嬉しいことに、しばらく快晴の予報です。今日は、郊外の馬耳山 (マイサン) へ。石塔がたくさん並んだお寺で有名です。
全州からは、直通だと9:45駅前発のバス一本しかありません。乗りそこねると、エラいことです。
ところが。バスを待っていると、先ほど少し身振り中心で話をしたお婆さんが「いま通過したのが、馬耳山行きのバスでしょ?!」みたいにおっしゃるじゃないですか。えええええ。
脇にいた別の方に英語で尋ねてみたところ、なんと幸いにして日本語が通じる方でした。一年間、仕事で大阪に勤めたことがあるそうです。「さっきのバスですか? 違いますよ」とのことで、事なきを得ました。
この方、これからご夫婦で馬耳山に丸一日トレッキングのご予定なのだそうです。ソウルから今日 KTX で全州にいらしたとか。私はもちろん、お寺だけ見て帰ります!
さて、そんな出会いから馬耳山に着くまで、バスの中でお話をさせて頂きました。ご主人と私は日本語で、奥様と私は英語で。ご夫妻はもちろん韓国語でという状態でした。最後のほう、脳内の言語切替が瞬時にできなくなりました 笑。
ちなみに、ご主人は富士山に登ったことがあるそうです。日本を代表する山に登ったことのある韓国人と、登ったことない日本人の取り合えせでした、ははは。
馬耳山は、とても素晴らしかったです。参道の新緑も、切り立った岩の脇に建つ無数の石塔も。来てよかったと思える風景でいっぱいでした。(たとえトレッキングしなくてもね。)
帰路についても、綴っておきます。往路と同じルートのバスは17:00発の一本しかないので、必然的に別ルールでした。いったん鎮安 (チナン) の市外バスターミナルに行くバスに乗り、そこから市外バスで全州へ帰ります。
市外バスというのは、日本でいう「高速バス」が近いですかね。交通系ICカードや現金払いでいきなり乗ることはできなくて、事前にターミナルでチケットを買う必要があります。
前回の旅行では市外バスを何度か利用したので、戸惑わずに済みました。ただ券売機がなくて、窓口販売のみってのは初めてのケースでした。
金額を韓国語で言われても分からないので、電卓の数字を見せてくれないかなぁと思っていたら、なんと「カード (出せ) !」と言われました。はいはい。気が短いなぁ 笑。あ、払ったのは正規料金分だけで、問題なかったです。
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