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2014年06月06日19:47

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バイきんぐ単独ライブ　『Jack』

バイきんぐ単独ライブ　『Jack』に行きました。北沢タウンホールが満席。彼ら、メジャーになったんだねぇ。
今回は、比較的アッサリした落とし方のネタが多かったかな・・と。まぁ、彼らは、そんなにネタをこねくりまわす方ではないけれど。それが、ちょっと物足りなくも思ったのですが、シンプルで見やすかったとも言えます。そして、小峠氏が、台詞を結構ぽろぽろ間違っていたと(^_^;)。でも、最後の挨拶で、小峠さん、西村さんに「オマエ、出だしの台詞で、噛んだろ！」と言っていたので、お互い様なのかも知れません。（そして、小峠氏、自分の台詞ミス気づいてないかも）

彼らを見たあと、ちょっと絵が描きたくなりました。男性（おっちゃん）２人が、パンイチで、座卓で、ビールとか酒とかガンガン飲んでて、１人はスゲエ楽しそうに話してて、１人は、ちょっと面倒臭いな・・という顔をしながらもその話を聞いている・・・、そんな絵が描きたくなりました。きっと私には、２人が、そんな関係性に見えたのだろう。良いね、おっちゃん２人。

EDに毎度お馴染み、DVD販売用のCM撮影をする。今回お客は「ジャック！」と叫ぶ。ところで。キング、エース、ジャックと来たので、次の単独のタイトルは、クイーンかジョーカーだろうか？

※以下、バイきんぐ単独ライブ　『Jack』の感想を書きます。このライブはDVD化されます。そちらをご覧になる方、ネタバレNGの方は、ネタバレになる部分もありますので、ここから先は、お読みにならない方が良いかと思います。

それでは、ネタバレOKの方のみいらっしゃいませ～。

バイきんぐ単独ライブ　『Jack』
会場：北沢タウンホール

※以下、お品書きです。タイトルは全てにあるのですが、私が忘れているので適当になっています。かなりの数があったんだよな・・・。
・卒業式
・ピザ屋
・運転免許
・クラブ
・アパート
・レストラン
・コレを・・・
・コンビニ
・事件現場

☆ネタの冒頭と幕間に、２人でキャンプに行く映像が流れる。
ウキウキ気分の西村氏に対して、テンションが全く上がらない小峠氏(^_^;)。キャンプには、小峠氏の愛車のデカイアメ車でレッツゴー！小峠氏「こんな車でキャンプ行く奴いないよ・・・。笑われるよ・・・。」　行きの高速道路で。横に並んだ消防車。消防士は２人に気づき笑っていたと。小峠氏「そら笑うよ。コンビで、こんなアメ車乗ってたら、そら、笑われるでしょう。」
到着すると、テントを建て（２人用なのに狭い）、遊びだす。
前回もそうだが、シャボン玉で大盛り上がりの小峠氏。小峠氏がシャボン玉を作る姿が悪い魔法使いみたいという西村氏。シャボン玉を作って、それを水鉄砲で撃つという遊びを開拓する２人。

水鉄砲遊びは、他にも考案。最初、「股間を先に濡らした方が勝ちね。」と言うも、ルール無視で、西村氏の顔面ばかり狙う小峠氏。小峠氏「ヒャヒャヒャヒャヒャ」という独自の笑い方で、すげえはしゃぐ。この後、肉を焼いてBBQ。飯盒でご飯を炊くも、水をいい加減に入れた為、ご飯はカッチカチ(^_^;)。夜にプチキャンプファイヤーをやる。小峠氏が仕事があって、戻らないといけないのに、名残惜しくなった西村氏「ねえ、テントでお菓子食べない？」（コレがスゲエ可愛かった・笑）　小峠氏「何だよ、それ？テントでお菓子食べるって・・・。」　西村氏「お菓子残ってるから・・・。」　小峠氏「でも、ほら・・・もう帰らないと、深夜の収録に間に合わないの・・・。」　帰りの道中、西村氏爆睡。

