画像は8月のはじめのものですから、えらい昔の話ですが、駅前で催し物でもあったのか、小さいながらステージが設置されてニイちゃんがエレキをデケデケかき鳴らしていました。もうそれこそ、いかにもベンチャーズな感じで。背後からの画像なので、さっぱりわからんと思いますが。
ロックというものを身近に感じながら思春期を過ごしたわけではないので、あまりそういうことに感慨を抱かないのですが、それでもえらく郷愁を感じさせる光景でした。郷愁、ロックなのに。
でも、印象派も当時はえらく叩かれて、ロックだったそうですよ。キュービズム登場時にコンサバに回収されて、今ではスノッブの箔付けアイテムみたいになってますけど。
演歌ももとは演説歌といって、自由民権運動の産物だったそうだから、ロックだったのでしょう。
ジャンルのライフサイクルというのは、そういうものなのだと思います。そう考えると、「自分たちが歌うのは若い人たちにとっての演歌」と現役時代から言っていた藤井フミヤはすごく頭が良かったんでしょうねえ。それもなんだかなと思いますが。
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