年末年始の心配事

あまり好きではない餅をいかに美味しく食べるかを考えるのがケコーンして
食材を自分で管理するようになってからの私の正月前後の悩み事であります。
ちなみにこの正月はお婆さんがなくなったので旦那ちゃんの実家での餅つきは
ありませんでしたが１升の伸し餅を旦那実家が買ってくれたのと、
うちの実家（が人に貰った物を横流し的に）くれた物が3升＝合計4升という
例年にない量のノルマが課せられました。

ここ数年のMy favoriteは餅ピザと餅グラタン（餅シチュー）。
ピザはフライパンメインで作りますが餅とケチャップとチーズとウインナーと
ピクルスだけで出来るし、量も増減が楽なので良いです。
グラタンもホワイトシチューのルーに刻んだ餅を入れる＝これでも多少消費できますし
皿に餅を入れてレンジでチンしてそこにルーをかけてチーズをかけて魚焼き器で
焦げ目をつけるだけなのでこれまた簡単で良いです。
今年はそれに食べるラー油が加わりました焼き海苔の上にレンジでチンした
餅を「広げて」（×乗せて、ではないです）／ラー油を乗せて巻き込むの。
味にパンチがあるのでぶっちゃけいくらでもいけます。切り餅６枚くらいは
これだけで食えるという危険な組み合わせが仲間入り♪サイコー


今回の年末年始は結構本を読んだような。
１０月にやなせたかしさんが亡くなった際に「歌はいいけどアンパンマンって
どーしょもない子よね」と書いたと思うのですが　書評などで気になっていた
『何のために生まれてきたの？』を読んでおきました。
除菌とかバイキンの話は、私も常日頃思っていたことなので共感を覚えました。
あとアンパンマンのどーしょもなさのコンセプトも○
この本を先に読んでいたら当時の日記、もう少し違う表現ができたかもしれませんが
まぁ当時は読んでいなかったので（そして感想自体は筆者のイメージして
作ったアンパンマンと大きくずれてはいないので）そのままにしておきますけどね。
この本で一番感銘を受けたのは「戦争というのは、絶対にやっちゃいけないということです」
と書かれている辺り。戦争を経験してこういうコトを実体験に基づいて
言ってくれる人が少なくなることはとても残念です。

中国や韓国との最近のいざこざも「もっと強い態度で」と言う人が出ていますが
はっきりさせようとすれば何かのアクションがあるわけで…グレーにはグレーの
良さ（必要悪的なの）もあると思うのよね。権利の主張とか白黒
はっきりさせようぜ、とかいう動きが戦争に向かうのではないかと心配しています。

あと、心配事とは違いますが読書つながりで。
マイミクとの間で話題に上っていた『100万回生きたねこ』もやっと読みました。
ちょっと難しいです／内容が煩雑なのではなく、私にはあまり共感できる物がないので
感想が難しいということなんですけど。頭が悪くて筆者が書きたいことが
分かってないだけかもしれません(笑）
仏教の考え方で「魂が修行を積まなくてはならないので何度も輪廻転生する」
というような話を聞いたことがありますが…自分が大事と思う何かを得られた1回によって
魂の修行が終わったと考えたらしっくり来るかしら〜と、ちょっと思ったものの
やっぱり何か違う・どうも捉えどころのない話です。
猫を飼っていた人々がその猫を失った時のことについて最後に全く触れられて
いなかったのが猫の話っぽいという感じがします。
もしこれが犬の話だったら　最後にその犬の歴代の人生（犬生？）で
可愛がってくれた人たちのことについて、犬の考察なり筆者の語りなりで
触れると思うんだよね、とか思ったりして（苦笑）。


あぁそういえば戦争の心配もですが、最近NHKだったと思うけど番宣で
「幸福を科学で解明する」的な番組があったようなのですが、どなたか
ご覧になりましたでしょうか。そのCMを見てマトリックス的な現象が
可能になるのではないかという心配を抑えられませんでした。
幸福感を司る部位（満腹中枢のような）場所が分かったり、ドーパミンのように
ある特定の成分を与えると幸福感を得ることが科学でかなり解明されたら
カプセルに入れられてエネルギーを産出するだけの生き物にならないまでも
かなり過酷な労働条件や生活を強いられる生活も幸福と感じて働かされる人と
それを牛耳る一握りの人、という仕組みが出来上がるのではないかとか
幸福感に浸っている状態でずっといたい＝麻薬のように盲目的に
その状態を追い求める人が出るのではないかと心配してしまいました。
これはあくまでCMを目にしただけで想像した心配。本編は見ていないので
こんな心配をするような内容ではなかったかもしれません。
というかむしろそうあって欲しいけどね。

以上。年末年始特に心配した出来事でした。
基本、適当人間ですが、つまらないことで気を揉むタイプですorz