・卒業式
不良の生徒（西村）。先生（小峠）がやって来る。先生「何だ、西村、俺を呼び出して。オマエのコトだ、お礼参りでもしようって、腹だろう。」　生徒の西村は、最初煙草を吸って、ガンをつけていたがやがて「先生。ごめん。俺分かったんだ、先生が俺のコト、一生懸命だった・・・ってコト。先生が俺のコト怒らなかったら、きっと俺、学校辞めてた。卒業出来なかったよ。」　西村は、先生にお礼を言いたかっただけだったのだ。
小峠、最初は構えた感じだったのだが、戸惑い出す。ポケットからメリケンサックを出し捨てる。生徒「俺、ポケットにナイフをしのばせて来た時もあったよな。あの時、俺、どうかしてたんだ・・・。」　先生、腹やら足やらポケットやら、色んなところからナイフを取り出し地面に捨てる。先生、後ろに向かい「山下先生～。予定は中止です～。」　生徒「・・・え？！」　先生は、そのまま何処かに消えるが、同時にバチバチという凄い音。生徒「はぁ？！」　先生片手に、スタンガンを持って現れる。生徒「先生それは・・・」　先生スタンガンを地面に捨てる。「何でもない・・・。」　生徒「俺、先生に感謝してて・・・」と先生に抱きつこうとするも、先生「待て、西村、そこには落とし穴がある。」　生徒「はぁ？落とし穴？」　迂回しようとするも「待て、そっちには罠がある。（手をパクパクさせワニ口を作る）こういうのが・・・。」　生徒「罠？！一体何をやろうとしてるんですか？」　先生「あ、あと、西村、逃げなさい。小林先生がチェーンソーを持ってやってくるから。」　チェーンソーの音。生徒慌てて逃げようとするも、トラップにかかり、先生も同時にトラップにかかる。

・ピザ屋
電話をする男（小峠）「さっきから１時間待ってんだよ！ピザ、いつ届くんだよ？今つきますって、アンタさっきもそう言ったよね？」　電話を切り、暫くすると呼び出しベル。男「やっと来たよ。」とドアを開けると、血まみれの男・・ピザ屋（西村）が立っている。男「・・・・えぇ～！！！」　ピザ屋「お待たせしました、宅配ピザです。」　男「・・・・」　ピザ屋「遅れてしまってすみません。あの、僕、本来この地区の担当ではないんですが、臨時で担当して、迷ってしまい遅くなってしまいました。」　男「うん、何その嘘？事故だよね？しかも、まぁまぁ大き目の事故を起こしてるよね？それで遅れたんだよね？」　ピザ屋「違います。道に迷ったんです。」　男「バレないと思ってる？」　
男は事故に遭ったコトを認めた。店長が怖い人で、事故に遭ったなどというと、凄く怒られる。ピザ屋「あの、お客さんが『ピザが届かない』ってすげえクレームの電話いれてるって言われて、早く行こうと思って、でも、雨降ってるじゃないですか？で、そこの曲がり角で滑って・・・」　男「うん。すまん。何か、本当にすまない。」　ピザ屋「こんな状態なのに、ピザ持って来た俺って凄くないですか？凄くないですか？しかも、バイク大破して、走って来たんですよ？凄くないですか？」　男「凄いねぇ・・。何で、遅れてピザ持って来て、上から言ってんのかな？」　ピザ屋は事故のコトは、黙っていて欲しいと言うが、男「うん。それは良いケドさ・・・。すぐにバレると思うよ。結構初期の段階でバレる。」　

男はピザを取り出すも、ピザは、車に轢かれたのか、箱がグッチャグチャ。ピザ本体にはタイヤ痕まで。しかも、男はＬサイズを頼んだのに、Ｍサイズが来ている。ピザ屋「すみません。すぐにお取替えを・・・（歩く）いてえ！いってぇぇぇ～！！」　男「もう良いよ、悪かったよ。何なら車に轢かれて、ＭがＬくらいにはなってるよ。」　しかし男は、ピザ屋の態度にキレ、ピザを投げ、ピザ屋もピザを投げ返す。男「もう、こんなピザ食えないよね？」　ピザ屋「僕も、それ、食べるのかな？って疑問に思いました！」　男「オマエが疑問に思うなよ！」　ピザ屋は、帰ろうとし、「あ、そうだ、キャンペーン中で、割引券を発行してまして・・・」　男「もう２度と頼まねえよ！」　

