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2021年11月07日21:28

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穴があったら入りたい

『穴があったら入りたい』

取り返しのつかないような大きな失敗を、
ある時してしまったとします。

その時心の中に起こるのは、
誰にも合わせる顔がない、という、
辛くて耐えられない程の、
恥ずかしい感情かもしれません。

穴があったら入りたい、という慣用句は、
おそらくそのような心情を表現しています。

信用してくれていた人たちが、
信用してくれなくなるとしたら、
それは、辛い痛みです。

今まで好意的に思ってくれていた人たちが、
手のひらを返したように、
冷たくなるのかもしれません。

あるいは、笑い者にされ、
露骨にからかわれ、誹謗中傷を受ける、
という事があるかもしれません。

そういう事を正面から受け止められるほど、
誰もが強い心を持っている訳では、
ありません。

そんな状況が自分に作られれば、
全ての人との関係を断ち切って、
どこかへ姿をくらませたいと思います。

しかし、逃げる場所がどこにも思いつかず、
心を塞がせながら現状を耐え忍び、
もう生きている甲斐がないと、
死のうとする人さえいるかもしれません。

今ある人とのつながりをすべて切り離し、
今の住まいとは全く別なところへ行って、
新しく人生をやり直すことが出来れば、
解決できるという事があるかもしれません。

しかし、それが出来ない現実に直面して、
今ある生活の中でもがき苦しむ、
という事が、おそらく大半です。

そこで、ひとつ解決の道がある事を、
お伝えしたいと思います。

それは、自分自身が、
「この世」を意識し過ぎないという事です。

誰かが自分を笑い者にしたり、非難したり、
軽んじようとする、という事は、
「この世」という、はかない枠組みの中で、
起こっている事に過ぎません。

しかし、永遠なる神様に心を向けて、
神様とのつながりの中で生きるのなら、
「この世」のことなんて、ちっぽけです。

そして、神様とのつながりについて、
誰かと共有することが出来るのなら、
誰が自分をどう評価しようと、
それは世の中の小さな一部分にすぎない、
という受け止め方ができます。

神の価値観はすべての人に開かれています。

いつも聞いて下さり、
ありがとうございます。

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