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2010年01月10日15:01

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安田美沙子の京都弁

 安田美沙子の木偶の坊っぷりは堂に入っていると思う。
 ふつうに話しているだけなのに、カンペをつっかえながら読んでいる感じがする。

 もっとも、意外と口をきくのがぎこちない印象は持たれていないはずである。かくいう自分もつい最近まで、なんだか引っかかりながらも聞き逃していた。

 しかも、同じく木偶の坊だった吉岡美穂が本当に立っているだけだったのに対し、彼女はけっこう発言の機会を与えられている。

・口調のぎこちなさが不問にされていること
・にもかかわらず発言を振られること

 上記、いずれもその理由は京都弁にあると思う。方言がくる、というサインが先にあると、事前に受ける方が聞き取りの精度を上げてくれる。あと、グラドルと京都弁の組み合わせになんとなく希少価値があって、それがありがたがられてもいる。

 あれが厳密に京都弁かといえば、おそらく微妙なはずである。彼女の出身は宇治市であって京都市ではない。代々、下京あたりに住んで「この前の戦争で家が焼けた」の戦争が応仁の乱だったりする人間なら、ああいう話し方はしないと思う。

 でも、それで問題はない。京都弁の細部を聞き分けられる人間とそうでない人間では後者の方が圧倒的に多い。そして、本当に京都弁を話しているかどうかより、この話し方は京都弁ですというコードを聞き手に提示することの方が有効である。

 えらくニッチではあるけれど、実は安泰なのかもしれない。ホノルル・マラソンも完走できるし。でも、一番の保険は和田アキ子に気に入られているってことなんだろうな。

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