・運転免許
自動車教習場。運転免許の発行の日。指導員（小峠）「では、合格された方は、あちらで発行の手続きを行って下さい。」　男（西村）「ちくしょう～！！なんで落ちたんだ、ちくしょう～！！俺の人生変わっちまった！」　指導員「・・・君。凄いね・・・。言っちゃなんだけど、教習所で、そこまで熱くなる人いないよ。」　男は、彼女の虎美とドライブに行くために、教習所に通っていたと言う。指導員「虎美？」　男「虎に美しいでトラミです。・・・ええ、ブスっすよ？ブスっす。今アナタが考えたのの４倍ブスっす。アザラシに似ています。でも、俺は虎美が好きなんすよ～。」　指導員「幸せそうだね。」　男は、また悔しがる。指導員「そんなに落ち込むことないよ？また受ければ良いんだから。」　男「え？あ、そうっすよね！また、１年後頑張ります！」　指導員「そんなに待たなくて良いんだよ。毎週やってるよ。」　男「え？そうなんですか。あ・・・虎美から電話だ・・・。」　男は虎美と話す。男は、免許取得は出来なかったコトを伝え、次回絶対取ると堅い約束をする。

電話を切り、男は夢を語り出す。男「僕ね。虎美とドライブ行くんです。」　指導員「へぇ～、良いね。」　男「免許取ったら、軽トラを買ってね。」　指導員「・・・軽トラ？！は？え？それはプライベートで・・・？」　指導員「勿論、プライベートっすよ。ほら、女って、花が好きでしょ？だから、軽トラの荷台一杯に薔薇の花を買うんです！」　指導員「それはもう、花屋の出荷にしか見えないね。」　男「ほら、女って、サプライズ好きじゃないっすか。だから、そういうサプライズを・・・。」　指導員「軽トラの時点で、もうサプライズだけれどね。でも、軽トラの運転席って狭いでしょ？ドライブには向かないんじゃない？」　男「虎美は荷台に乗せるんで。」　指導員「オマエ、虎美を何だと思ってんだよ！」　男「虎美は、軽トラの荷台に乗って、ギターを弾いて歌を唄ってまわりたいって言う夢があるんです。」　指導員「何だ、そのちょっとしたゲリラライブみたいなの？・・・彼女も変わってるのね・・・。」　

虎美の写真を見せてもらう場面もある。指導員「獣そのものじゃねえか？コレ、人間か？」　軽トラのトラは「虎美の“トラ”って言うでしょう？」　指導員「言わねえよ！」と言う台詞もあったかと。

・クラブ
クラブにやって来た男性（小峠）。ノリノリの男（西村）に話しかけられる。男は、自分の身の上話をやたらする。男「クラブは良く来るの？」　男性「はぁ、まぁ・・・。」　男「元春かからないですかね？」　男性「かからないよ、ここ渋谷のクラブだぞ？渋谷のクラブをなめんな！」　男は、変な踊りをし、男性にとって、興味のない話をする。しかし、男は実は、警察官。ここには、違法深夜営業の摘発で来たのだと言う。男「初めて来たんだけど、クラブって楽しい～ですね～。」　男性「クラブに嵌ってんじゃねえよ！てか、それ、嘘だろ？」　男は、踊りながら警察手帳を見せる。男性「えぇ！？」　男はピストルも見せる。男「えぇ～！」　ピストルを持ったまま踊る男。男性「危ねえな！それしまえよ！」　男は楽しそうに踊りながら「実は、店の周りには、機動隊が配備されてるんです。僕がダンスをやめたら、それが突入の合図なんです～♪」　男性「なんだよ、そのやたらロマンティックな突撃の合図は！」　と突然男は、ダンスをやめ「動くな！警察だ！」　男性「うわぁ！ちょっと恰好良い！」

