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2008年12月08日19:15

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七人は僕の恋人

ウーマンリブVol.11公演『七人は僕の恋人』を見てきました。

作・演出の宮藤官九郎氏が仰るように、以前やった『七人の恋人』の女優版。でも、全員女優だと荷が重いので、男性も入れたよ。とのコト。
結果、メリハリはついたかな?という気はします。

あと『七人の恋人』同様、芝居というより、コントです。さしたるテーマはなく、客席を笑わせるコトに主眼を置いた舞台。

最初、役者が噛み倒して、思わず小声で「酷いな・・・」と言ってしまった私。大丈夫か?と心配しましたが、冒頭で噛んでた状態からは脱出しました。ただ、諸々ハプニングがあったり、予想外のボケをされたら、荒川良々氏が受け止められなかったり・・はしてましたが(^_^;)。芸人さんじゃないから、アドリブで返すの難しいだろうね。

1番吃驚したのは、シティボーイズの“あの方”が映像で参加!何と豪華な!てか、あれだけの為に、オファーしたんだね(^_^;)。

※以下、『七人は僕の恋人』の感想を書きます。舞台は地方公演も残っていますし、DVDになる可能性もあるので、ネタばれがお嫌な方は、読まれない方が宜しいかと存じます。

それでは、ネタばれOKの方のみ、いらっしゃいまし〜。

『七人は僕の恋人』

会場:本多劇場

作・演出・出演:宮藤官九郎

出演:伊勢志摩、宍戸美和公、猫背椿、田村たがめ、荒川良々、平岩紙、少路勇介、星野源、峯村リエ、遠山景織子、池田成志

※以下、お品書きです。(基本コントなので、短いお芝居・・というかコントが沢山ある形式です)

・生きる
・バトルロワイヤル
・惑星からの物体X
・夢
・サウンドオブミュージック
・ブラックレイン
・友だちのうちはどこ?
・ゾンビ

コントタイトルは、全て、映画のタイトルからとっているのですね。
OP映像は、生きるとバトル〜の間。女優達が歩く映像が、映画の映像と被ったりする。

・生きる
童貞少年の精巣の中にいる3人(?)の精子達(少路勇介、星野源、荒川良々)。まだ見ぬ外(チンコの外)に思いを馳せたりしている。そこに、先輩格の我慢汁先輩登場(池田成志)。
我慢汁先輩は、外を見たコトがあると言う。外を見て、しかも、中に戻ってくる・・という伝説を披露する我慢汁先輩。

しかし、そこに衝撃的事実が!「我慢汁は、カウパー博士が発見したモノで、精子ではない。ただの滑りを良くするローションの役割だ!」

荒川さん・・かな?が、我慢汁先輩を「この、ローション野郎!」と罵倒するシーンが可笑しい。
我慢汁。即ち、カウパー氏精液のコトね。
最後、星野さんが、外(チンコの外)の世界に旅立つというドラマチックな終わり方をする。

最初、役者がやたら噛むので、本気で心配になる私。楽日だったから疲れちゃったんでしょうか?
あと、客席に目をむいて、やたら変顔を作る我慢汁成志。こういう濃い演技は向いてますね。

・バトルロワイヤル
8人しかいない、田舎の中学校の分校。7人が女子。1人が男子。クラスは男子クラス女子クラスと分かれている。その女子クラスで、クラス一可愛い景織子ちゃんの席でオナニーをした少年。その少年が彼女(平岩紙)に責められている。
どうやら、オナニーをしたコトを責めているのではなく、自分の席ではなく、景織子ちゃんの席でオナニーしたコトを怒っているようだ。「何で、私の席じゃないの?」と詰め寄る彼女。

