【↑大好きな壁の前に戻ってこられたわよ】
コバ・ジュンです。
あれは今年、3月の末頃だったでしょうか。まだ肌寒さが残る頃、ボクは趣味のボルダリングにいそしんでおりました。楽しくてしょうがない。週2回、行ければ3回、ホームのジム、または遠征もしたりして、壁登りに夢中になっていたのです。始めてから10ヶ月。5級課題をクリアできるようになり、いよいよ4級へ挑戦を開始!というところでした。
「4級」というのを分かりやすく説明しますと、初心者から中級者レベルへのアップグレード的な課題になります。
その4級トライ中に変な落ち方をし、足首をひねるとともに、肩をもグギッと。その時は「ちょっと痛っ」くらいだったのですが、日が経つにつれ、肩の痛みは段々とひどくなります。その結果、
・電車の吊り革がつかめなくなる
・家の窓(引き戸)を開けられない
・カーテン開けるのすら痛い
・要するに、右肩が上げられなくなった
というひどいことに。調べたら「腱板損傷」という怪我をしてしまったらしいのです。病院には行けませんでしたが(金、ない)、ネットでたくさんのサイトを調査する限り、「断裂」まではいかずとも、確実に「損傷」のレベルに達していたのでした。
閑話休題、
そんな大怪我から3ヶ月が経過した現在。だいぶ痛みも引き、上述の「できなかった動作」ができるようにまで戻りました。まだ多少痛みは残るのですが、ボクのボルダリングの師匠である「萬ちゃん」に聞いてみたところ、「足の移動トレーニングだけでも出来るんちゃうん?トラバースって言うんやで。肩に負担かけんようにな」とのアドバイスをいただきます。
そんな助言をいただいたなら、もう行くしかねえ。ストレスマッハだったこの3ヶ月間、足移動だけでもいい!あの感覚を忘れたくないのだ!おニューのシューズも買ったのに、家の中でしか履けないなんて何事だ!(ボルダリングシューズは基本キツいものを選ぶので、家の中で「足入れ」をして、いつ復帰しても良いようにしていました)
というわけで、6月下旬、ホームジムである横須賀は「県立大学」駅近くのホームジム「forge」へ顔を出してきたのです。
ひとこと。
超楽しかった!やっと戻ってこられた!「機動戦士ガンダム」のランバ・ラルの名ゼリフに例えるなら、
「ふふふ…。この壁、この匂い(チョークの)こそワシの場所よ!」といったところでしょうか。
3ヶ月前、「吊り革をつかめなくなった男」「引き戸が開けられなかった男」「肩より高い位置の食器棚に手が届かなくなった男」が、無事に復帰ができたのです。その嬉しさといったら、ああもう、うまい例えが見つからねえよお…。
6級完登動画
http://kobajun.starfree.jp/ontology6/image4/top_3kagetsuburi_bouldering.mp4
5級完登動画
http://kobajun.starfree.jp/ontology6/image4/top_bouldering230623_01.mp4
あああ、マジ楽しい。体が覚えていた。頭も覚えていた。まだまだ無理はできませんが、ゆっくりゆっくりと戻していき、今度こそ怪我はしないよう、あせらずにガンバっていきますわよ。
ではまた。
http://kobajun.starfree.jp/
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