男がした、どうでも良い身の上話。男は双子・などあったが、男性が興味を持ったものもあったのだ。その内容は何だったろう？失念・・・。

・アパート
小峠のアパートに、男（西村）が訪ねて来る。男「懐かしいなぁ～。」　小峠は全く知らない男性だ。小峠「あの・・・どちらですか？」　男「あ、僕、以前この部屋に住んでたんですよ。で、この近くに来たら、電気点いてるじゃないですか。懐かしくなって、『誰か住んでるんだ～』って思って来ちゃいました。」　小峠「・・・うん。あの、近くに来て、懐かしくなるってコトはあるよ。で、電気が点いてて『あ、誰か住んでるんだなぁ～』ってのも、まぁ、分かるは。でも、訪ねては来ないよ？それはサイコ野郎だろ？」　男「あの、シーチキン、一緒に食べません？」　男性「食べねえよ！初対面の男が、一緒に食う食べ物じゃねえだろう！てか、そのコンビニの袋、まぁまぁ気になってたケド、それシーチキンだったのかよ！」　男「隣の部屋のババア元気っすか？」　小峠「・・・あぁ、いるな。まぁ、元気だよ・・・。」　男「あのババアうるさいっすよね！（隣りの部屋の壁をドンドン叩き）おい！ババア！いるのか！ババア！」　小峠「おい！やめろよ！」　男「大丈夫ですよ。僕、仲良しだったんで。」　小峠「俺がやったと思われるだろ！」　男「下のジジイは元気ですか？」　小峠「じじい？　男「ジジイが住んでたんですよ。」　小峠「老人ばっか住んでるな、このアパート・・・」　男「下に、じじいが２人で住んでたんです。」　小峠「じじい２人？それは・・珍しいな・・・。ちょっと色々勘ぐっちまうな。」　男「180㎝と190㎝のジジイ２人が。」　小峠「デカイな！じじいデカイな！」　男「ほら、ここの柱の傷。懐かしいな。ジジイが身長はかりに来てたんだ。」　小峠「え？それ、身長をはかった時の傷なのか？まぁまぁ気になってたケド・・・。何で、そこで測るんだ？・・デカイな。やっぱ、デカいんんだな、ジジイ。」　男はなかなか帰ろうとしない。１度押しやるも、部屋の鍵を開けて入って来る。小峠「オマエ、どうやって入って来たんだ？」　男「ここの部屋の鍵。まだ持ってるんです。」　小峠「えぇ！？鍵変えてねえのかよ・・・。」男「あの、家賃は今いくらです？」　小峠「・・・オマエ、いい加減にしろよ！」　男「お願い、これだけ教えて下さい。お願い。」　小峠「３万５千円だよ。」　男「うわぁ～。やっぱりぃ～。安くなってますねぇ～。死人が出たからな。」　小峠「え？」　男「知ってます？この部屋、自殺者出たんですよ。そこで首吊ったんです。」　小峠「・・・え？」　男「それ・・・俺です。」　溶暗。暫くして、明転。男「な～んてね！」　小峠「吃驚したぁ～！！！」

私の好きなコントだった。コレ、幽霊じゃない方が怖いと思うんだが。男の目的は何なのか、そっちがさっぱり分からない方が怖くないか？

・レストラン
レストランの店長（小峠）。男（西村）が入って来る。店長「あ、まだ開店していないんで。11時開店なんで。」　男「僕ですよ。覚えてないですか？１か月前に、この店に面接に来た西村です。」　店長「あ・・・あぁ。え？で、今日は何しに来たの？」　男「１か月前面接に来て、その時『採用の場合は、１週間以内に連絡します』って言いましたよね？１ヶ月待っても来ないので、どうしたのかな？と思って。でも、電話だと気まずいじゃないですか、だから、直接来ちゃいました。」　店長「普通逆だね。直接の方がよっぽど気まずいね。え？それで来たの？ちょっとした変態だね。」　男「はい。僕、絶対面接受かったと思ったんで。」　店長は男が不採用だったコトを伝えるも、男は「それは信じられない。」と言い、自分が何故不採用だったか理由を教えてくれと食い下がる。

暫くすると、女性が入って来る。店長は嬉しそうに「はい。お願いね。」　男「あ、今の人が採用されたんですね。店長！今の人、綺麗だから採用されたんでしょう？デレデレしてた。」　店長は違うと言い張るも、男の執拗な攻撃に認め「そうだよ。何なら、彼女がこの店に来た瞬間、彼女にしようって決めたよ。見たか、あの透明感。彼女、週２で、３時間のバイト。土日ＮＧ。それでも雇ったね。」　男「僕、週５で８時間入れるって言いましたよ？」　店長「あのね。君、採用の前に、汚いんだ。何だ、その汚いサンダル。野良犬履いてるのかと思ったよ。」　