折りしも、その日は、東京から赴任した新人教師(宮藤官九郎)が来る日。
2人、揉めていると、クラスの他の女子と教師が来てしまう。

彼女は、彼氏である少年をかくまう。このクラス。個性豊かな女子ばかり。ヤリマン少女、性同一性障害(どう見てもオッサン)の少女、フック船長のような片腕のパンク少女。教師は「田舎の学校って言うから『天然コケコッコー』みたいなの想像して来たんだもん。もう、全然違うもん。」とガッカリするも、学校一の、美少女・景織子が入って来ると、俄然やる気を出す。

景織子の椅子に精子まみれのティッシュを見つける女子達。女子達は、新任の教師が怪しいと決め付ける。平岩(本当は役名がある)も、彼氏を守るため「唯一の男子生徒は風邪で休んでいる」と嘘を付く。

騒然とする教室内。しかし、その騒然の仕方は、「何で、景織子の席でオナニーなんだ?」という部分。教師に、景織子が1番なら、2番目に可愛い女の子を決めてもらおうとする。教室内、くだらない(笑)バトルロワイヤルがスタートする。

因みに。オチとしては、少年は、景織子ちゃんの席だけではなく、平等に、他の女の子の席でもオナニーをしており、使用済みティッシュが机の中に入っていた・・というオチ。そのティッシュを髪飾りにして、女優陣が可愛くダンスします。
「♪七人は僕の恋人〜」ただ、この少年。彼女の平岩さんのところでは、オナニーはせず、我慢汁をふき取っただけ。(平岩紙が「何で、私の席には、ティッシュが1枚しか入ってないの?」と怒る)つまり、平岩さんは本命の彼女故、オナニーせず我慢した・・という男心なのでしょう。

景織子ちゃんの椅子にくっついたティッシュがなかなか剥がれず、ティッシュ取ろうとしたら、椅子ごと持ち上がっちゃう・・というギャグはベタだが好きだ。どんだけ、粘り気のある精子なんだ!(笑)

因みに、前のコント『生きる』とリンクしています。生きるで、外の世界を見に旅立つ精子は、この男の子の精子ね。

・惑星からの物体X
アイドル的人気のある、ビーチバレー選手、浅井(田村たがめ)と、西尾(遠山景織子)。しかし、浅井は、今朝起きたら、何故か、臍が天狗の鼻のように真っ赤なデベソになっていた。困る浅井に、西尾は「それは、天狗よ!天狗は、古代中国で、隕石を見て、想像され、恐れられたモノだ。」と説得(?)する。そして、浅井にデベソに見えないあるアイディアを出す。そんな会話を偶然聞いてしまった、彼女達の本日の対戦相手、王選手(峯村リエ)。ペアを組んでいる選手(荒川良々)に「日本人選手は、天狗の力を借りてまで、優勝しようとしている」と告げる。しかし、彼女は「そうじゃなくて、日本人は、そこまでして目立とうとしてるんだ。」と言い、「こちらも、目立つ作戦を考えなければ。」と言う。

試合が始まる。舞台の1番高いところに、やたら足の長い、河合俊一(少路さん?かな)と女子アナ(猫背椿)。

日本チーム、真っ赤な衣装で登場。浅井選手は真っ赤な衣装・・というか、デベソを天狗の鼻に見立てた衣装を着用。
女子アナ「あれは何ですか?」 河合「天狗・・でしょう?」 女子アナ「何で天狗なんでしょう?」

中国チーム登場。こちらも負けじとばかり、ヘソにドラゴンを付けている。

女子アナ「ドラゴンです。こちらはドラゴンを付けています。一体何なのでしょう?」 河合「悪ふざけじゃないですか?」

試合開始。負けそうになる日本チーム。しかし、この時、奇跡が!浅井選手「ヘソが張って熱い」と倒れると同時に、雷鳴轟き、本物の天狗が降臨!(因みに、天狗の中身は、池田成志だ・笑)
天狗、日本チームに参戦。途中、浅井選手も復活し、ガチで試合が続けられる。

コレ、本当に、毎回、ガチで試合をしていたそうです。
で、今まで日本チームは1回しか勝ったコトがなかったと(^_^;)。1ヶ月公演でたった1回て・・・。因みに、この日のマチネでは、日本チームは10秒くらいで負けたとか。

