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2024年03月31日23:11

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今シーズンは42日/まさか全身がつってしまった/「薪ストーブ×広葉樹」という宗教

【画像①】空と地面の間の「紫」
黄砂と花粉･･･。
花粉症、厳しいです。

【画像②】1日の作業量
薪だな１つ分だけ。
今はまだ練習なので、径が細いですが、
いよいよ径が太い普通の玉切り。
これからは「薪割り」です。

■今シーズンは42日
3/31、ブランシュたかやま最終日。

土曜、日曜ともに
東京では凄い暑さだったみたいですが、
スキー場は最高気温10度。
スキー場的にはシーズン終わり。

ただ、3月には珍しい豪雪の影響で、
シャバシャバ雪ではありますが、
スキーは最後まで楽しめました。

シャバシャバ雪で忘れていたのは、
「まるでサーフィン？」
並みによく滑るということ。

そりゃ、雪より水のほうが
抵抗は圧倒的に少ないですから。

今シーズンは山の家のおかげで、
一気に滑走日数が40日を超えました。

上手くなったかどうかは･･･。
わかりません。

わかったのは、
・体力が年々しっかり落ちていること
・痛みや恐怖心に段々勝てなくなっていること
ですかね。

これから板をチューンアップに出して、
ウェアを撥水加工クリーニングです。

■まさか全身がつってしまった
朝6時前に起き、体操し、
スキー2h。

軽く昼ご飯を食べて、
薪だなを組み立てた後、
木を切ったり、
チェーンソーをメンテしたりして
さらに3h。

仮眠を30分取ったら、
なんと、肩から腰まで
全身がつった状態で起きました。

やばかった。

「木を切る」
というのがなかなかの曲者。

開拓してもらったとき、
大きな木を中心に、家の裏に
まとめて置いてもらってます。

山の家は山麓なので、
裏手が緩やかな下り坂。
そこに木がどっさり。

10分、チェーンソーで玉切り。
内燃機関の熱と、けが防止の重装備で
10℃でも汗だく。

そして、10分、坂を重い木を持って
何度も上る。
これでも汗だく。

この繰り返し。
2hもやると、文字通り、
「精魂尽き果てる」。

でも、肩ってつるもの･･･？

■「薪ストーブ×広葉樹」という宗教
目下、薪ストーブ、勉強中です。

知らないことばっかり。
自分の無知に反省です。

山の家近辺は標高1300m。
つまり、基本的に生えている木は
ほぼすべて針葉樹。

実際、山の家開拓で出た「木」は
ほぼ針葉樹。

実はこの針葉樹、
知らないといけないことがあります。

「低温で燃やすと、公害をまき散らし、
煙突もタールでべったりになる。」

一方、特に薪ストーブは、
圧倒的に欧米製がすう勢。
つまり、針葉樹対策が前提の設計。

針葉樹はマツ、スギ、ヒノキなど。
しっかり燃やすと広葉樹より
燃焼温度は高くなります。
でも、全然かまわない。
欧米の良い薪ストーブは
300度までは普通に大丈夫。

バーっとガンガン燃やす。

就寝前にしっかり燃やし切って、
その保温で朝まで持たせる。

夜、延々とちろちろ燃やす、なんて、
環境的にもタール発生等の観点でも
「論外」。

https://www.howardstarleton.co.uk/2020/07/26/can-i-burn-pine-conifer-willow-poplar-softwood-on-my-woodburner/

だから、北欧の家などは、
「薪ストーブ」＋「針葉樹」＋「断熱」でセット。
「断熱」がカギ。

針葉樹はこちらの地では
「タダ」でいくらでも手に入りますので、
現地の処理に困る木こそ燃料で使いたい。

今、目指しているのはそのスタイル。

【日本では広葉樹信仰】
実は、この方針、
日本ではかなり実験的。

というのも、日本では
「薪ストーブ」＋「広葉樹チロチロ」
が大々的に主張されている。

恐ろしいことにYoutubeでは
普通に、
「前日からの残り火でたきつけ」
とか自慢げにさらしている。

バカか？

実際、山の家近辺で
販売されている木の8-9割は、
「広葉樹」。

昨年の薪割り講習でも、特に女性が、
「うちはナラとかクヌギじゃなきゃダメ」
とか言っていた人も数人いました。

おいおい。
金持ちの道楽が「別荘×薪ストーブ」だろ。
あんたん家のストーブ、絶対燃やせるから。
カネをけちって間伐林の薪割りに来るなら、
広葉樹を主張するなよ、と。

それにしても、ひと冬乗り越えるのに、
「2平米」か。

仕事しながら薪ストーブの管理は
難しい可能性があるので、
試し試しですかね。

とにかく、今は木を切って、
乾燥させるしかない。

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