mixiユーザー(id:8290003)

2022年05月21日19:25

371 view

オーディオは自己満足ではありません(笑)

ある方のBlogに以下のようなことが書かれていて、よくオーディオは結局好みと締めくくられています。



「ハイエンドの製品使ってるオーディオ人になってくほど調音パネルとか使ってる人が目に付くけどニコニコ



拡散と吸音両方だったりの機能みたいでベストも結局本人の自己満足なんだろうか」

https://ameblo.jp/sweetkitigai/entry-12743916962.html


そういう考え方に異を唱えるつもりはありませんが、音響ホール設計、PA機器やハイエンド機器開発のメーカー技術者、音楽ソフト製作に関わる方などとは異なったお考えと思います。



というのも、これまでうちにはプロ音響では、坂本龍一さんや中島みゆきさんのコンサートツアーで必ず呼ばれるPAエンジニアなどのプロがモニタールームなどで使う、Mayer社のパワードモニタースピーカーとスタジオ用USB-DAC持参で。



ラインアレイスピーカー MeyerSound
https://artwiz.jp/meyersound/submn-line-array.html

フォト

フォト



ベルリン・フィルなどのデジタル配信用に導入された、192KHz/24bitのデジタル信号のままコントロールできるデジタルコンソールの設計者の方。



民生用オーディオやオーディオアクセサリーを出しているアコースティックリバイブ、DELA、SPEC、ASKAなどの社長さんなど。



プロのボーカル、コーラス、ベーシスト、DJの方などが聴きに来られています。



どなたからも違和感をいわれたことはなく、むしろルームチューンも含めて、それぞれの耳に到達する音楽、演奏、歌を好意的にすら評価いただいています。



作詞家で神戸、京都の自宅の2箇所でハイエンドオーディオ使いの松本隆先生は音の良さとは「解像度」と言われ、ステサンの傅先生や和田先生が、豊かな音場、空気感によって、壁から天井、床も取り払われて、まるでミュージシャンと同じ、ステージ?空間を共にしている感覚と書かれていることはとてもわかります。



良い音響は普遍的で、少なくとも、優秀なプロによる生演奏、選びぬかれた世界の名器クラスの楽器、それを最高の音質に仕上げる調律師や楽器を調整される楽器職人、音響のよい音楽ホールなどのそれぞれの良さ、そうしてマスタリングルームの音響、今の最先端のPA機器なりハイエンドオーディオでどこまで出せるのかがわかっている人たちなら、例えばうちの音がいい音、良い音響かどうか瞬時にわかるからです。



機器や接続するケーブル、パネルなどのルームチューングッズは手段でしかないです。



この使い手、アドバイスもアコリバの石黒社長のように、ミュージシャンや音響の現場から頼りにされて、コンサートやレコーディングのお手伝いから、機器の提供、自身のレーベルで出した音楽ソフトが音質賞など音響マルチタスクといった凄腕の凄腕がおられます。



ただ、到達までは生半可ではなく、楽器や空間まで意識したたくさんの生演奏を聴いた経験。



遠回り、迂回も含めた(笑)膨大なオーディオの試行錯誤。



音楽ホールも含めた設計方法の勉強や一部実践。



響きが豊かで、残響がよい部屋とそうでない部屋(和室であることが多い)での音楽の聴こえ方の違いなど大量の経験と実践を積まないと至らないとまだ途上と思う自分は思います。



そうすればルームチューンは虚像や解像度が落ちるのを避ける意味で拡散を基本に、部屋のコーナーや一次反射部分、リスニングポジション前後のセンターにだけは吸音も入れた配慮をすることがあることなどが、実験からわかります。



要は貪欲に、うちの音はさらによくなるはずだと、時に貸出試聴から、オーディオ仲間どおしでの持ち寄り試聴。



セッティングからルームチューン、フットやケーブルのあれこれを複数でスピーディーに試して、耳で確認していくしかありません。



もうオーディオ雑誌の評論家評は傅先生などの一部。

オーディオ掲示板やレビューも見なくなりました。

自分の今耳で聴いて感じたのを基本にしています。



こういうことを苦にならずに行えて、ある程度のレベル以上のオーディオ環境を揃えられるのでないと、うちに来られた著名DJが、「ハイエンドオーディオを使っているというお宅をいろいろ行かせてもらったが、こういう音(うちの音響)を出せているうちは10%もなかった。」という、道具(包丁)は一流なのに、肝心の使い方(包丁の入れ方、切り方)が出来ない、知らないために道具の良さが出せないことになってしまうと思います。



信州ラーメン四天王と一人とされる長野市内のゆいが総本店で、会長が5日連続で、トンコツ祭りで毎日日帰り限定豚骨ラーメンを作られています。熊本ラーメンといったご当地。東京のホームラン軒や明日は吉村家の家系リスペクトラーメン。



何が凄いのかというと、そういう名店などを今でも食べ歩いて研究していて、匂いや味、見た目などから、そのスープの原材料、調味料の種別までの設計図を描けることです。

これは相当な出汁や麺、醤油など調味料の研究をしないと出来ないことで、舌の良さのみならず、数多い努力と経験がないと無理ですね。

自分で出汁から作ることなんて端から諦めています。食べ歩いて自分なりの理想のラーメンを追い求めるしかないですね(笑)。



オーディオもラーメン四天王も場数ですね。
6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する