その１はコッチ。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982435421&owner_id=14436018
作品全体のネタバレだらけなので、
映画や漫画ラストまで知らない人は絶対に閲覧禁止
どこまでやるかは未定。とりあえず今回は
１期２話 です。 ◎は２周目以降での視点。
・四葉の服に「４２８」と書いてある
◎当然ヨツバという意味だが、４＋２＋８をすると１４になる
当初から原作は１４巻で終わることを想定していた…かどうかは知らない
ただ原作者の春場ねぎ先生は、
同じく１４巻で完結した、同じ週刊少年マガジン掲載の
「ラブひな」の大ファンであることは周知の事実である
（「春場ねぎ」は「ネギま！」の主人公「ネギ・スプリングフィールド」が由来）
…という感じで、
五等分の花嫁には他にも数に関する伏線のようなものが大量にあるんですが、
俺はあんましそういう視点での考察は得意じゃないので他所に任せます
ついでに言っとくと花言葉や戦国武将ネタも大量に散りばめられています
検索すると腐るほど出てくるよ
・五月だけメガネをする
他の姉妹も実は目が悪くコンタクトかもしれないと予想できる
→視力が関わるイベントが発生する可能性
・五月「合格すれば良いんです、これであなたの顔を見なくて済みます」
もし本当に風太郎とお互い顔を見ない関係になってしまうと
他の姉妹と見分けてもらえなくなり花嫁候補から外れてしまう危険性
◎この作品の最大の見せ場は結婚式場での五つ子ゲームファイナルであり、
その肝になるのは当然「見分け」である
→見分けてもらうには一緒に過ごした期間（相手に知ってもらう期間）が
ダイレクトに関わるだろうし、
まして「顔を見たくない」という理由で距離を置くのは不利
→しかしラブコメ的には「顔を見たくない」はツンデレ要素でむしろ有利
→このように、メタ視点も含めると簡単に優劣を判断できない場合は多いので、
今後も似たような場合は割愛するかも
・風太郎が出したテストに対し、二乃「あんまり私たちを侮らないでよね」
これは「私たちはあんたが思ってるほどバカじゃないわよ」
…という意味に見せかけて、実際は真逆の
「私たちはあんたが思ってる以上にバカだけど覚悟は良いかしら」
というニュアンスで言ったと思われる
・五つ子全員アホの子であることが、点数付きでハッキリ確定する
これで風太郎と一緒にいる理由が全員平等に与えられたことになる
◎四葉は内心穏やかではない？
・風太郎との心の距離（物理）が描かれるシーン
◎四葉が一番近いのは言うまでもない
◎一花は嘘つきさんなので、距離が一番遠いと見せかけて実は好意的なのかも
◎二乃は気持ちを体現する子なので、ストレートに風太郎が嫌い
五月と三玖の立ち位置は微妙で、原作では逆になっている
・そして最後は三玖が立ち止まって、少し風太郎に振り向く
じつは一番心の距離が近いのは三玖さんかもしれない
・抹茶ソーダ（ぶっちゃけ考察とは 全 然 関 係 な い ）
五等分の花嫁コラボ商品などで抹茶ソーダが売られたりしてるが
抹茶味のソーダってわりと普通で探せばある
（ただし三玖ちゃんの好みに合う甘くないのがあるかは微妙）
俺も普通に駄菓子屋などで見かけたことがあり、飲んだら美味かった
三玖ちゃんは別に変じゃないです。たぶん。
・三玖と風太郎が二人で話してるところに四葉が割り込む
→さらに「英語の宿題全部間違えてましたー」と風太郎に解答用紙を見せ、
また０点を印象付ける
四葉に意図があるのかないのか正直ハッキリしない、どうとでも取れる
◎風太郎に家庭教師を辞めてほしくないため、
０点を再度印象付けて、引き留めようとしている可能性は高い
・四葉「朝は逃げちゃってすみませんでした」
◎姉妹に対して負い目があるので、
姉妹全員が家庭教師を求めていないなら、それに合わせないと…
・四葉「一花も勉強見てもらおうよ」
→一花「うーん、パスかな、私たちほら、バカだし」
◎風太郎が家庭教師でなくなる不安を感じた四葉が一花を遠回しに説得
◎また四葉は、一花が風太郎のことを覚えてないのか探っているとも考えられる
◎四葉が勉強する意思を見せているにも関わらず一花は及び腰
→転校前にあった出来事を考えると、
