い目も解れ皮の表面が削れていた愛用のブーツ。
もうダメか捨てようかと何度も迷ってゴアのライダーブーツを買ったが、それは何故か履かずに今までのものを何時も履き続けてきた。 が、靴底に限界が来た。
過日、新聞に高知に惚れて県外から移住して来た若者が靴修理専門店を開いたとの記事が載っていた。 中々の腕前とのこと。
早速、修理の依頼に行った。 修理は前金制で、8,500円とのこと。 修理前に全額を払って満足がいかなかった場合はどうしようかと迷ったが、ええいままよとお金を払って家に帰ってきた。
約束の1週間後ブーツを取りに行くと、それがアンタ、ビックリするくらいの出来映えでんがな。
靴底は、私が歩き回ると言ったのを記憶してくれていたのか登山用のビブラム。 地面を確実に捕らえようとするパターン。
解れていた縫い目も修理してくれていたし、靴全体を磨いてくれていたし靴紐も洗濯してくれていた。
これからもはき続けよう。 安物のブーツ。
古物のオートバイには、古物のブーツと古物のジンマがよく似合う。
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