で、大楽だからか、かなり本気の白熱した試合展開になりました。私、本気で天狗を応援しました(笑)。冷静に考えたら、日本チームは、天狗がいるから3人(天狗は人じゃないケドさ)なんだよ。中国チーム2人に対して。まぁ、荒川氏は男性って言うのはあるケドね。

しかも、荒川氏も峯村さんも、ビーチバレーが下手なら、遠山さんも、田村さんも、池田天狗も、ビーチバレーが下手なんだ(^_^;)。でも、逆に、下手同士、結構良い勝負になってしまう。

途中解説で、河合に「中国チーム。本当に銀メダル(銀メダリストという設定だった)取ったんでしょうか?その割りに下手なんですが。」とツッコまれる。

しかも、ボールがぶつかって、河合俊一の足が取れるというハプニング発生。河合「足がぁ〜。私の足がぁ〜!」マジ笑いする猫背椿さん。

そして、白熱の結果。何と、今まで1勝しかしていなかった、日本チームが勝ちました!本気で抱き合って喜ぶ3人。

あと、失神してる演技をする田村さんの股間目掛けて、池田天狗が鼻を入れて来て、河合に「天狗、そういうコトはやめて下さい。その人、それでも一児の母なんだから!」と注意されるのとか面白かったです。

・夢
私のお気に入りコント。

伊勢志摩さんが舞台上で着物姿で立ち回りを演じている。先ほどの天狗も登場。どうやら悪の天狗らしい。他に、忍者などもいる。伊勢さん、バッタバッタと敵をなぎ倒し、最後「CR伊勢志摩!」

どうやら、パチンコのCR機の映像部分を撮っているようなのだが・・・。

伊勢「コレ・・・絶対誰かと間違っているよね。CR若大将。あるよね。CRコウダクミ・・あるよね。CR伊勢志摩・・・。・・・ないないない。あるワケないよ、そんなの。でも、伊勢志摩っぽい名前の女優他にいたかな?・・・岩下志麻・・・。あぁ、岩下志麻!」

ディレクターが来る「次のリーチなんですが〜」。伊勢「あのサ。私、岩下志麻じゃないよ?」 ディレクター「はい?ええと・・・。伊勢志摩さんですよね?」 伊勢「うん。私はね。」 ディレクター「はい。では、次の撮影なんですケド・・・」 伊勢「話を聞けよ!オイ!」 ディレクター「最近のパチンコは、映像が映画並みじゃないと、お客からクレーム来るんですよ。だから、大変とは思いますが、やって頂かないと・・・」 伊勢「そうじゃなくて!あのサ、私で良いのかな?本当に私のパチンコで良いのかな?私、パチンコやらないから知らないケド、パチンコ業界では、今“伊勢志摩”がブレイクしてるのかな?」 ディレクター「はい。」 伊勢「それは誰が言ったの?」 ディレクター「斉木しげるさんが。」 伊勢「あぁ。あの人、パチンコ好きだもんねぇ。」ディレクター「はい。伊勢志摩って何か出そうだって。」 伊勢「なるほど。って、それおかしいでしょ?もう、アンタじゃ埒明かないは。ネクタイ締めた偉い人呼んできてよ。全部撮ってから、『アナタじゃなかったです』って、こっちに文句言われても困るからサ。」

ディレクター一応返事をして、舞台からハケる。
伊勢志摩さん、次の衣装に着替えると、それはキル・ビルの衣装。
伊勢「えぇ!?ユマ・サーマー!?伊勢シーマー?!違うよ。コレ違うよぉ。」

しかし、無情にも撮影は始まる。キル・ビルがかかり、悪の天狗軍団出撃。再びバッタバッタと悪の天狗軍団を斬り倒す伊勢。
伊勢「CR伊勢シーマー!」 ディレクター「カット!伊勢さん。最後だけ間違えちゃった。伊勢シーマーって言っちゃった。それだけ撮り直します。」