・コレを・・・
刑事２人。胸を撃たれた西村。同僚の小峠が横たわる西村を抱きかかえている。小峠「西村～！死ぬな！西村～！！」　西村は息も絶え絶えで答える。「小峠・・・俺はもう・・・ダメだ・・・。１つ頼みがある。」　西村は、ポケットから、謎のぶよぶよした物体を出す。西村「コレを・・・・スペシャルデンジャー（このあと、何か不思議な名称を言う）を、北の約束された大地に住む、偉大なるビックマザーに渡してくれ・・・。」　そのまま息絶える西村。小峠「西村～！！・・・ってコレなんだよ？分からねえけど、デンジャーって言葉は、確実に入ってたな。何だコレ。オイ！コレを誰に渡すんだ。北の約束された大地？オイ。今まで、俺らが解決して来た、どんな事件より難解じゃねえか！オイ！」　西村は息絶えたように見えたが、気絶していただけらしく、再び目を開ける。小峠「西村、西村！コレ、何だ？」　西村「オマエ、それ素手で持って大丈夫か？」　小峠「えぇ！危ないのか？（慌てて手袋をする）」　西村「大丈夫か？指紋消えてないか？指が７本になってるとか・・・。」　小峠「まさかの増える？」（私、ここ好き）　西村「あぁ、ちゃんと北の約束された大地に住む、偉大なるビックマザーに渡してくれよな・・・」　小峠「あぁ・・・あの・・・」　西村「あと、ＴＶの上に黒い袋がある。その中に、ドＳ叙教師調教中って言うＤＶＤがある。返しといてくれ。新作だから。今日までなんだ。」　小峠「・・・あぁ。あの、」　西村「あと、同じ袋に、もう１枚、ドＳナースの診療中って言うのもある。それも返しておいてくれ。新作なんだ。」　小峠「・・・あぁ、あの・・・」　西村「何で、俺が新作を２枚借りたか分かるか？１枚だと１泊２日だけど、２枚借りると、２泊３日になるからだ・・・。」　そのまま息絶える西村。小峠「オイ！西村！オイ！目を開けろ。結果、大事なコト、何も訊けなかったじゃねえか！分かったのは、オマエが筋金入りのドＭってコトだけじゃねえか！オイ！」　死んだと思った西村は、再び目を開ける。小峠「おい！オマエ、死んでないのか？てか、そこそこ元気じゃねえか？」　西村「あぁ・・・ひょっとしたら、これのおかげかも知れない。これに弾が当たって（内ポケットから、もう１つの謎のブヨブヨの物体を出す。」　小峠「えぇ～！？コレ２個あるの？てか、そっち、微妙に黄色くね？気持ち悪い、何コレ？」　西村はそれを食べる。小峠「・・えぇ？コレ食えるの？何コレ？」　西村「北の約束された大地・・・北海道に住む・・・」　小峠「あ、北海道のことなの？」　西村「偉大なるビックマザー・・・ようは、お母さんだ。」　小峠「あ、お母さん。お母さんに渡せば良いのね？てか。コレなに？」　西村「即ち・・・コレは・・・わらび餅だ・・・。」　再び気絶（？）　小峠「コレ、わらび餅なの？！（食べる小峠）あ、ホントだ、美味い。」

何故このタイミングでわらび餅を出したのか西村刑事(^_^;)。

・コンビニ
コンビニに大量のダンボール箱。店員「すいません。発注ミスしました。」　店長「コレ何？」　店員「ホチキスの針です。」　店長「何で？一体いくつ注文したの？」　店員「1200個。」　店長「はぁ？12個を何で1200にしちゃうの？120個ならまだ分かるよ？それでもそこそこ多いよ？何で、０を２つも付けたの？」　店員「すみません。あの、普段見ない文房具コーナーを見たら、ホチキスの針があって。注文しとこうかな・・って。」　店長「ここコンビニだぞ？ホチキスの針なんて、そうそう売れねえよ？」　店員「返品するのは・・・」　店長「上からまた文句くるぞ。オマエ、１回じゃねえだろ？何回もやってんじゃん。てか、何で何回もやるんだ？それはもう、オマエの才能だ。特技に書いとけ“発注ミス”って。」　店員「はい。」　店長「はいじゃねえよ！嫌味言ってんだよ。」　店員「あ・・店の前で配るって言うのは？」　店長「バレるよ！あ、あの店、発注ミスしたってばれるぞ。ホチキスの針だぞ？」　店員「あ！半額にするって言うのは。」　店長「半額でも売れねえよ。」　店員「やってみましょう！」