例え四葉本人が前向きでも簡単に賛成はできない、
しかも、まともな家庭教師ならともかく相手は同学年、
リアルなら考え直したくなるのは当然
例え一花が個人的に風太郎に好意を抱いていても、
姉妹を巻き込む家庭教師となれば話は別である
…おそらく他の姉妹も、そういった複雑な感情が絡み合っているはず
・一花「高校生活、勉強だけってどうなの、
もっと青春エンジョイしようよ、恋とか」
この発言から一花は、仮に風太郎と仲を深めるとしても
その方法に勉強を利用する気はないことが伺える
（そら普通の高校生の多くがそうだと思う）
しかし勉強もテーマであるこの作品で、その考え方は間違いなく不利
◎しかし後に、この発言をひっくり返す点数を一花は叩き出すことになる、
そこが一花の凄いところ
・四葉「恋愛したくても相手がいないんですけどね」
◎何気なく言ってるが、ストーリーの分岐点レベルで重要な発言
ここから歯車が狂い出したと言っても過言じゃない
四葉の闇は計り知れない
・四葉に好きな男子はできたかと聞かれ三玖が赤面する
◎まだ相手が風太郎だと確信できないにしても、四葉は気が気じゃない
・三玖「す… す… 陶晴賢」
告白ちゃうんかーい、とベタなツッコミ入れて流してしまいそうになるが、
戦国武将好きという秘密を風太郎にバラしてる時点で、
普通に風太郎に好意を持っていることが伺える
その後も頻繁に、風太郎の前で赤面を繰り返す
・風太郎「変じゃない、自分が好きになったものを信じろよ」
◎そして三玖は、好きになった風太郎のことを信じるようになる
この発言の責任は重いぞ風太郎
・戦国武将の話で盛り上がった後、
「次の家庭教師の内容は日本史を中心にしよう、三玖、受けてくれるか」
という風太郎の問いに対して、
おそらく三玖は「うん！」と即答しかけたが、途中で躊躇い、
赤面しながら少し暗い表情で「そこまで言うなら、いいよ」と言い直した
→少なくとも、この瞬間は明らかに風太郎を意識しており、
また恋愛に対して臆病になっていることが分かる
◎気持ちを素直に伝えたくても自信が無くてできない三玖の葛藤が、
ここから描かれ始める
・三玖「鼻水なんて入ってないよ、なんちゃって」
このやり取りに風太郎は対応できず、結果
三玖は「やっぱ教わることなさそう」と帰っていく
→もし風太郎が対応できていたら、
三玖はさらに風太郎と距離を縮めようと決意していたのかもしれない
◎テストで一番になったら、美味しいパンが焼けたら、
そうやって先延ばしにしてきた自分を酷く後悔する三玖の姿が、
後々描かれることになる
→その後悔は、抹茶ソーダを渡して運を天に任せようとした、
ここから始まったのではないか？
・なぜ「抹茶ソーダ」だったのか
おそらく普段から抹茶ソーダは変だと言われていたんでしょう
でも三玖にとって大好物で、共有できる相手がずっと欲しかった
そして「自分が好きになったものを信じろよ」と言ってくれる相手に出会えた
だから感謝の気持ちも込めて、自分の好きなものを共有したいと思ったけど
◎風太郎は「誠実に向き合って」くれなかった
…正直、ここは三玖さんの要求が高すぎるのも原因かなぁと思ったり。
・四葉のドッペルゲンガー
◎そういや四葉って昔、
一花に自分の真似されたのがトラウマでリボンつけたはずやけど
（んで、そのことは姉妹に言ってないはず）
この高校の時点では自分の真似されるのどう思ってるんやろな？
うさぎリボンって一番目立つ（一番個性が出る）一方で、
一番真似しやすい風にも描かれてるのが絶妙やなぁと思う
深読みやけど、四葉は普段から姉妹にリボンで真似されて、
姉妹にとっては仲のいい戯れかもしれんけど
（中には一花みたいに自分の変装を頼む子もいるくらいやし）、
でも四葉はアイデンティティをズタズタにされてたんちゃうかな…
→だからラストでリボン取ったんじゃねーの？
五つ子皆がお互いに変装したりされたりするのが好きって思い込ませるミスリードが
この作品では一番デカい仕掛けかもしれんね…
↓ということは？
◎作中で「四葉は変装が下手くそ」というイメージが強いが、
それは「四葉は他の姉妹の変装をするのが嫌」という感情が起因であり、
演技自体は上手い（文化祭で明かされる）ことと矛盾しない
↓ということは？
◎鐘キスのときも五月の変装をするのは相当後ろめたかったはず