伊勢「コレ、いつまでやるの?」 ディレクター「明日、38時終わりです。」 伊勢「38時!?明後日までかかるの?」 ディレクター「はい。他に、性転換リーチ、溶鉱炉リーチなどがありまして・・・」(映像で次々色々なリーチプランを見せていく) 伊勢「いや、見たいよ。性転換リーチとか、どんなのかなって興味はあるよ。でもサ・・・」

伊勢。だんだん冷静になって、自分の立場が分かってくる。
伊勢「あぁ、コレ夢だは。」 ディレクター「は?僕寝てませんよ。」 伊勢「誰がアンタの夢だって言ったのよ。私の夢よ。あぁ、それで合点がいったは。」

伊勢。結果、溶鉱炉リーチの撮影に挑むコトに。舞台に溶鉱炉。縄が用意され、崖を飛び移るアクションシーンらしい。伊勢「もう、やるよ。伊勢、やるケドさ。」 
伊勢、華麗(?)にアクションを決め、溶鉱炉に落ちる。「アイム ビリーバック!」

映像。CR伊勢志摩が流れる。天狗軍団と戦う伊勢志摩さん。コレ、凄く良く出来ていた。
で、映像切り替わり、パチンコ店の店内。シティボーイズ・斉木しげる氏がパチンコを打っている。斉木「いいねぇ〜。CR伊勢志摩。死んでもらいます。ね。この台詞ね。このリーチもね、良いんだよぉ。」

もう、伊勢志摩ちゃん祭り。(笑)
コレだけの為に、斉木氏にオファーしたのも凄ければ、バテバテになりながらも、殺陣を続ける伊勢さんも凄い。

途中、ディレクターが、悪の天狗軍団にダメだしするのが可笑しい。
遠山さんを「ガリガリガリクソン」と呼び(ガリガリだからね)、峯村さんには「この芝居、ケラさん、見に来てくれたのか?」と言い、峯村さんが「ケラさん忙しいから・・・」と答えると、D「オマエ、(ケラさんに)必要とされてねえんじゃねえか!」崩れ落ちる峯村さん(^_^;)。
宮藤氏には「流星の絆」のダメ出しをし、D「おい、宮藤、天狗にダメ出ししろよ!『しつこい演技ばっかするんじゃねえって言え!』」 宮藤氏「それは・・・言えません・・・」
(天狗の中身は、池田成志氏ね)

あと。伊勢さんに「伊勢さんて、自分のコト、『伊勢は』って呼びますよね。あれ、矢沢みたいで恰好良いです。」という一言もツボでした。

・サウンドオブミュージック
歌舞伎町にある、子供を夜間預かってくれる保育所。そこで働くマリア先生(猫背椿)。マリア先生は、子供好きの良い先生だが、ダメ男と不倫していたり、色々ある。それを子供達が歌で慰めて(?)くれる。

マリア先生の「ちぃちゃんの時間を私が買います!」 ちぃちゃん「ちぃちゃんお家帰りたい・・・」が泣かす!

・ブラックレイン
書き忘れてたのですが。幕間に、荒川良々氏が桜庭という役者になって、“ブラックレイン2008”という映画の宣伝をする・・という体のコントが挟まれます。
ディレクターの少路氏(かな?)に荒川氏がムチャぶりを受けるコントなのだが。「山形」とDがいうと、「ギュウタンタン放送の皆様、今日は」などと、番組名や放送局を即興で答えなければいけない。

それの拡大版・・というか本番(?)。

“ブラックレイン2008”のプロモーションに来た桜庭。山形の番組なのだが、スタッフも、地元のアイドルユニットの女の子も皆標準語で喋る。
桜庭「訛ったりはしてないんですね。」 アナウンサー(宮藤官九郎)「はい。もう、こちらは標準語ですよ。」

