ディズニープラスのドラマだったので心配していたが結構面白かった。日本人がプロデューサーなので時代考証も日本の描き方もまともだったし、衣装も豪華で良かった。昔にも同名のドラマがあったが、それも昔見たが忘れてしまっていた。
内容は昔のとほぼ一緒だが、昔のは英国人に焦点が当たっており、今回のは政治の駆け引きに重点が置かれていたように思う。
話は、実際の人物である三浦按針をモデルにした、英国人が戦国時代の日本に流れ着く。そこで徳川家康ポジションの人に気に入られて、スペイン語を流ちょうに話せる武家の女性が通訳につく。その女性マリコとも仲良くなる。彼女のモデルは細川ガラシャのようだ。彼女の夫が妻にぞっこんで、嫉妬深くて切れやすいところも史実と似ていた。
最後の最後に関ケ原の合戦でドンパチやるのかな?と思ったら、そこはなかったので肩透かしに感じた。せっかく金をもってそうなディズニーでやるのだから、ド派手に関ケ原までやればいいのになあと思った。もしかして、お金を引っ張ろうにもポリコレをやりすぎてコケまくっていたので、実はお金がないのかなあ。
石田三成陣営の人達も、らい病の人がいたりとキャラがたっていた。彼は大谷吉継がモデルなのだろうが、関ケ原でみんなに裏切られても、彼だけ石田三成の味方をしてくれるとか、そういうのも見たかったなあ。
登場人物では、マリコがかっこよくて超人だった。美人で頭が良くてスペイン語も話せるし、なぎなたの達人だし和歌も上手だった。何でもできてすごかった。他のキャラもたっていて、特に藪重が面白かった。マリコの夫が、マリコにこっぴどく振られるシーンも面白かったし、実は身分ある侍なのだが、村人の中に紛れ込んでスパイ活動をしている人もかっこよかった。
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