*『紫色』の部分は実際にはもっと『赤紫色』です。
昨夜
フィリップ・K・ディック
「宇宙の眼」
中田耕治訳
(ハヤカワ文庫SF)
を読了。満足いたしました〜
。
なのだが、その前に
「流れよわが涙、と警官は言った」
「火星のタイム・スリップ」
と読み進んで来たので、山野浩一氏じゃあないけれど(笑)『なんか物足りない』んである。
〈中期〉〈後期〉の《傑作と名高い》長篇と比べちゃうとやっぱり“力不足”?に感じてしまう…。
そういう訳で、ならば〈初期〉も〈初期〉!長篇第一作目(発表がですが)大ヒットしたという
「偶然世界」
を読んでみようか、と本の山から取り出し準備したが…
流石にこれだけ〈ディック〉一辺倒では疲れる…
お師匠筋にあたる〈A・E・ヴァン・ヴォークト〉の短篇集
「終点:大宇宙!」(創元SF文庫)
を“息抜き”に読んで居ります。あんまり息抜きにならんけど(笑)
。
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