五月にかなり申し訳ないと思っていたのではないか？
ここで、俺が以前日記に書いた「スクランブルエッグ回」の考察が登場するわけで
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982443675&owner_id=14436018
この日記で書いたことを要約すると、
「四葉の鐘キスは五月とグルで行われていた」
つまり五月が自分の変装しながら風太郎にキスしてもいいよ、と許可をくれたから
四葉は鐘キスを実行できた、となるわけです
五月の許可がなければ、しなかったかもしれません
あくまで俺の考察やから鵜呑みにすんなよ
１期２話に戻ります
・三玖を追いかける風太郎、それを目撃する二乃
◎私の三玖に何してんだゴルァ！
・暑さのため、三玖が風太郎の前でタイツをおもむろに脱ぐ
三玖は自分に自信がない、つまり自分の身体に魅力がないと思っているので、
風太郎がいても気にせずに脱ぐ …凄く魅力的なのにね。
◎後に、三玖が水着姿で風太郎を誘惑する姿が描かれる。自信の表れ。
・四葉がスマホで鼻水茶の逸話を調べてくれる
→普通に本を読み漁って調べた、という展開にすれば良いはずが、
わざわざ間に「四葉」を挟むのには意味があるはず
◎四葉は、このとき三玖と風太郎が接近しているとほぼ確信する
→でも三玖に風太郎への恋心があるかはまだ分からない
（以前の三玖が赤面した対象が、風太郎であるとはまだ確定できない、
というか、そうであってほしくない、という願望）
・あまり本筋の考察と関係ない気もするけど、
三玖の「私が武将好きって四葉に話したの？」という風太郎への問いかけについて
◎四葉は三玖と友達として一番仲良さそうだし、
武将好きなのは以前から案外バレてんじゃね？
→四葉って勘も鋭いし。
・三玖「五人の中で、私が一番落ちこぼれだから」
→成績のことではない、
おそらく、素直に気持ちを伝えられない、
「いつも自分に自信が無いこと」を指しての「落ちこぼれ」
◎三玖が原因で転校してきたから「私が一番落ちこぼれ」と言ってるのではないか？、
というミスリードにもなっている
・風太郎「お前たちには五人揃って笑顔で卒業してもらう」
◎この作品において「卒業」というワードは
「五つ子ゲームファイナル」のことを暗示していることが多い
・風太郎「絶対にできっこない、そう思っていた、今日までは。
だが三玖の言葉を聞いて自信がついたぜ」
その三玖の言葉とは
「私程度にできること、他の四人にもできるに決まってる、五つ子だもん」
私に自信がないからこの言葉が出たのに、風太郎はそれで自信がついた…？
→このとき三玖は、例え自分に自信がなくても、
誰かに自信を与える言葉、
少なくとも風太郎の後押しをする言葉くらいなら、
自分にも出せるのではないか、と考え始める
◎風太郎が「誠実に向き合って」くれた結果である
◎そして次の３話で、三玖は風太郎に、
誠実に向き合えば二乃も分かってくれる、というアドバイスを与えることになる
・風太郎「五つ子だから三玖にできることは他の四人にもできる、
言い換えれば、他の四人にできることは、三玖にもできるということだ」
◎成績UPや高校卒業を指してのセリフだが、メタ視点で解釈すると
「三玖にも他の四人にも花嫁になるチャンスがある」
・三玖と風太郎の距離が縮まっていくタイミングで、
四葉が公園にいる姿が一瞬だけ映し出され、どこか暗い顔をしている
◎四葉が公園にいるときは、落ち込んでいるとき
→もし三玖が風太郎に恋心を抱いている場合は「決心」しないといけない
・その直後、三玖が風太郎に対して
「なにそれ、屁理屈、本当に 五つ子を過信しすぎ」
◎五人全員が笑って「卒業」なんてできるわけがない
・風太郎と四葉のもとに三玖が現れる
「風太郎のせいで考えちゃった、ほんのちょっとだけ、
私にもできるんじゃないか…って、
だから、
責任、取ってよね」
てなわけで、１期２話のメモはここまで。
メモその３
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982458376&owner_id=14436018
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