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2012年04月18日11:59

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賢人曰く。「敵の位置を確認したいなら、矢を射掛けさせよ」

■及び腰外交・鈍い領土感覚にカツ、政府動かす
(読売新聞 - 04月18日 07:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1989390&media_id=20

いい加減老害っぷりが目立つようになってきた
石原っちだが、こういうアドバルーンの打ち上げ
能力は流石に健在、か。

現在の中国には(というよりは大半の国にとって)
「戦争」という外交手段はまず使えない、
切れないカードである、という事は自明。

だからこそ「既成事実の積み上げ」で
徐々に領土拡張を謀る、という戦略が
取られている訳だ。

隣接するブータンで国境線をはみ出して
道路を開通させ、その道路を内包させる
国境線を新たに引き直し、そして更にそれを
はみ出す道路を作る、というオリラジの
武勇伝ネタかよ、と云いたくなるような事を
大真面目にやっている国なのだ。

ただ、これは確かに有効だった。

いざとなれば、という強面の顔を中国は
持っているから。

だからこそ、このような「些細な」戦略に
神経を尖らせ、こちらも「既成事実の積み上げ」を
疎かにしてはならないのだ。

そして、それが出来る(云える)のが
我らが慎太郎爺ちゃんしかいない、というのが
この国人臣の質の悲しい現実なのだが。

とまれ。

今回の石原慎太郎の戦術はとても
有効で、正しい。

国内マスコミを相手にする談話ではなく、
アメリカで発言した事もそうだし、
「日本の地権者の存在」や「土地貸借権」という
極めてドラスティックな事実をきちんと
対外的に示した。

こうした「規制事実の積み重ね」に対して
現時点で中国はいつもの「正当性の主張」
ではなく「報復」的な論調を繰り出すしかない
辺りに、その成果は見られる。

地権者への四十億円とも云われる
買い上げ交渉も広く知られてしまった。
「日本の個人の所有地所」である事を
認識している対応をしてしまっていた、という
事だ。

中国に出来る事は交渉が纏まるまでに
これまで以上に尖閣周辺を中国船に
うろうろさせ、「実行支配」をちらつかせる
くらいしかないだろう。

ただし、だ。

此れほどに正しく有効な戦術でも
通用しないのが現在の日本で。

都の税金で購入、という流れが
ネックとなるのだろうな。

都議会を通過出来るか否か、が
鍵か。


他ニュースから引用する。

-------------------------

都が都外の土地を購入する場合は、
まずは購入の目的を明確にする必要がある。
その上で、価格が4000万円以上なら、
有識者らでつくる「財産価格審議会」に
価格が適正であるかどうかを諮り、
このうち2億円以上の場合は議会に上程して判断を仰ぐ

-------------------------

引用以上。

「何故都民の血税を」とか云う馬鹿が現れる
であろう事は必至の議会への上程を避ける為に
1億9999万9999円で購入決定、とかなら
面白いんだけどね。


そしてそして。

それを反対する為に狂ったように
叫びだす連中こそが。

この国の癌である、という事も
また分かる、という事でもある。
つくづく、石原は矢を射掛けさせる名人だわ。

いずれにせよ、これくらい
面白い事はないね。

この国に37年住んでいるが、
政治家にワクワクさせられる、
なんて事はこのおっさん以外
出来ないんだからな。

このような発想力がある奴が
出てこない限り、石原には誰も
勝てない、という事である。

アンチ石原は何を叫ぶだろうかねぇ。
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