オトなり

サロンを今の古民家に移したのは10年前
駅から3分、住宅街の中にひっそり建つ庭付き平屋を見た瞬間即決した🏚

お隣さんは独り暮らしの90代のお婆ちゃん(小倉の婆ちゃん♪)、なんやかんやと世話を焼いてくれてすぐに仲良しになった

エステルームは小倉の婆ちゃんちの洗濯場？に面していて、勝手口のドアを開け閉めする音、洗濯機の音、外水道を使う音が聞こえる
小倉の婆ちゃんにはお子さんがいないから近所に住む甥っ子さん(70代)がちょくちょく来ては世話をしていた

段々と朝起きる時間が遅くなり、大丈夫かなぁと思っていると勝手口のドアが開く音、洗濯機を回す音
あぁ、良かった、元気だゎと安心した
夕方になると台所で何かを刻む包丁の音…
お腹空いたなぁと思いながら聞いていたっけ

小倉の婆ちゃんが亡くなってもうすぐ1年、
家を相続したのか、甥っ子さん夫婦が越してくることになった
リフォーム前に挨拶にいらしたご夫婦はなんだかざわざわしたけど、私は店舗として使うだけだし深入りはすまいと思った

勝手口の音
力任せに閉めるドアからは聞いたこともないような音がする
洗濯機は毎回途中で異音を発して止まる
その度に奥さんは大きなため息をつく

奥さんの自転車はいつも私道に止めたままで、それを毎回ご主人が怒る
その怒り方が余りにも激しくて耳を塞ぎたくなる
女相手に怒鳴る男が大嫌い

音で解るお隣のアレコレ

なんだかなぁ(T-T)