番組が始まる。とたんに訛り出す面々。アナウンサーから質問されるも、何を言っているか皆目分からない桜庭を無視し、番組はどんどん進行していく。

アイドルユニット(田村・遠山・平岩)の音楽に乗って身体をゆする仕草がとても可愛い。

あと、そういえば、宮藤氏は山形出身でしたよね。どうりで、山形弁の発音がネガティブなワケだ。「イギナリ」は「超」っていう意味。
そして、FDが出す、カンペまで訛っている(^_^;)。

・友だちのうちはどこ?
祖母(宍戸美和公)と孫(平岩)。孫は「おばあちゃんのコトを作文に書いて、花丸をもらった」と言うも、それは、クラスメイトの別の“佐々木さん”の作文だった。その作文を、お友達の家に返しに行こうとする孫(ちいちゃんだったかな?)。祖母も孫に連れられて、その友達の家に行くことに。

道すがら、その作文を読む2人。

佐々木家には、お父さん。叔父さん(兄弟 ニッカーボッカ姿)。お母さん。伯母さん(何故か、どちらも片乳を出している)がいる。
お父さんと叔父さん(峯村、荒川)は、仲の良い兄弟。ところが、ある日、現場監督に呼び出される。
呼び出されたのは、小さなバー。無音で変な踊りをし続ける、綺麗だが、おっぱい丸出しの女性(伊勢志摩)がいる。
現場監督の話というのは。
現場にもう一人いた佐々木(ちいちゃんの父親)は、宇宙カマドウマに捕まってトイレの中に引きずり込まれた。それを自分は助けるコトが出来なかった・・・・・。
というネタで、2人でコンビを組んでM−1に出てくれと頼む。
実は、もう一人の佐々木(ちいちゃんの父親)はユンボの下敷きになって死んだのだが、その保険金の一千万を使い果たしたというのだ。しかも、変な踊りを無言で踊っていた女アイリーンに貢いだと。どうりで、ダンスの中にやたら拝むポーズが入っていたワケだ。

佐々木には生前世話になったというコトで、M−1出場を決意する兄弟。

しかし、稽古中、何と、本当に宇宙カマドウマが襲来。宇宙に連れ出されるも、そのカマドウマは佐々木さんだった。どうやら宇宙カマドウマと合体してしまったらしい。
佐々木は「子供のコトを頼む」とその兄弟にお願いする。

冒頭でカマドウマを殺したばあちゃん号泣。ちいちゃんは、お父さんは、カマドウマだから、お風呂や、台所にもいる!と喜ぶ。

そして、見事M−1優勝を果たす、兄弟。

峯村さんが、アドリブでボケるらしく、荒川さんが「いつも、いつも違うこと言ってきて・・・」峯村「怒ってるの?」というやり取りが可笑しかったです。
あと、「こんなネタじゃ、オートバックス(M−1のスポンサー)に申し訳ない!」という台詞もツボ。

・ゾンビ
私、お気に入りコント。
鈴木という名の親子がとある旅館に泊まりに来る。父(池田)はかなり身体が弱っているらしく、娘(遠山)は気遣っている。仲居が「本日は、アイドルの集いがあるので、少し騒がしくなるかも。」と言う。父娘は了解する。

娘「今度は、娘も連れて来ます。あの子ももう4歳です。『おじいちゃんの仕事は何?』って訊いてきて。もう薄々勘付いているんです。」 父親「オマエは何て答えたんだ?」 娘「夢を売る仕事だって。」 父「夢か。確かに沢山売ってきたな・・・。それも今日で最後か・・・。」
娘、どうやら香盤表のようなモノを取り出し、父親に段取りを説明する。娘「デビューしてから35年。僕も・・38歳になりました。ゲラゲラ。3歳からアイドルやってます。で、ここでゲームコーナー。次に『なりきりズッキーコーナー』。で、今日は、重大発表があります。『えー』ザワザワ。35回続いた会も今日で最後にしたいと思います。35年間有難うございました。」
コレを、ためて〜とか、指示を出しながら父親にやらせる娘。

