怖れに振り回されないために。

恐怖心は、
あまり欲しい感情ではないかもしれないね。
とはいえ、
怖れは、この世界、私という命にとって
必要なもの。
無くてはならないものなんだよね。
　
　
　
　
恐怖心は
この世界を冒険するにあたり、
必ずなくてはならない必要な感情なの。
　
それは、
人体における痛覚と同じ。
　
痛みがないと、
命を縮めることを厭わなくなってしまう。
　
痛みがあることで、
命を長らえたいと思うようにできている。
　
命を縮めそうな時に、
恐怖心が起きるようにできている。
　
命を長らえられることで、
冒険ができる。
　
恐怖心を利用して、
危険を察知して、
命を長らえ、
命の綱渡りが冒険になっているの。
　
　
そして、恐怖心があることで、
疑心暗鬼が産まれ、
死んで終わってしまうかもしれない。
その先の悦びに辿り着けるかもしれないという
ワクワクドキドキした感情が作り出されるの。
　
その、
ワクワクドキドキした感情を抱いて、
冒険することが、
この世界に命を得て営んでいる私の役目。
　
　
この世界を創造した
宇宙の中心の神様が唯一できないことを、
私は宇宙の中心の神様の代わりに、
宇宙の中心の神様の触手になって、
体験しているの。
　
宇宙の中心の神様は、
いつもいつも私と共にいて、
私が体験していることを、
私と共に体験してくれている。
私のワクワクドキドキの人生ドラマを
いつもいつも一緒に体験してくれている。
　
　
　
恐怖心は、
人生を楽しむために必須な感情だけど、
恐怖に埋まってしまうと、
身動きできなくなっちゃうの。
　
怖れで身を固めてしまって、
身動きできなくなっちゃうの。
　
その状態が続くと、
人は鬱になる。
　
魂の役割、命の役割を
果たすことができないために、
鬱という病気を発症するの。
　
　
鬱を治すのは、
実は、簡単なの。
人生の冒険を再開すれば良い。
それだけで良い。
　
人生の冒険を再開すれば、
宇宙の中心の神様が与えた
魂の役悪、命の役割を果たしていることになるから、
鬱は消えてく。
　
未来に希望を抱き、
生きていくことで、
命の役割は果たされる。
　
　
　
恐怖心がないと、冒険にならないの。
恐怖があるから、冒険になってるの。
　
恐怖心があるから、
楽しいと感じることが
できるようになってるの。
　
恐怖心がないと、
あらゆることは、
単なる労働になっちゃうの。
　
その労働に、
楽しいと感じさせるエッセンスが、
恐怖心。
　
そのエッセンスが多過ぎて、
凝り固まっちゃうと、
その労働は苦痛になるの。
それが鬱を産むの。
　
その加減を持って、
調整しながら、
冒険できる範囲を広げるの。
　
少しずつ、
少しずつ広げるの。
　
　
　
　
恐怖心に振り回されて、
チャンスを失うかもしれないと思ったら、
自分の立ち位置を、
替えるといいよ。
　
自分の命。
過去の乗り越えられなかった経験の自分から
直面している事態を見つめていると、
自己防衛のため、
恐怖が産まれ、
その恐怖心は、強くなる。
　
恐怖を乗り越え、
その向こう側に行こうと思ったら、
その恐怖心は邪魔になる。
　
邪魔になるけど、
必要なもの。
私が人生の冒険をし、
その冒険を愉しむのには大事なエッセンス。
　　
　
だから、最初に、
恐怖心が産まれたことに感謝するの。
今まで、私を守ってくれてありがとう。
って感謝するの。
私に、今ここで、
冒険のステージを与えてもらえたことに感謝するの。
　
そうして、
自分の目の位置を、
自分の上に持ち上げるの。
自分が見える範囲で、
その場全体を眺めるの。
　
自分からしか見えなかった世界から、
自分の上から、周りの様子を含め眺めるの。
そして、
その場の英雄に、私をするの。
胸張って生き切れる私にするの。
そのためにどうしたら良いか考えるの。
　
リスクは恐怖が教えてくれた。
メリットは、
その場全体を見ることで得られるの。
　
その場全体を見ることで、
凝り固まっていた対処法も、
一つではないと気付けるの。
いろんな対処法があると気付けるの。
　
　
ゆっくり、
呼吸しながら、
自分を英雄にしてやるの。
自分の魂に胸張れる生き方をすると決めるの。
　
そうすることで、
そこは、
本当に背を向けて逃げるべきところなのか、
ガチに向き合って勝負すべきところなのか、
ちょっと傍に寄ってかわすところなのか、
いろんな対処法が見えてくる。
　
そして、その先で、
何が得られるかも見えてくる。
　
　
怖れは必要なもの。
怖れは必要なものだけれど、
怖れに振り回されていては、
人生は行き詰まる。
　
怖れに対して工夫して乗り越えていくゲームを、
一人一人がしているの。
　
自分もそのゲームをしているの。
周りの誰もが、そのゲームをしているの。
そのステージは、
それぞれ違えど、
それぞれのステージの怖れに対峙して、
自分が生きていく範囲を広げる冒険をしているの。
　
みんな、みんな冒険者。
自分の冒険を楽しんで、
仲間の冒険を手助けするの。
　
それで、歓びが得られ、
絆が産まれ、同胞になるの。
魂の同胞になるの。

怖れに向き合って、
自分を冒険者にしてあげて！
胸張って生きれる冒険者にしてあげて！
　
同様に、
身近な誰かも、
それぞれの魂に胸張って誇れるような
冒険者にしてあげて！
　
きっと、それで、人生は、
驚くほど、感動が多く、歓びが多く、
生きることが、
ますます楽しくなっていくはずだから。