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2021年10月04日17:24

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東京都現代美術館 横尾忠則展

過日、清澄白河を散策。

レトロなアパート「清須寮」

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「清須寮」を曲がった路地には、ブルワリーやオシャレな雑貨屋さんがあります。

メイン通りの、深川資料館通り商店街では「かかしコンクール」(9/26終了)

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「かかしコンクール」金賞作品



商店街を抜けて、東京都現代美術館へ

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「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」

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1960年代のグラフィックデザインから現在進行中の絵画まで、500点以上の作品に圧倒されます!!

(作品はすべて撮影不可 画像はネット借用)

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作品は、ほぼ、古今東西の作品の模倣、引用から、横尾ワールドに換骨奪胎して制作されています。

その作品のどれにも「横尾忠則」が現われ、横尾氏のナルシシズムに辟易してグッタリしました(そこが横尾忠則の魅力でもあります…)。


そんな中で、「滝のインスタレーション」は鏡を使ったインスタレーションでは出色の出来だと思います。

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モザイクタイルのように見えるのは、全て一枚一枚の「滝」の絵葉書

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床、壁面、天井が鏡張りになっており、絶妙な配置で宇宙的無限性を体験




同時に開催している、東京都現代美術館コレクション


横尾忠則の原色、ナルシシズムダダ漏れな絵画から、一転、静謐で緊張感漂う「マーク・マンダース 保管と展示」へ。
(写真撮影可)

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「マインド・スタディ」2011年

会場入口、張りつめたフォルムにドキッとする

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「4つの黄色い縦のコンポジション」2019年

カンボジアの廃墟となった寺院の仏頭のよう…
彩色されたブロンズです

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「未完成の土の頭部」2014年

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「執拗な不在を提供するために作られ、放置された部屋」 2010年

透明なシートに包まれた犬
不穏な空気…

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「椅子の上の乾いた像」2015年

乾いた塑像のようですが、これもブロンズに彩色との解説
矩形の木材を土台に粘土で胸像の原型を作ったようにみえるが…
胴体に木材を詰め込んだようにも見える

いずれにせよ、永遠に椅子に腰掛けることはできない





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蜷川実花 写真作品


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大岩オスカール 作品


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宮島達男 
「それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く」 1998年


横尾忠則展、500点以上の作品があるため一点一点見て回ると相当な時間がかかります。

コンセプト毎にゾーニングされているので、気に入ったら再訪してじっくり観たいですね。

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