飛石連休＆18ＫＩＮトークライブ〜ポップスターＶｏｌ．６〜

飛石連休＆18ＫＩＮトークライブ〜ポップスターＶｏｌ．６〜に行きました。

今回の会場は劇場バイタス。
そして、ゲストは、「いつかは来るだろうなぁ〜。」と思っていたコンビが参りました。その名は、キングオブコメディ。
何気に、この２組と仲良しなコンビです。
しかし、まさか、こんな絡ませ方になるとは！その詳細は、後ほど。

まずはお品書き。
・飛石連休と18ＫＩＮのトーク。
・お客さんから、ダメ出しと良いところを事前アンケートで書いてもらって、これを見ながらあれこれ言うコーナー。
・Ｋ−１グランプリ（Ｋ−１のＫは、“今野”。今野１グランプリ。）

飛石・藤井氏は、バスケットボールチームを作ったらしい。三拍子・高倉氏など、背の高い人に電話したらしいのだが、18ＫＩＮ・大滝氏に電話したら、返事がなかったと(^_^;)。
その代わり、何故か食いついてきた、18ＫＩＮ・今泉氏。
大滝「えぇ！何でコイツ呼ぶの？もし俺が行けてたら、遊びでコンビ揃っちゃうじゃん！」
確かにそれは恥ずかしい・・・(^_^;)。
結果。今泉氏は参加したらしいのだが、５分やって疲れてしまい、横になるは、どうやら、バスケセンスもない模様・・・。
しかも、帰り際に今泉氏「コレでバスケはだいたい分かった。」と言って帰っていった。
藤井「もう絶対、アイツ（今泉氏）来ないなって・・・。」

今泉「磁石の眼鏡の方がムカつくんだよね。」
大滝「え？永沢？アイツ、運動神経全くないよ？」
藤井「いや、バスケットやってたらしいんだよ。」
今泉「誰もいないのに、又の間をボール通したりするの。チームプレーなのに、自分だけみたいな！（笑）」
磁石は、“ラジかる！”をリストラされてしまい大変だよね・・と話していた。週に３回の出演が一気になくなるのは、確かにイタイと思う。

因みに、キャン×キャン長浜氏は、バスケ経験者らしく、抜群に上手いらしいです。ボールを取ったらクルリと半回転して確実にゴールに入れるらしい。
そして皆に「ゴールを決めて、吃驚するマスオさんやって」と言われたらしい。
律儀にやる長浜氏（笑）。

大滝氏は、以前草野球チームのピッチャーだったのだが、肩を壊して手術し、投げられない体になってしまった。
藤井「草野球で手術って凄いよね。」
大滝「うん。俺、１年間で20試合投げてたの（苦笑）。で、草野球って登板したら、交代しないで、大抵そのまま投げるのね。で、肩が痛くて医者に行ったら『コレは手術しなきゃ治りません』て。」
大滝氏、選手生命を絶たれてしまいました。って、本業漫才師ですが・・・。
今も草野球チームをやっているらしいが、大滝氏はオーナーらしい。
大滝「タキツネだよ。タキツネ。」
今泉「そんな影響力はないだろう。」

草野球ペナントレースも開催されているらしいのだが、凄くちゃんとしたモノだった。
ブッチャーブラザース率いるサンミュージックチーム、アミーパークと他事務所の合体チーム、ソニーチーム、ナベプロチームなどがいるらしいのだが、なんと、ソニーチームからは芸人を辞めて、実業団へ行った人がいるらしい。
ざわめく会場。
元々、巨人だかの最終試験に残ったような人だったらしいので、野球の才がある人だったのだね。
あと、ナベプロチームには“浜の番長”の弟、通称“浜の副番長”もいるらしいぞ。
因みに、副番長の口癖。
「高校までは、兄より俺の方が（野球の腕は）上だった。」
だそうだ（笑）。

飛石・岩見氏は、渋谷の町で“鬼ごっこ”をする団体に遭遇。ストリート・鬼ごっこだな。
私、知っていたのですが、私が知ってるストリート鬼ごっこと少しルールが違っていた。

