『投げ銭ビジネスについて』
ネットのライブ配信というものを、
昨今、良く見かけるようになりました。
この頃は、ライブ配信をしている人たちに、
投げ銭をして応援できる、
というシステムが流行っているようです。
ライブ配信をする人たちに、
夢中になって応援する人たちが増え、
投げ銭ビジネスという、
一つのビジネスモデルが確立しています。
投げ銭ビジネスが流行している背景には、
やはりコロナ禍が影響していると、
この社会現象を解説したテレビ番組の中で、
紹介されていました。
人と人との接触が制限される中で、
魅力ある誰かとのつながりが欲しいために、
投げ銭ライブに夢中になる、
という人が多いようです。
この、投げ銭ビジネスというものを、
理解する糸口として、
ひとつ思い出されることがあります。
それは、私が90年代に利用していた、
パソコン通信というものです。
不特定多数の人が閲覧できる掲示板に、
自由に書き込み、面識のない様々な人と、
文字を使ってやり取りができるというのは、
私にとって、とても刺激的でした。
投げ銭のような事はありませんでしたが、
電話回線を使った通信でしたし、
今のような価格競争のない時代でしたから、
通話料は、それなりにかかりました。
そんなパソコン通信に夢中になったのは、
人とのつながりが欲しかったからです。
投げ銭ビジネスに夢中になる人と、
その意味で、気持ちは同じかもしれません。
ところで、「つながり」という事について、
いつも思う事があります。
誰かとのつながりが欲しいために、
心が不健全な形で働いて、
依存症となり、お金の浪費を引き起こす、
という事は、しばしば起こる事のようです。
そのための予防線を張る一番の方法は、
神様とのつながりを作る事だと、
私は自分の経験から、思います。
どんなに孤独でも、
神様が共にいるなら大丈夫、
という事を確信することが出来ます。
そして、その確信があるだけで、
様々な人との、健康的なつながりが、
不思議なことに、作られるのです。
毎週、教会に集うというのは、
誰かとのつながりを作る、最善の方法です。
いつも聞いて下さり、
ありがとうございます。
ログインしてコメントを確認・投稿する