13年
日本
監督:緒方貴臣
主演:伊澤恵美子
95分
二人の幼児を抱えたまま夫に別れを告げられた女性。
経済的苦難から生活は荒れていき、夜の仕事を始めてからは段々と家事も育児も疎かになっていく。そして、遂に彼女は子供たちに残酷な運命を強いるのだった。
2010年に起こった『大阪2児餓死事件』を元に映画化した問題作。
ずっと観ようとは思っていたけど、怖くて保留にしてました。
いや、しかし、コレは・・・シンドイ映画でしたね。
後半の展開はフィクション強めなんですが、救いは一切ないです。
それでも現実の事件が酷すぎてマシに見えてしまうから、その感覚がもう恐ろしい。
こんなことが現実に起こっているなんて信じたくないけど、それがリアル。
去年も置き去りにされた三歳児が餓死したし(母親は彼氏と旅行中)ホント、ネグレクトって最低最悪です。
本作は児童虐待防止全国ネットワークが運営する『オレンジリボン運動』の推薦映画だそうです。つまり、観る価値はあります。
もう二度と、観たくはないですが。
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