最初、岩見氏は、蛍光で光る首輪をしてる人を見つけ、「何だろう？」と思って声をかけたらしい。
その首輪が鬼ごっこ参加者の証し。捕まえられると首輪を外され、鬼側にまわり、今度は、首輪の人を捕まえに行く。
首輪の人は歩き回ると捕まってしまうので、隠れるのだそうだ。

岩見「缶を出してゴミ箱に隠れる人がいるけど、それは隠れ方としてはベタなんだって。今は、ゴミ袋を被って、ゴミのふりをしてゴミと一緒にじっとしてる。」
藤井「隠れ方の流行があるんだ。」
岩見「時間が１時間で決まってて、１時間たっても捕まえられなかったら、皆が（肩をポンポン叩く仕草）『ようやったなぁ。』って誉めてくれる。」

岩見氏も面白そうなので参加したらしいのだが、首輪をつけたとたん、３方向から人（鬼）が走ってきて、あっさり捕まってしまったらしい(^_^;)。
コレ、結構面白そうだよね。
渋谷の雑踏で誰が鬼かは分からないワケだし、ドキドキすると思う。
60人くらいで行なう“鬼ごっこ”だそうですよ。

大滝「今度、首輪してる奴捕まえてやろう。そして『鬼じゃない〜』って言う（笑）。」
藤井「じゃあ、オマエが話しかけた人、（岩見を鬼だと思い）吃驚してなかった？」
岩見「うん。最初鬼だと思って、その人『あぁ〜』って。」
大滝「そりゃ、『あぁ〜』って言うよね（笑）。」

サインの話。
大滝氏は最近、超新塾に入ったらしい。
名前は“新塾ウルフ”。超新塾には、色々細かい設定があって、どうやら、その設定で一つキャラを作ってもらったらしい。
他にも、新塾ペガサスや、新塾ユニコーンなどがいる。
大滝氏は新塾ウルフのサインも作ったらしいのだが、「サインする機会がない（笑）。」

藤井氏がカンニング竹山さんと竹山さんの奥様と奥様のお友達と三拍子とお祝いパーティーをやっていたら、他のお客さんが竹山さんに気が付いてしまった。
普段、竹山さんは気さくにサインをするが、今日は奥さんや奥さんのお友達もいるので微妙な空気になってしまうから、サインは断ろうね・・という話でまとまった。
会計を済ませると、案の定大学生らしい男の子がペンとノートを持って待っている。断ろうと思った瞬間・・
男の子「あの、サイン下さい。三拍子さん！」
藤井「そっちかい！」
カンニング竹山氏は「俺もまだまだだなぁ〜・・・」と言っていたらしい。

こういうお笑いマニアはたまにいるらしく、今泉氏も、やるせなす石井氏と一緒にいたら「18ＫＩＮさんですよね。サイン下さい。」と言われてしまったらしい。
今泉「こういうの、先輩と一緒だと気まずいよね・・・。」

藤井氏は、以前、さくらんぼブービーの鍛冶氏と、三拍子・久保氏と飲んでいたら、やはり気付かれてしまった。
「誰だっけ？誰だっけ？」と言われ仕方なく「飛石連休の藤井です・・・」お客「知ってる知ってる！」鍛冶氏も仕方なく「さくらんぼブービーの鍛冶です・・・」お客「カジ君じゃない？でしょ？知ってる、知ってる。」久保氏「三拍子の久保です。」お客「・・・・さぁ？」
その途端、久保氏の機嫌が悪くなったらしい(^_^;)。

・事前アンケートで、メンバーの良いところと、ダメ出しを書いてもらい、それについてあれこれ話すコーナー。

面白回答が多い中（例えば、他のメンバーは『特になし』なのに、岩見氏のみダメ出しで『チビ』と書いてあったり、今泉氏のみ『オッサンくさい』と書いてあったり）、中にマジダメ出しがあって、コレが結構面白い。