父親。昔西城秀樹が来ていたようなアイドル衣装に着替え、剥げた頭にヴィックを載せる。いざ、スタンバイ。

場面変わって。宴会場。オバサン連中がスタンバイ。
派手な曲に乗って、アイドルズッキー(さっきの鈴木さんだ)登場!唄い踊る。狂喜乱舞するオバサマ軍団。ズッキーに群がる。

スッキー段取り通りやろうとするも、なかなか出来ない。ズッキー(喋り方は、田原俊彦)「僕は、西城秀樹君や、郷ひろみ君と同期なんだケド。当時は、ヒデキやヒロミって、下の名前で呼ばれるのね。でも僕、本名“大きな麻”って書いて、大麻って言うのね。で、流石に大麻はマズイだろうってコトで、鈴木の方を取ってズッキーなんだケド。まさか、その2年後本当に大麻で捕まるとはね。この名前を付けた親を恨んだね。で、まさか又2回目捕まるとは。3回目・・もう大麻じゃなかったしね。」

意気消沈していくファン達。娘が指示を出す。

休憩。綾小路きみまろを彷彿とさせる芸人が登場。誰もこの芸人には注目しないが、「ズッキークイズ!」と言うと、全員食いつく。イントロクイズをしたり、色々行われる。中には離婚して苗字が旧姓の鈴木に戻ったり、(車椅子の伊勢さん以外ファンは全員“鈴木”という名前)夫に先立たれたり、ファン側も色々あったようだ。

次に、『なりきりズッキー』のコーナー。
出てきたのは、ズッキーの娘、景織子の夫(荒川)。夫「僕はお父さんの仕事を認められませんでした。正直、今も認めてません。・・・気持ち悪い。だから結婚式にも呼びませんでした。」ズッキー「そうだよなぁ。こんな父親嫌だよなぁ。」 夫「でも、今日は、僕はお父さんになりきります!」
夫、スーツを脱ぐと下にはアイドル衣装。ズッキーと一緒に歌い踊る。

途中、ズッキーは倒れるも、娘に起こされ再び復活。
夫がはけた後も、倒れては娘に起こされ、倒れては娘に起こされ・・を繰り返し、ハジケルズッキー。
ズッキーは、ファン達に言う。ズッキー「僕には、もう、子供がいます。子供どころか孫もいます。今まで有難う。でも、人は乗り換えなきゃいけません。ヨン様とか、ハニカミ王子とかに乗り換えなきゃいけません。」一人一人に握手をするズッキー。

ファンは眠る。ズッキー「皆、どんな夢、見てるんだろうな?」 娘「決まってるじゃない。お父さんの夢よ。」 伊勢「CR伊勢志摩!」(あ、さっきのコント、この人の夢だったんだ) ズッキー「違うみたいだケド・・・。」
そして、ズッキーも眠りにつく。

もう、コレは、池田成志祭りでした。池田氏ハジケル、ハジケル。もう決して若くないのに(^_^;)。途中、ウィックが取れて、そのウィックが客席中を回りました(笑)。
このコントの池田氏は、演技の仕方が、松尾スズキ氏みたいでした。だから、この役は、松尾氏でも出来るかも。あまりクネクネしない松尾スズキみたいな演技。

唄う、踊る、池田成志。多分、舞台袖でクッタクタになってるだろうね。それでなくても、天狗でビーチバレーもやってるのに。
あと、ズッキーの唄う歌が昔のアイドル歌手を微妙〜にパクってる歌で、とても懐かしい。イモ欽トリオとか、トシちゃんとか、マッチとか。

ズッキーの「鈴木さん、鈴木さん。一人飛ばして、鈴木さん」というフリも好きだったなぁ(伊勢さん以外は鈴木さんの為)

今回のMVPは、伊勢さんと池田さんに差し上げたい(笑)。
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