アリの巣と雨

昨日　関東・甲信越が梅雨入りしました。去年より
８日いずれも早くなっています。順番に梅雨入り
するでしょうね。話しは変わりますが・・・

「アリが巣の穴をふさぐと雨」という言い伝えがあ
あります。湿気で雨を予知して巣が水没しないよう
にするということでしょう。

では　雨が降ったらアリの巣は本当に水没してしまうの
でしょうか？結論から言えば普通の雨では水没しま
せん。基本的にアリは水がすぐ溜まるような場所には

巣を作らない。モハメド・アリでも知ってます(笑)
雨が降ると地面に水が染み込むものの　各部屋の中に
は空気があるため水は入ってきません。また巣の入口

は小さいため簡単には水は入らず　入ったとしても
被害に遭うのは縦穴で　部屋のある横穴までは水が
入らないようになってるようです。

ただし冠水するほどの大雨が降ったら話は別。
水が入るどころか巣が崩れてしまいます。だから穴を
ふさいでどうにかなるものでもないです。もっともそ

れほどの大雨だとアリだけでなく土の中で生活してい
る虫は被害に遭うが…。いずれにせよ　アリも人間も
自然災害には勝てないですね。　

今　日本では外来種のアルゼンチンアリが増殖して
問題になってます。これから　アリが　家の中へ入ったり
甘い誘惑に負けて　アリが集まってくるようです。

そんな　話しもアリってか？(笑)