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2013年02月01日08:41

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この程度のレヴェルの人間が経済コラムを書いている、か。

■年収431万円で生活費540万円…「アベ家」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130130-OYT1T00345.htm?from=ylist

「比喩」とは分かりにくい事象を
分かりやすく整理出来る、という
機能や側面を持つ。

故に、「十全に」それを説明出来なければ
比喩として意味を為さない(小説など
フィクションは除く。「異化効果」が
技法としてあるから)。

さて。

ではこの「経済コラム」とやらは
どうだろうか。

政府の予算案を、一家の収入と支出に
喩えた物だ。

残念ながら、箸にも棒にもかからない、
という事は歴然としている。

引用する。

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 お金は出る一方なので、
奥さんのヘソクリ(税外収入)
41万円にも手をつけざるを得ない。
それでも資産を担保に入れて、
455万円の新たな借金(新規国債発行額
など)を銀行に頼みにいかなければ
ならない。

--------------------------------------------

引用以上。

この下りに見えるように、「アベ家」の
母親は日銀だ。

という事は、この母親は「通貨発行権」を
持っている。

お金を刷れる主婦!
この日銀の機能を無視して「家庭の
専業主婦」にする事は意味を為さない、
などと云うのは当然。

他にも資産状況や国外からの配当金も
無視。これで「比喩」として成り立つ
と思う方がどうかしている。

簿記レヴェルで国家運営など、
考えられる筈が無いのだ。

つまり、これを比喩としてよし、
とするのであれば不全であり、
記者は無能。

更に云えば、民主党政権時代にこのような
記事は皆目存在しない、という事を
勘案すると「意図的な矮小化」「謂われなき
論難」という可能性もある。

だとしたら、この読売新聞経済部
河野越男記者は悪質なデマゴーグとなる。

比喩は統計と同じくらい「偽計」に
用い易い手段なのだから。

きちんと文章を以って口に糊する
のであれば。

そこを常に、考えねばならないだろう。






■補正予算案を国会提出=2月中旬成立目指す―政府
(時事通信社 - 01月31日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2308496
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