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2005年09月08日22:52

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弥生美術館珍道中。

本日は、弥生美術館に内藤ルネ展を見に行きました。新聞屋さんにチケットを貰ったのです。新聞屋さん、有難う〜。

今回、スペシャルゲストが2人います。私の母と、母の友人です。
・・・何だろう。この組み合わせは(^_^;)。

内藤ルネ氏。ポップカルチャーの草分け的存在と言われてる方です。今のキャラクターグッズの先駆けを作った人と言っていいかも知れません。キティーちゃんや、たれぱんだの元祖ですな。
ゲイの方なら、『薔薇族』の表紙を描かれていた方・・・と言えば、お分かりになる方も多いと思います。

弥生美術館の館内に入ると、乙女チック大爆発です。か・・・可愛い。可愛いグッズが沢山あるぅ〜〜〜。
“りぼん”や小学館の学習雑誌のふろく。紙袋や、オシャレ小物入れ(紙で出来てて、組み立てるやつね)、シールやブローチ。今見ると、正直チャチなんだけど(^_^;)、当時の少女達は、きっとコレを、大事に集めていたに違いない。イラストは、目玉が大きくて、スレンダーで、おちゃめでカワイイ女の子。うう〜ん。プリティ〜。
これもカワイイのですが、私が感動したのは、トマトのイラストのナプキン。ポップなトマトのイラストが可愛い1枚。
何で感動したかと言えば・・・

「私、コレ、持ってたのぉ〜!!!」

ピーマンのもあったのですが、コレも持ってた。幼稚園の頃だったのですが、お弁当を包むのに、確かに使ってました。コレって、内藤ルネ氏、デザインだったんだぁ!!

あと、パンダのキャラクターのハンカチや、水着入れ。私、コレも持ってたぞ!!知らず知らずのうちに、私は内藤ルネ氏に、お世話になっていたのねぇ。

あと、ステンシールも懐かしかったです。ステンシールって、透明なフィルムにイラストが印刷されており、シール状になってて、剥がして、冷蔵庫に貼ったり、窓に貼ったりする、インテリアシールのコトなのですが、コレも家にあった!ひまわりのや、マーガレットのとか持ってた!
興奮状態で母に言ったら「・・・・・・あったっけ?」って言われた〜!(泣)アンタが買ってきたんじゃあ〜!!!!うわぁぁぁぁ〜ん(T_T)。

私の横で、母と娘らしき親子が凄く楽しそうに話してて、凄く羨ましかったよ。どうやら、お母様が、内藤ルネ世代で、ファンらしいのですが、娘も「これ、可愛いねぇ〜。」とか「『りぼん』の付録って、今もある漫画の『りぼん』?」とか訊いてたよ。
我が母とえらく違うぞ(^_^;)。我が母、飽きちゃって、友人殿と行方不明になってたから(笑)。

話を戻すぞい。

内藤ルネ氏は、挿絵画家・中原淳一氏に見出されるのですが、順調に仕事してたのに、途中詐欺にあい、全財産を持ち逃げされた挙句、病気になったりして、結構大変な時期もあったそうです。
でも、病気になったりしても、担当のドクターのコトを好きになっちゃったりして(あ、内藤ルネ氏は男性です。ゲイなのね)、なんか、可愛い〜!!(そんなラブってる場合じゃないだろう!死にかけてるのに!と私は説明を読みながら、ツッコンだ)
こういう、男性の中に“乙女”が入ってる人っていうのは、何か可愛らしいですね。男性の中に“女性”が入っている方は、往々にして、ちょこっと意地悪になるものだが、乙女が入ってると、意地悪というより、何だろう・・・“純真で可愛らしい”という感じになるんだなぁ。

『薔薇族』の表紙の原画もちゃんとありました。流石、弥生美術館!こういうところは、無視しないね。テディベアシリーズの表紙、可愛いなぁ〜(男の子とテディベアが絡んでるイラストシリーズ)。

とにかく、思ったコトは、今この内藤ルネグッズを、中高生が持っていても、全然おかしくない・・・というコト。ポップでキュートで乙女チック。黒猫のキャラクターや、パンダや、天使グッズなんか、女子高生は欲しがると思うぞ。
実際、弥生美術館に、復刻版のグッズと思われるモノがあったケド、どれも可愛かったし、ポスターやシールなんか、結構売れてました。私は飾ってあった、トマトのコップが欲しかったケド、それは復刻されてなかった(^_^;)。変わりに、クリアファイルを買ってみた。これで私も明日から、乙女デビューだわ(笑)。

3階の高畠華宵の絵も素敵だが、感想書いてるときりがないので、この辺で。

帰りに、母&母の友人殿に、東京大学の学食に強制連行されました(^_^;)。普通の学食なので、味はまぁ、・・・・なのですが、安いしボリュームもあるので、コストパフォーマンスは良いです。美術館の帰りにでも寄ってみて下さい。

余禄。内藤ルネ展。ルネ氏を囲んでのお茶会が、17日&23日にあるそうです。詳しくは、弥生美術館のHPを見てください。アドレスは下記にコピペしておきます。

http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
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