『藤井、間が悪い』『もっと毒のあるネタ作れ』とか。
マジダメ出しに、凹むメンバー４人（笑）。

私のお気に入りは、何故か、野球でメンバーを例えたアンケート。
“今泉さん。７番。稀に大きな当りがある。”
今泉「うわぁ。７番て微妙だなぁ〜・・・。」

“大滝さんへ。何故18ＫＩＮの単独ライブをやってくれないんだ！”
今泉「コレは、俺には言ってくれないのね・・・。」
藤井「どっちがコンビを引っ張ってるか、この方も分かってるんでしょうね。」
大滝「いやでも、寧ろこっち（今泉）なんだよね。逆にこっち（今泉や岩見）から言われたら断れないってない？」
藤井「いえ。俺、『はぁ？』って言います。だって、チラシから、お金の計算から、全て僕がやんなきゃいけないんですよ。コイツ（岩見）何もやってくれないから。」
岩見「えぇ〜。僕、稽古日くらいは決めるよ・・・。」
藤井「そんなの、稽古場電話して、『いついつ空いてますか？』って言うだけやないか！」
大滝氏曰く、ネタを作るのはさほど大変な作業ではないらしい。その他細かい事務的なコトが単独ライブは面倒くさいらしい。

あと、多かったのは、藤井さんは『目がでかくて怖い』。大滝さんは『今泉さんに、たまに冷たい』
大滝「たまにじゃないよ。常に冷たいよ。」
この回答に、笑う今泉氏。
実は私も、このトークライブに来るまで、コンビ仲がそっけなくて好きだなぁ〜18ＫＩＮ。と思ってました。
そうでもない・・というコトが、このライブに来るようになって分かりました。
ちゃんと信頼してるのね。

・キングオブコメディを迎えての企画。
『Ｋ−１グランプリ』
Ｋ−１のＫは今野のＫ。つまり今野１グランプリ。ポップスターのメンバーで、１番“今野に近い人・・即ち、２代目今野”を決定する。
決め方は、キングのネタである『迷子』か『新幹線』のどちらかの今野パートを演じ、審査員長（今野氏）が見て、独断で決定。
１番ダメな奴は、会場の拍手で決める。

キング・高橋氏登場。（今野氏は着替て待機中）
模範演技をキングオブコメディが最初にするのだが、
高橋「あんな的確なダメ出しをするお客さんの前で、やりたくないです。」

模範演技終了後、師匠ぜんとしたキャラを作る今野氏。
ポップスターのメンバー天空を仰ぎ、自分の身体に“今野”を降臨させようとする。
・・って、今野って降臨させるモノだったのか！！！
今野「今野はなかなか掴めないと思いますが、皆さん頑張って下さい。」

ジャンケンで順番が決定。（　）はやったネタ。　
１、大滝氏（新幹線）。２、藤井氏（新幹線）。　３、今泉氏（迷子）。４、岩見氏（迷子）。
（２と３逆かも・・）

大滝今野。
最初、ネタがトンでしまい、台本を確認し、もう１度やりなおす。
普段の18ＫＩＮからは想像出来ない、妙にテンションの高い大滝氏。
「高橋じゃね？高橋じゃね？高橋くさくね？高橋くさくね？くさくね、高橋。」
ネタがトンで「もう、そこ行っちゃうんですか？」と言う高橋氏。

終了して、審査員長の今野師匠から一言を貰う。

藤井今野。
衣装を自前で用意。学ランを着た藤井氏登場。
ネタは、自分で考えたアドリブを入れた上、模範演技より長いヴァージョンで勝負。
高橋「え？そこまでいくの？」
流石、プロ！
流石、次長課長やチュートリアル・徳井氏と席を並べて学んだだけある！（そういえば、ＮＳＣ12期生は、芸人さんの当たり年ですね）
しかし、今野師匠の総評は「可愛げがない。」
あと「性別が違う（本来は学ランじゃなくて、セーラー服だからね）。」

