インパクトはあるのだが・・・。

呟きだと文字オーバーしそうなのでこちらに一筆。

とある番組で高校生がある質問に対する回答が物議をかもしている。

概要説明の為にその話題をを取り扱ったYouTubeチャンネルを貼っておく。


日本の高校生が「もし日本で戦争が起きたら？」という質問に対して「植民地になってもいい」と回答している画像がTwitterで発信され火を噴いている。
確かにこれだけを見ると、流石に声を上げざるを得ない。
それマジで言っているのか、と。
植民地にされてもこれまで通りまっとうな生活を送れると本気で思っているのだろうか、と。
そして怖いのが、戦争がテレビの中の出来事という考えが割と浸透して自分たちは何があっても戦争に巻き込まれないと変な錯覚をしている事。
俺らはカカポか！！ってこの場で叫ばせてくれ。

但しこのツイートによる騒動も引っかかる事が有ってね。
この画像の元になる番組、アベマTVでやっていた千原ジュニアのKODって番組なんだけど。
これ、既に終わってる番組なんだよね。
調べると2018年の8月に終戦の日にちなんだテーマで放送していたそうで、問題の画像の他には終戦記念日を若者は答えられないなどの絵が有ったそうだ。

アメリカ・イギリス・台湾などの海外メディアが中国の台湾進攻に向けての動きを注視している昨今、日本でも阿部元総理の中国に対するけん制の発言が出ていてる。
台湾政府は台湾政府でそのルーツが大戦後の中国の覇権争いで共産党に敗れたグループが立ち上げたものだからもろ手を挙げて信用するのは危険があるが、それでも日本との親交はある訳だし、地理的にも台湾がやられたら沖縄・九州が中国に攻め込まれるのも現実味を帯びてくる。
そう言った情勢を踏まえて市民の危機意識を刺激するためにひょっこり浮かび上がった話なのならまだいいのだが、なぜ今更なこの画像が話題に上がったのか不思議でならない。