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2023年10月10日00:00

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妖怪に用かい?

無気力で勉強もしない、仕事もしない若者たちを【ニート】と呼ぶように久しく経ちますが、
社会問題の一つである事は確かですよね。


「よく田舎の風習が怖いって話を聞いたりするだろ?」
「聞くね。怖い村とかあったりするらしいね」
「俺の大学の宗教学の先生から聞いたんだけど、ある地方の村ではニートは狐憑き扱いされるから、
部屋から叩き出して狭い小屋とかに押し込めて、
外で松葉をガンガン燃やして燻すというのを普通にやってるらしいよ」
「えっ、マジで!?そんな事して大丈夫なの?」
「大半が改心して働き出すらしいので大丈夫だよ。やっぱり民間信仰って凄いよね〜」
これは幽霊なんかより、よほど怖い話ですよね。


夏場と言えば怪談の季節という事になりますが、
今やテレビの心霊系の番組は絶滅危惧種に近いですよね。


フェイク画像や動画の精度が上がったという事が
『心霊映像は全てまやかし』みたいな感じになっている事が原因の一つでしょうが、
幽霊とは別に【妖怪】と呼ばれる者たちもいますよね。


『妖怪は実在する』と仰る人がいるんですが、その根拠というのは
『妖怪というのは、実在する人間の見間違い、勘違いだから』という事なんですね。


例えば西洋の妖怪として有名な【吸血鬼】というのは
【ポルフィリン血症の患者】だという説がありましてね。
ポルフィリン症とはポルフィリン体あるいはその関連物質が、
皮膚、血液、肝臓その他の臓器に蓄積して生じる複数の病気の総称でしてね。
光線過敏を生じる病型では、日光を浴びた後に日焼けを起こすんですね。


また顔や手の甲など光に当たりやすい部位の皮膚は、
軽い刺激でも皮膚に傷が付きやすくなるそうなので、
これが日光を嫌う吸血鬼だと思われたという事なんですね。


日本の妖怪たちも、その手の文献を調べてみると、ひょっとしたら、妖怪でも何でもなく、
『その地域にいた変質者のオジサン』ではないかというのが混じってたりします。


突然裸になり、尻の穴についた目を見せつけてくる妖怪
【尻目(ぬっぽり坊主)】なんという妖怪は、典型的な変質者のオジサンですよね。


『俺の尻をほじって舐めろ』と要求してくる【柿の精】という妖怪も、
かなり変質者のオジサン度が高いですよね。
他にも【風呂場のぞき】とか【股間見せ】なんて妖怪もいたのかもしれませんね。


有名な妖怪である【河童】とか【天狗】なんというのは、
西洋人を見た事がない人が妖怪だと思い込んだという説が有力で、
黒船でお馴染みのペリーを初めて見た人も天狗だと思った人がいたという話ですからね。


他人の家に勝手に来て、ご飯食べて帰るだけの妖怪【ぬらりひょん】は、
ただの認知症のお爺ちゃんである可能性がありますし、
【子泣き爺】も認知症で幼児退行しちゃったお爺ちゃんかもしれないですよね。


事によったら、食べるために川で小豆を洗ってたら
【小豆あらい】なんて名前付けられて妖怪呼ばわりされたオジサンもいたんじゃないですかね。


ある若い男性がお婆ちゃんの命日にお墓参りに行きましてね。
お墓の掃除してる時、独り言で『おばあちゃん、お尻向けて掃除してごめんね〜』って言ったら、
ポケットの中スマホのシリが『気にしないでください』って返事したという話がありますが・・・
最近の電子機器の方が、よほど妖怪っぽいですよね。


微笑亭さん太
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