今野師匠、何故か、総評を言うたび、高橋氏の記憶もなくなり、高橋氏に「誰だキミは？」や「キミは・・・」と問いかける。その度「高橋です！」と律儀に返す高橋氏。

今泉今野。
半ば出オチ！半ズボンに、何故か“魁皇”と書かれた黒のＴシャツにキャップ。こんな子供、おるか！（笑）
テンション高く泣く、今泉今野。
「お母さんとね〜□○△＠＊※☆〜。」

今野師匠の評価。「大部分は良かったが肝心の『屁が出た』の下りがなかったので、やってみて下さい。」
今泉今野。演じてみるも、何か変。
高橋氏「分かりました。『屁が出た』って言ってるんです。でも、声が高くて聞き取れない。犬にしか聞こえないんです。」
今泉氏の声は犬笛らしい。
今野「いつから僕に憧れていたんですか？」
今泉「やはりデビュー当時の14年前から。」
今野「あぁ、では、僕が中２か中３の時から・・・。」
明らかに、年齢が合っていない（笑）。

岩見今野。
今回、尤も、今野に近いであろう・・・と目される人物。
案の定、あまり迷子の恰好に違和感がない。
「お母さんとね〜□○△＠＊※☆〜。」

結果、今野師匠が１番今野らしいと思った２代目今野は岩見氏に決定。コレで、岩見氏は「２代目、キングオブコメディ今野」を公式に名乗れるらしいです。
１番ダメなのは大滝氏に決定。罰ゲームとして、次回のライブで開演前にウエイターをやるそうだ。

今野氏、素に戻る。
今野「トークライブなのに、僕、やっと普通に喋ってますけど・・・。今までずっとキャラ作ってたから・・・。」
高橋「トークライブで、こんなにネタやるコトないですよ。トークライブなんだから喋らして下さい。」

この企画１番大変だったのは、高橋氏だと思う。
模範演技も入れて、合計６本ネタをやりました。単独ライブか！（笑）

高橋氏は、この企画の為に、事前に台本をプリントアウトして皆に渡していたらしいのだが、今泉氏は「書かないと覚えられない」と言い、写経の如く、全部手書きで書き写していたらしい。
高橋「しかも、泣くところとか何言ってるか決まってないから、“□○△＠＊※☆”ていう表記なのに、それまで全て書き写していた。」
大滝「俺たちのネタも、それぐらい一生懸命やってくれたらなぁ。」

２代目今野に決定したので、次回は２代目高橋を決めるＴ−１グランプリを開催しようと。
２代目今野と２代目高橋で、２代目キングオブコメディを作るらしい。
高橋「あのぅ・・・。俺らどうなっちゃうんですか？」
藤井「先代やないの？」

どうやら、前回のキングのトークライブの時、18ＫＩＮ大滝氏がゲストで行く予定だったらしいのだが、仕事が入ってしまい行けなかった。
高橋「また、トークライブがありますので・・・」
大滝「それに行けば良いの？」
今泉「行くよ。」
高橋「まだ、オファーはしてません。（両手で制するポーズ）」
岩見「僕は出演しないの？２代目やのに。」
高橋「自宅待機でお願いします〜。」
どうやら、２代目は、先代今野に何かトラブルがあった場合呼ばれるという位置らしいです。

今野氏が“虎ノ門”の“話術王”に出演するので、それの練習をする。今野氏「僕、話術王ですか？何でオファーが来たのか・・・。」

あと、いつか、鬼ヶ島の野田氏の２代目を決める、Ｎ−１グランプリがあるかも知れません。

私、ずっとアンケートに“シャッフルネタが見たいです”と書いていたのですが、まさか、こういう形で実現されるとは！
有難うございますと言いたい（笑）。
面白かったので、是非またやって欲しい企画です。
漫才でも面白いよね。
号泣で、Ａ−１グランプリ（赤岡１グランプリ）とか。

帰りにお嬢さんが、大滝氏にサインを求めていたのですが「新塾ウルフでお願いします。」と言っていたのがツボでした。
大滝氏、初めてお客さんに、新塾ウルフでサインを書いたんじゃなかろうか。