尿管結石で救急搬送

15日深夜、下の子と一緒に寝てたら背中に激痛で目が醒める。
寝違えたか？背中を？と思ってたらどんどん痛み酷くなり範囲も腹部まで広がる。待てども持おさまる気配なし。さらに痛み強くなる。

あまりに痛くて大の大人が七転八倒のたうち回るレベル、血圧150オーバー。更に吐き気まで出てきてもうこれは耐えられない。本当に辛い。

寝ても座ってもどんな体勢でも辛いので1時間半くらい家の中をぐるぐる無意味に歩き回った挙句これはヤバい、もう耐えられない、最悪の場合　腹部大動脈解離もあり得る！？と思うに至り熟睡している妻を起こして救急車要請。

搬送されてる時も痛みで気を失いそうになる。

医療センターで色々検査してもらう間も痛み続き脂汗ダラダラ。頻呼吸で手足の抹消が震える。看護師さんが背中とかさすってくれてありがたかった。

CT、エコー、血液検査とって結果的には大動脈解離じゃなくて尿管血石。
CT画像で腎臓から膀胱の途中に5mmくらいの白い影がバッチリ写ってました。
さらにその石があるせいで腎臓と膀胱の交通が悪くなり腎臓が腫れている、つまり水腎症を起こしてる、との診断でした。

命の別状なくてよかったけど、とにかく人生最悪レベルの痛み、それが持続する。
点滴から鎮痛剤入れてるのに全く効きやしない。辛い。


結果的に結石で救急要請は不適切利用か！？とやや自分を恥じたりもしたが、当直の看護師さん（天使に見えた）からは「◯◯さん、この当直で3人目ですよ〜結石で搬送されたの」と教えられ、あー自分だけじゃないんだよかったと妙に安心する。

さらに「尿路結石は三大激痛の一つなんですから、無理もないですよ！全然救急車呼んでもらって正解です」と言われマジ天使。

なお、当直の先生からは、辛いでしょうけど、命の危険はないので落ち着いたら帰ってもらっていいので朝イチで近隣の泌尿器科さんに行って診てもらってくださいねー紹介状書いときます。と早朝家に返されました。

6時　自宅へ戻る。
近隣の泌尿器科が開く9時までの数時間家で待つ時間がまた激痛に耐えなくちゃならなくて地獄。

9時　近隣の泌尿器へ。
激痛で待合室でもう座ってられない、吐き気もヤバい、とのことで家人が受付に状況を申し出てくれて急遽病棟のベッドを使わせてもらうことに。歩けないので車椅子乗せてもらう。

点滴、鎮痛剤。そして若い看護師さんに坐薬いれてもらう。
それでも激痛おさまらないので看護師さんが背中をさすりに来てくれる。天使。

痛み少し落ち着く、また発作のように激痛の繰り返し。

結局、外来扱いなのにその日の診療時間いっぱいまで人工透析フロアのベッドを1つ丸々占有し、痛み止めや排石を促す薬を処方してもらって帰宅。（やはり入院にはならない）

帰宅後、少し痛みが小康したので寝不足と疲労もあり睡眠。
夜、突然激痛ぶり返し、家人に背中をさすってもらったりまた地獄を味わう。

16日、石が膀胱に移動してくれたのか背中の痛み（つまり腎臓が腫れた痛み）は消失。
36時間ぶりくらいに固形物が食べられる。

ナウここ。

あとは最後の関門、尿道通過が待っています。
やだなーその時もも痛いみたいですよ。

シュウ酸を含む食べ物に注意、コーヒーも飲みすぎない方がいいようです。
今後の生活に注意。
もうこんな痛みは味わいたくないマジで。

ストレスも大変関わりがありそうなんですけど、それはもう宝くじ当てて仕事辞めるしか解決しないような気もする。


長くなりましたが、初めて救急搬送されました。
尿路結石はマジで辛いですから皆様も覚悟しておいてください。
40代からの男性は特に、可能性ありますよ。

（特にオチはありません）