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2022年12月24日00:02

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消え去る幽霊

広大な海の中には、いまだに発見されていない不思議な生き物が沢山住んでいると思われますが、
時々その一端が垣間見える事がありますよね。


以前米ハワイ州沖の深海で、
新種とみられる【幽霊のようなタコ】が発見された事がありました。


ハワイ諸島の北西にあるネッカー島の沖合の深海で、
潜水調査艇が偶然、半透明の小さなタコを発見しましてね。
このタコの触腕には、通常二列ある吸盤が一列あるのみで筋肉もなく、
色素細胞が全くないという、見た目はまさに【幽霊】なんですね。


そのタコは、幽霊が主人公のアニメにちなんで
【キャスパー】なんて仇名を付けられたそうですが、
やはり不思議な生き物は存在するんですね。


これ、発見したのが外国人で良かったですよね。
もしも日本人が見つけて研究対象として捕獲したとしたら、
「どうですか。幽霊みたいな外見で、実に珍しいタコでしょう?」
「ええ、確かにそうですね。・・・それはともかく、なぜ水槽の水が三杯酢なんですか?」
食べる気満々だったりしましてね。


「幽霊みたいなタコ〜?あたしさ〜、タコよりイカが好きなんだよね。
イカの足ばっかり食べてるの」
なんて言ってる女子高生は【ゲソの極み乙女】なんでしょうね。


幽霊というのは死んでるわけですから未来永劫存在しているイメージがありますが、
実は幽霊にも【寿命】があるんだそうですね。


日本人の平均寿命は八十歳くらいですが、幽霊の寿命は大体、
四百年から五百年らしいという事なんですね。
その証拠に一六一四年から翌年にかけて行われた【大坂の陣】から四百年以上が経過したため、
最近では大阪城周辺の不思議現象が年々減ってきているそうなんですね。


確かにこれ以前の大昔の霊について、目撃情報があったという話はあまり聞きませんよね。
『夜中に目が覚めたら、縄文人が枕元に立ってた』とか
『テレビ画面から卑弥呼が這い出てきた』なんて話は聞いた事がないですからね。


「マンモスの幽霊が出たんだって?」
「うん、ゾウっとしたよ」
・・・こんなベタなシャレも四百年くらいで寿命を迎えるそうですけどね。


ちなみに怨念が強いほど寿命は長いとされ、
今のところ最強クラスは崇徳天皇で八百年レベルと言われているそうですね。


今から四百年前は江戸時代初期にあたるわけですが、
一五八二年の【本能寺の変】なんかもそうですね。
秀吉の幽霊の寿命が尽きる前に、聞いておきたいですよね。
「信長さんの死後も、その亡骸は長時間温かかったと聞いておりますが、なぜですか?」
「ワシが懐に入れて温めていたからのう」


千利休が切腹を命じられたのも一五九一年ですから、そろそろ寿命がきそうですよね。
「千利休さん、何で切腹させられちゃったんですか?」
「・・・実は、急須で淹れたお茶ではなく【綾鷹】を選んでしもうたために・・・」
歴史に秘められた意外な事実が明らかになるかもしれませんよね。


微笑亭さん太

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