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2023年06月25日20:58

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湿地にはまって

図書館で予約しておいた「ザリガニの鳴くところ」がきたので、今週は沼ならず湿地にどっぷりはまって読んでいた。去年のアメリカのミステリーNO1作品ということで、読みごたえがあった。映画ももうレンタルDVDで出ているので、近々観てみよう。

しかし地上波のワイドショーでは、なんでアメリカの深海の探索艇の事故を延々とやるかね。亡くなった方には哀悼の意を示すが、言い方は悪いが金持ちの道楽が事故っただけの話であって、アメリカ様のセレブの事故を日本の庶民が延々見させられるというのにはうんざりしてしまうのだ。

もっと地上波で取り上げるべき話はいっぱいあるんじゃないの?
LGBT法が成立したことによって、どれだけ女性の安全が侵害される危険性が出てくるかとか
社会保険料の引き上げや税金の配偶者控除が削られるのは実質の増税なんじゃないかとか
ブリコジンの乱は早々にポシャッたらしいけど、ロシア・ウクライナの情勢とか
大谷の活躍を流しておけばそれでいいって視聴者をとことんバカにした作りは本当に不愉快だ。

もっとも地上波の製作する側に独自のニュースソースで国内海外の情勢を分析するそれだけの能力もないんだろう。一体この国の地上波はどの国の持ち物なんだろうと思わざるを得ないな。

今週の映画は「川っぺりムコリッタ」(監督:萩上直子/出演:松山ケンイチ、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆)を観ました。北陸の小さな町にある小さな工場で働き口を見つけた山田は、社長から紹介された古い安アパート「ハイツムコリッタ」で暮らし始める。人と関わることなく、ひっそりと生きたいと思っていた山田の静かな日常が、隣の部屋に住む島田が「風呂を貸してほしい」と山田を訪ねてきたことから一変する…。

全体を通じて“死”がテーマになっているようで、荻上直子監督のいつもの「かもめ食堂」的なほっこり感がないのが残念。映像とか独特の間とかいいところはあるんだけどな。

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