52ヘルツのクジラたちから讃岐喫茶☆ファイル１２９　にゅうめんとプリンパフェ。

いつものごとく高松東イオンシネマで２０２４年度４度目の映画鑑賞。
2024年3月1日封切りの今回の映画は「52ヘルツのクジラたち」。
９時２０分の回をe席リザーブにて月一クーポン1200円で予約してました。

タイトルとなっている52ヘルツの鯨をググってみると・・・
「正体不明の種の鯨の個体」とあり、実在する鯨のようです。鯨が海の中で鳴いて仲間とコミュニケーションを取っている事は有名ですが、その鳴き声は通常10-39ヘルツと言われています。しかしその個体の鳴き声は52ヘルツであり、どの鯨の仲間にもその声は届く事は無く、それゆえ「世界でもっとも孤独な鯨」と呼ばれています。

原作は２０２１年の本屋大賞受賞作のようですが、未読。
人の心の痛みと心の移り変わりをズンと感じられる主演の杉咲花さんの演技が光る作品でした。とにかく陰のある子を演じさせると天下一品ですな！この人の泣きの演技には必ずと言っていいほど、こちらも涙を引っ張られてしまいます
ただ、DV、ネグレクト、ヤングケアラー、性別不合とトランスジェンダーなどの現代に表出した問題がたくさん詰め込められすぎていて、全体的にはテーマが散漫になった感は否めません！スパイスの効いた内容だっただけに惜しい。



帰り際のランチは、今やうどんチェーンとなった「たも屋本店」のある高松市朝日町F地区界隈で営まれている「喫茶コトナミ」で頂くとしましょう。

駐車場は隣の「たも屋本店」の所に停めても良いとの事。
店主さんと関係あるのですかね〜。

店内に入ると、すでにママ友会？の団体客がいて、女性店主さん一人で大変そう！
厨房前にして二人坐のカウンター席に座りました。
注文は、かためのプリンが主目的ですが、お昼ご飯も兼ねているのでたも屋の出汁を使っているという「にゅうめん（550円税込）」をトッピング三種（梅ちりめん、温玉、ツナ）からうどんのぶっかけ風に温玉をチョイス。
プリンは昭和のプリンアラモードを連想する「プリンパフェ（700円税込）」を頂くとしましょう。
ゆったり音楽が流れる本が読み放題の空間で暫し、一人の時間を過ごします。お手元眼鏡忘れた（爆）

まずはお食事の“にゅうめん”来ました！時間がかかると仰ってましたが、店主さんのテキパキした動きに脱帽！そんなに待った気がしません！！
アルデンテなソーメンにいりこの香り立つ出汁、お揚げさんにスキッとした歯ごたえの豆苗、そして最後に温玉をつぶすと二度おいしいです。添えられた唐辛子は自然なものでしっかり辛さのあるもので結局、全部入れて楽しみました。

プリンパフェには、昔ながらのかためのプリンをメインに苺とお手製クッキーが添えられていて、中にはミルクたっぷりのアイスクリームやまた苺、そしてカラメル状のプリン、底にはポップコーンが入っていて、最後まで楽しめるパフェならではの構成でした。

いずれにしても丁寧な仕事が感じられた麺類とプリン類で非常にレベルの高いものでした。これは他のメニューも食べたいな！
最後まで「お待たせしてすみませんでした。」と腰の低い店主さんに好感度は爆上がり！支払いはペイペイ払いOK!でした。

喫茶コトナミ
【住】香川県高松市朝日新町1-9
【電】087-880-9192
【営】11:00〜18:00
【休】月曜（祝日の場合は営業）不定休あり※12月30日〜1月2日は休み
【席】12席（カウンター、テーブルあり）
【駐】たも屋本店駐車場共用15台くらい