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2022年12月28日22:53

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自宅で観た映画(ザ・ダーク、少年と犬、ジョーズ)

3本レビュー行きます!

12/26(月)
「ザ・ダーク」The Dark(1978年)
主演 ウィリアム・ディベイン キャシー・リー・クロスビー リチャード・ジャッケル 
監督 ジョン・バッド・カルドス 
U-NEXTで鑑賞。
ロサンゼルスの夜、次々と夜道を歩く人が殺害される事件が続発する。
その事件を追って、バイオレンス作家とニュースキャスターに刑事が犯人を追うが、
その犯人の正体は…
動画配信サイトでもU-NEXTは、映画通には嬉しいマニアックな作品を流してくれるから
嬉しい。
新たに配信されたこの「ザ・ダーク」 
初見は昔、テレビの木曜洋画劇場で見た事がある。それ以来の再見(劇場公開されてる)
懐かしい!と共にこんなマイナー過ぎる作品をよく配信してくれたと感謝したい。
内容は夜の都会に現れる殺人鬼を追うサスペンスものだが、
その殺人鬼の正体が、エイリアン!
コンクリートも壊す怪力で、素手で首チョンパするほどで、おまけに目から光線を出す!
この手のB級SFホラー系の映画好きにたまらない設定。
実は元々は殺人鬼が夜な夜な人を殺すサスペンスものだったらしいが、急遽エイリアン設定に変えたとか。
改めて見て思ったんだが話自体は凄く単調で退屈。
しかし、エイリアンが人を襲うシーンはそれなりに見せてくれるけど…
何と言ってもクライマックスが、予想以上な盛り上がりを見せる。
エイリアンVS警官隊の銃弾と光線が飛び交うバトルシーンは好きで見ごたえあり。
普通の映画好きには評価が低いだろうけど、私みたいなぶっ飛んだボンクラ映画好きには嫌いになれない面白さがある(エイリアンが出てるシーンだけは)
主演のウィリアム・ディベインはよく見る役者(ローリングサンダーは久々に見たいが)、それとこの3本レビューではよく見かけるリチャード・ジャッケル(ガンマー第3号 宇宙大作戦 やコマンド戦略など)も出ている。

12/27(火)
「少年と犬」A Boy and His Dog(1975年)
主演 ドン・ジョンソン 
監督 L・Q・ジョーンズ 
U-NEXTで鑑賞。
2024年の近未来、第四次世界大戦で世界は荒廃し、遺伝子の変化で女性が殆どいなくなってしまった世界。
荒れ果てた世界でサバイバルする少年とテレパシーで会話する犬は、食料と女性を求める旅をしてる中、遂に求めてた女性を発見し、彼女の誘いで地下に築き上げられた文明社会へと行くが…
日本では劇場未公開作品だが、昔からSF映画の雑誌などではよく紹介された作品なんで知ってはいたが未見で、今回が初鑑賞。
75年の古い作品だが、舞台が近未来の2024年でもう再来年の話である。
しかも第四次世界大戦とは…今の世の中が第三次世界大戦みたいなものだけど。
世界が荒廃しての近未来と言えばマッドマックスを思い出すが、この本作はそれ以前の作品で、発想とかが違う視点なのも面白い。
原作のハーラン・エリスンは有名なSF作家で、この映画の原作も有名ではある。
前半は略奪者との戦いがあったりするが、主人公の少年とテレパシーで話す犬との会話はどこかほのぼのする感じもする。
近未来SFにしては主人公のキャラもあってか悲壮感があんまりない印象。
貴重な女性と出会って喜ぶ少年が連れてこられて、地下の管理化社会が何ともおかしくて不気味。
住民全員は何故か顔は白塗りで、そこには食べ物はあるし、若い女性が沢山いる。
しかし、最大の悩み事は男性は精子が無い?性的不能者ばかりで、地上で健康的で若い男性を連れてくることが目的だった。
縛り付けられて無理やりに精子を抜かれまくる主人公の少年(笑)
意外とブラックユーモアのある展開だった。
主人公の少年を演じるのは後に「マイアミ・バイス」で有名になるドン・ジョンソンなんだが、少年といってもこの時は20代だったけど。

12/28(水)
「ジョーズ」Jaws(1975年)
主演 ロイ・シャイダー ロバート・ショウ リチャード・ドレイファス 
監督 スティーヴン・スピルバーグ 
所有のブルーレイで鑑賞。
東海岸の小さな町であるアミティ島。
若い女性が泳いでいると何かに襲われて死体で発見される。
警察署長のブロディは海洋学者のフーパ―を呼んで、原因を調べるとサメであった。
市長に海開きを中止するようにブロディは訴えるが全く信じてもらえず、そして次の犠牲者が…
初見は75年の公開当時、小学3年だった私は父親と弟の3人で難波の劇場で見たのが最初。
この頃はよく洋画好きな父に連れて貰った。
この本作は父の趣味がスキューバダイビングの事もあって、父自身が見たいから連れて貰った感じだった(鑑賞後に酸素ボンベの事とか教えて貰った覚えがある)
映画の面白さというのを本当に感じたのがこの作品で、当時鑑賞した時の驚きは今でも忘れないほど。
テレビの洋画劇場や今回のブルーレイと、もう何回見ただろうか?
スピルバーグ監督の数多い作品の中でも、私にとってはいまだに最高傑作だと思う。
この本作をオールタイムベストにしてもいいほど。
この作品ももう昔から散々語り尽くされた名作ではあるが、
サメ映画の原点というか、これがサメ映画なんだわ。
話の展開からしても、サメじゃなくてもモンスター映画の基本らしい基本が確立された点でも興味深い。
前にもレビューした「激突!」という傑作を監督したスピルバーグだけに、サメの見せ方が本当に上手い。
本当は作り物サメの出来があんまり良くなかったからの苦心の作で、出来るだけサメを見せないようにした演出が逆に恐怖を煽る効果を出してるのが何回見ても見事過ぎる。
内容は、前半はサメに襲われるサスペンス、後半はサメ退治の海洋アドベンチャー
といった二部構成で、これもこの作品の面白さだと思う。
今回見ても約二時間の内容があっという間に早く感じるほど、テンポの良い展開。
何よりも主演のシャイダー、ショウ、ドレイファスの3人のキャラが最高。
3人共、他の作品でも代表作が多い役者なんだけど「ジョーズ」を代表作にしてもいいくらい。
やっぱり、これはキャスティングが見事だと思う。
後半のサメ退治シーンは大好きで、何度見てもワクワクする。
途中で3人が飯食って傷の見せあいをしたり、ショウが原爆を運ぶ極秘任務の軍艦から海に投げ出されて、大勢の仲間がサメに食われていく話をするシーンなんて凄く好き。
何よりもシャイダーが、あの酸素ボンベを使ってのサメを倒すシーンなんて、
最高のサメ退治シーンだと思う。
また思い出したように見るであろう大傑作です。
ちなみに続編は4まであって全作品劇場で鑑賞してるが、
1以外では2は大好きであるが、3と4はイマイチ…
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