京急川崎駅には、メインの改札口の他に西口改札という小さいのが脇にあります。主要な動線から少しずれたちょっとわかりにくいところにあって、なんだか隠れ家的な改札口です。京急グッズの自動販売機が近くにあるのですが、先月末に稼働が終了してました。
マイナーすぎて利用時間にも制限があります。今やどこの改札口ももそうですけど、カードの利用が一般的になったので、券売機が減って残り1つになっています。
改札口を出るとモバイル・バッテリーのレンタルマシンがあります。このあたりはオフィス・ビル、ソリッド・スクエアへ向かう改札口らしいと思います。画面の操作例の文字が繁体字っぽいので、台湾製かもしれません。
それから、生のオレンジを目の前で絞ってオレンジジュースにしてくれるシンガポール製の自動販売機もあります。こういう自販機こそ人の多いところに置かないと意味がないと思うのですけど、同じものがラゾーナにもあるので、こちらはあまりやる気がないのかもしれません。
駅の前に出ると、駅舎にテナントに入っている焼き肉屋とラーメンがあります。なので、京急的にはこちらにも人を誘導したのだろうなとは思います。
すぐ前にあるのが、ヨドバシカメラのアウトレット店。いま、このauの三太郎はかなり懐かしい気もするのですけど、世間的にはどんな感じなのでしょう。
それから、鳥貴族や宝島24というネットカフェの入っている雑居ビルとか、ラブホテルなんかもあります。このあたりの雰囲気は、いかにも関東のそれなりの規模の駅の雑然と建てこんだ駅前といった雰囲気です。
パチンコ店だったところが、プロバスケットボールチーム川崎ブレイブサンダーズのショップになっていて、ここにはたしかバスケットボールコートもあります。近くにあった自動車教習所は京急とDeNAが共同で開発して、1万人収容のアリーナになって、ブレイブサンダーズの試合などもやるんじゃないでしょうか。
若い人たちの集まるホットなスポットになりそうな反面、平成どころか昭和の面影を引きずっている一角も残っていて、なかなかイメージのまとまらない界隈になっています。
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