今回は久住昌之原作・水沢悦子作画で秋田書店発行の「花のズボラ飯」から。
単行本3巻に登場するセリ蕎麦を作ります。
以下、漫画の画像は同作品から引用。
ある晴れた日に散歩をしていると、セリを販売しているおばあさんを見つけた主人公・花。
セリを使った簡単で美味しい料理であるセリ蕎麦の作り方を教えてもらい、セリを一束購入して帰ります。
そして夕食にセリ蕎麦を作る、というのが今回のお話。
この描写から分かるのは、
・蕎麦は乾麺を使用
・セリは一束使う
さあ、作りましょう。
まずはセリを洗って切って。
蕎麦を茹でます。
今回私が使ったのは300gで400円するちょいとお高い二八蕎麦。
こういうとき、インダクションレンジのタイマー機能は便利だなあ、と思います。
茹であがったら水で締めます。
で、温めた麺つゆ。
これはうちの漫画飯でおなじみの「100%国産の有機大豆(以下略)」醤油にこだわりの天然だし&有機砂糖を使用したという、なんとも風味豊かなつゆの素を使いました。
加熱中の鍋に蕎麦を入れて、
セリも入れて、
蓋をして少々待つ。
うちの鍋は無水調理にピッタリな鍋、すなわち蓋がシッカリ閉まる鍋なので、セリや蕎麦の香りを逃がさない・・・と思います。
さあ、蓋をあけると。
おお、香りがたまらん。
丼に移して完成。
さあ、実食。
こんなに大量にセリを入れて青臭いんじゃなかろうか・・・?なんて思いながら食べたのですが、そんなこと全くなし。
セリの香りと食感が蕎麦とも麺つゆとも良く合う。
さて、作品ではこれにさらに海苔を加えるので、
私も同じように。
お、海苔も相性バッチリだ。
作品ではさらにさらにワサビも加えるので、
私も同じように。
ああ、これまた美味しい。
作品ではこれ以上手を加えないのですが、さらに手を加えてしまうのが私の愚かなところでして。
天かすを加えてみました。
これは味が賑やかになり過ぎました。
これはなんというか・・・学生時代の仲の良かった友人数名で静かに上品に楽しく飲み食いしているところに、かつてのヤンキー同級生がズカズカ入ってきてヒャッハー!な空気になったような、それに近い感じでしょうか。
何事も手を加えすぎてはいけませんな。
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