店員は、『ホチキスの針半額』と書いた紙をレジ前に貼り、そこにホチキスの針を置く。店員「いらっしゃいませ。はい。半額なんです・・・え？はい！全部で850円になります。有難うございます。」　店員「売れました！」　店長「売れたねぇ～。へぇ～。」　また客が来る。店員「はい。120円です。はい。半額で。はい！有難うございます。」　店長「今の人見たか？凄く綺麗な人だったぞ。あんな綺麗な人も、ホチキスの針を買うんだな。何を止めるんだろう？」　その後もホチキスの針は売れる。店長「この場所だ！この場所がスゲエんだな～。レジ横すげえな。俺、ここに住むは！」　針は売れる。売れないと機嫌が悪くなる店員と店長。

しかし、次第に客が増え始め、店長が電話応対でレジをはずしている間に、客は列をなしてレジに並び、ホチキスの針を買って行く。店員「ホチキスの針をお買い求めの方は、こちらに１列にお並び下さ～い！あ・・・。店長行列が・・・」　店長「今、電話で、『まだ、ホチキスの針はありますか？』って言う問い合わせが来たぞ？どうなってんだこの街！！よし、ホチキスの針、5000個追加だ！」

ちょっと近未来ＳＦとか、世にも奇妙な物語チックな話だった。私のお気に入り。途中、フライデーを買って、ホチキスの針も買ったお客に「袋とじを１度開けて、もう１度閉じて袋とじの無限ループにする。」という台詞もあった。
小峠氏が、120個と最初に言ってしまう。12個を間違えたんだね(^_^;)。でも、本人気づいてなくて、西村氏も気づかなかったみたい。何事もなく進んだので。

・事件現場
刑事２人。殺人事件の現場。小峠「被害者は、モデル23歳。モデルか。どうりで綺麗な顔だな。」　西村「被害者にストーカー行為をはたらいていた元彼氏と連絡がついていません。」　小峠「まぁ、十中八九、そいつが犯人だろう。」　西村「ここ、良い部屋ですね。」　小峠「そうだな。」　西村「南向きだし・・・。ロフトも・・・広い～。」　西村は１度出て行くも、「先輩大変です！コンビニが近いです！しかも２軒です！ナチュラルローソンと、セブンイレブン。こりゃ、事件ですよ。」　小峠「事件はこっちだよ！何だよオマエ、不謹慎だぞ？」　西村「決めた、俺、ここに住もう！」　小峠「はぁ？！」　西村「だって、南向き、駅から近くて、ロフトも広くて、コンビニも近い！」　小峠「その好条件を一気にひっくり返す物件が、ここにあるんですケドね！（と被害者の遺体を指す）」　西村「あ・・・ここ、事故物件になりますよね？安くなりますよ。」　小峠「オマエ、マジかよ？・・・出るぞ。絶対出るぞ！」　西村「あの、ここで殺されたのはこの人ですよね？この人が出るんですよね？」　小峠「そりゃそうだろ！」　西村「じゃあ良いです。」　小峠「はぁ？」　西村「タイプなんで別に良いです。寧ろ出て欲しいです。待ってます。」　小峠「オマエが気持ち悪いは！」　西村「南向き、駅から近くて、ロフトも広くて、コンビニも近くて、美女付き！こんなの最高じゃないですか！早く不動産屋行こう！」　小峠「そんなに早く契約なくならねえよ！」　西村「ここにＴＶかな。ここにソファで・・・」　遺体を飛び越える西村。小峠「オイ！」　西村「（遺体が置いてある場所を指差し）ここにベッド！」　小峠「オマエ、良くそんなコト出来るな！」

・ＥＤ　映像もあった。
挨拶。小峠氏「オマエ、最初のコントで噛んだろ？」と。「先生」でもう噛んでいたと。西村氏「自覚がない・・・」　それは、おそらく小峠氏も同じように自覚なし間違いをしていたかと・・・。

皆で恒例のＤＶＤのＣＭ用の映像を撮影する。小峠氏客の反応を見て。「ちょっと待って・・・。皆さん言わない気でしょ？あぶね～、皆言わない気だった！！」
冒頭、小峠氏が段取り間違ったり、１人お客さんが台詞をフライングしたりで、何回か撮り直すも無事完了。どんなＣＭになったかは、放送をお楽しみに。

こんな感じで終わりました。小峠氏のツッコミのバリエーションが凄いんだなと思う。「ちょっとした変態」とか、「この街どうなってんだ？」とか、「袋とじの無限ループ」とか。ちょっとした言い回しが面白いのね。

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