mixiユーザー(id:26980384)

2024年04月25日17:23

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只今、台車に夢中ですw

京阪5000系の勉強は続いているんですけど・・
実は以前から気になっていた「台車の京阪」と呼ばれるまでに先進的な取り組みです。
京阪電車は日本初の空気バネ台車を採用している会社なんですよね。
汽車会社(川崎重工業に吸収合併され、現:川崎車両)と共に共同開発してから積極的に導入しています。
1955年空気バネ採用のKS-50台車は1700系の1759号に試験搭載されて数々のデータ取りが行われました。
その後、さらに改良が加えられて発展し現在も京阪電車を運行を支えています。
そんな中でとても気になったのがKSー68台車です。
この台車は左右の車輪を繋ぐ軸が無くて台車内の4つの車輪が自由に動く「独立回転車輪式」と呼ばれる台車なんです。
しかしこの台車は左右の車輪が自由に回転するので主電動機からの伝達機能が複雑になる欠点があって正式採用はされませんでした。
そんな中で以前から気になっていた台車の構造を思い出しました。
それは東京メトロと住友金属工業(現:日本製鉄)が共同開発したSC101形台車です。
この台車は銀座線1000系に採用されて現在も活躍中です。
乗車するとわかりますがカーブやポイント通過時に車輪のキシミ音がかなり低減されています。
実はこの台車、軸箱支持装置がモノリンク式のボルスタ付き自己操舵機能になっています。
車軸はそのままなのにカーブに合わせて車軸が可動するとても優れた台車なんです。
銀座線だけではなく丸ノ内線2000系にも同様に自己操舵機能付きSC108形が採用されていまのでお楽しみ下さい。
また同様な台車としてはJR北海道のキハ283系のDT283形が同じ構造になっています。
さらに片側の軸箱の支持剛性を柔らかい設定にしている自己操舵機能付き台車JR東海383系のDT61形・TR245形もありますから乗り比べてみるのも面白いかもしれませんね。
急な曲線でも安心して走る車体を支えている大切な台車なんです。
さらに高速で曲線を駆け抜ける車体を振り子式電車も面白いですね。
今話題の新型「やくも」273系はもちろん、今後登場する新型「しなの」385系も気になるところですね。
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