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2024年03月29日11:46

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『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』感想

〜若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇〜
〜熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる〜<映画.comさんより>

フォト


前作、知らないです。若松孝二監督作品は『キャタピラー』しか観たことありません。
ただ予告編での東出昌大さんの雰囲気に惹かれたゆえ観賞。

あと、シネマスコーレっていう名前は知ってたけど、若松孝二さんが作られたっていうのは知りませんでした。

もう、笑いっぱなし。
始まってしばらくして名古屋の喫茶店で若松孝二と木全純治が待ち合わせするシーン。
若松「名古屋って、コーヒー頼んだら、サンドイッチとかついてくるんだろ」
木全「あっ、それはモーニングだけですね」
若松「なんだよ、それ。なんか損しちまったな」
もう、これだけで、映画に入っていけました(爆)

あと「ピンクとポルノは違うんじゃ」っていうのも勉強になりました。ポルノは日活。

私、若松孝二っていう人物を知らないくせに、井浦新演じる若松孝二監督に、どんどん魅せられていって・・・面白すぎ。

「ただで起きないために転べ」

※予告編
https://youtu.be/UDbqL_zriI8

邦画ネタが豊富で、邦画好きな方は、たくさん頷けるはず。

キャスト陣、井浦新と東出昌大は、最高。死ぬほど上手い。
芋生悠は『夜明けのすべて』のあの彼女だぁああ〜って、気づいた私を誰か褒めて〜(笑)
杉田雷麟は役の雰囲気が『カラオケ行こ!』の齋藤潤に似てたのはどうでもいいとして、良かったです。

まさか、まさかの掘り出し物。とにかく笑いっぱなし。
上映劇場少ないですが、オススメです!指でOK 4つ☆
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