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エリアを変えてみよう。
アラブっぽい雰囲気と近代的なビル街の対比が面白いのがドバイだ。
世界一が大好きなドバイ。
828mの超高層ビル「バージュ・ハリファ」は欠かせないスポットだ。
ここの展望台への入場料は400Dh≒8800円、でもネットで予約したら100Dh≒2200円だ。
こうして眺めると空き地が結構目立つ。
ドバイバブルは終わったかのような報道がされているが、個人的にはまだまだ中東の金融・経済の中心地として今後の発展に注目だ。
トルコはEUの仲間に入りたいようだし、宗教的にアラブの盟主と言われるサウジアラビアは俺から言わせれば鎖国中の独裁国家だし、喧噪の町カイロには荷が重い。やはりこのドバイに期待したい。
最後に、タクシーで2件の超高級ホテルを見学に行く。
金曜日ということで、交通機関がマヒしてるので仕方なくタクシーに乗るのだが、空港からの乗車でなければ安価だし、安全で料金体系も明瞭なので暑いドバイでは非常に便利だ。
俺は海外ではタクシーは助手席に乗ることも多い。パキスタンからの出稼ぎというドライバーと談話しながら向かうが、彼が真っ先に俺に尋ねたのはこれだった。
ドライバー「Are you a Muslim?(君はイスラム教徒かい?)」
普通は、どこから来たんだとか、名前はとか、渡航の目的は、とかから聞くだろうが、ドバイの人は最初に宗教を聞くのか??
俺「いや、イスラム教徒じゃないよ」
ドライバー「Why?? Muslim is good!!!(どうして違うんだい。ムスリムはいいぞぉ!)」
イスラム教の国々はいくつか訪れてるけど、会った瞬間勧誘されるのは初めてだ(笑)
俺「う〜ん、確かにイスラム文化は興味深いよ。街並みも素敵だしね。」
ドライバー「じゃあムスリムになりなよ!!」
俺「えーっと、それはぁ・・・(あんまり客を困らせないでくれ><)」
さぁとにかく着いた。世界で唯一と言われる七つ星ホテル「バージュ・アル・アラブ」(一泊22万円〜)が眺められるビーチだ。
このホテルこそ、自分がドバイに持つイメージなのだ。
えっ?もっときれいに撮れるスポットがあるだろうって??
そうなんだけど、そこは宿泊者以外立ち入り禁止。そもそもこのホテル、島に建っていて、そこへ渡る橋は予約客以外通行禁止。世界最高のホテルのロビーをちょっと観光客が入って見学、なんてのは無理なのだ。
それでも橋のたもとまで行ってみたいよね。
こんな感じです。
ガイドブックによれば395Dh(≒8700円)出せばアフタヌーンティをレストランで楽しめるらしい。この予約をしておけば、宿泊しなくてもホテルに入れそうだ。高い喫茶店だな。
もう一つの有名ホテル「アトランティスホテル」へはモノレールで行きたい。地下鉄に乗れなかったからというのもあるが、モノレールは見晴らしがいいんだ。
すごいでしょ?
車で行ったらトンネル通るから多分見れないんじゃないかな。
こっちのホテルはロビーに入れるのでちょっと散歩。水族館があったり、お店があったり、そしてこんなのもあった。
金の自動販売機。ドバイらしい。
帰り際に見えたさっきの七つ星ホテル。宿泊者の多くは中国人だそうです。ちなみに高さもホテルとしては世界2位の321m。(世界一の高さのホテルもドバイにあるんだけど)
空港へ向かうタクシーのドライバーも、またパキスタンからの出稼ぎ労働者で、最初の一言は「Are you a Muslim?」
でも色々と親しく雑談できた。ドバイに来て5年だそうだ。
ドライバー「おい、もうすぐ撮影スポットだぞ。カメラ構えて!」
ドバイのビル街を突き進むいい眺めだ♪
ドライバー「会えて良かった。君の旅のスタイルは好きだよ。」
“君の旅のスタイル”というのがどういう意味かよく分からないが、ツアーではなく個人で乗り継ぎ時間を調整してこうして自由に散策し、現地の人捕まえて雑談を楽しむようなお気楽スタイルのことなんだろうか。
さて、エミレーツ航空は乗り継ぎ時間が4時間以上ある時はミールクーポンを渡している。もらおうとすると、「町に出た人には渡せません」だと。
自分の足とお金で空港の外に出ようが、空港内でひきこもっていようが、それは食事券もらう権利とは別物でしょう!元々普通の航空会社はそんなの出さないから、もらえなくてもいいけど、食事券をもらってから空港外に出るのが賢い方法だったようだ。
エミレーツの機内食は、日本発の便では美味しかった。しかし、イスタンブールへ行く便では・・・
なになに?メインが「Malay curry」or「fish with Arabic spices」かぁ。
どっちも不味そう。基本的にイスラム圏の食事不味いからなぁ。
マレーカレーにしました。
うわぁーマズイー。ダメなんだよ俺この細長いパサパサの米とイスラム味付け。
まぁ日本便が美味しかっただけで満足だけどね。
隣に座っていたトルコ人のおじさんが色々と声を掛けてくれた。
ドバイ在住のエンジニアらしく、これからアンタルヤ(トルコ南部の中枢都市)でビジネス会議だそうだ。
これまでの互いの旅の話などで盛り上がったところで、ちょっと意地悪な質問を。
俺「イスラム教の人は、お酒飲むの?」
おじさん「(苦笑いして)Some,drink.Some,not.(飲む人もいれば飲まない人もいる)」
やっぱ飲む人は飲むんだ(笑)。さすが中東一寛容なドバイとトルコだ。
おじさん「トルコは飯が旨いんだよ!信じられないって顔してるな(笑)」
確かにイスラム圏と旧英国植民地(香港以外)の食事は不味いと思っている俺は、いくら世界三大料理だと言われても期待はできないんだよなぁ・・・。
17:15イスタンブール到着。
なんだかんだ言ってイスラム圏では初めて食事も楽しみな国に到着♪
→続く
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